メッセージ仕様の準備

「メッセージ仕様」はメッセージの送信者と受信者を指定するために使用され、ここでは、情報の対象となる期間やレポートのステータス(オリジナル、修正、補足データなど)を含む、送信されるメッセージの詳細を入力します。

メッセージ仕様を準備するには:

  1. ホーム・ページで、「CbCR」「ファイリング」の順にクリックします。
  2. 「メッセージ仕様」を選択します。
    「メッセージ仕様」画面
  3. レポートのPOVを選択します。
  4. 送信エンティティ識別番号に、送信エンティティの識別番号を入力します。
  5. 送信国で、レポートの送信元の国または管轄の名前を選択します。選択できる国は1つのみです。
  6. 受信国で、レポートの送信先の受信国または管轄の名前を選択します。レポートに記載されている、エンティティが存在する各管轄を選択する必要があります。

    注:

    10を超える国を入力する必要がある場合は、必要な数にあわせてメタデータを更新する必要があります。
  7. 「メッセージ・タイプ」で、使用可能な唯一のタイプとして「CBC」を選択します。
  8. 「言語」で、レポートの準備に使用された言語を選択します。言語は、送信管轄の現地の法律によって決まります。
  9. オプション: 「情報の使用に関する制限を表すフリーテキスト」に、レポートの作成やコンテンツに関する状況を明らかにするために適用できる自由形式の警告や考慮事項を入力します。
  10. 「データの処理に関与/関係する者の連絡先」に、地域の税務当局からレポートに関する質問があった場合に備えて、メッセージの送信者の完全な連絡先情報を入力します。
  11. 「このメッセージの送信者の一意のIDに、送信者によって作成されたレポートの一意のIDを入力します。
  12. 「送信されるメッセージのタイプ」で、ドロップダウン・リストから該当するテキストを選択します。
    • メッセージには新しい情報が含まれている。
    • メッセージには以前送信した情報の修正が含まれている。
  13. オプション: 「修正の必要のある送信者の一意の識別子」に、修正メッセージ参照IDを入力します。

    注:

    ドキュメント参照IDはスペースおよび時間で一意であるため、この要素はドキュメント仕様レベルではCbCレポートに使用されません。
  14. 「レポート期間」に、レポート期間(会計年度など)の最終日を入力します。各自のロケールのフォーマットで日付を入力できますが、XMLファイルの作成時に日付が必要な日付フォーマット(YYYY-MM-DD)に自動的に変換されます

    注:

    レポート期間の長さが完全な12か月間でない場合は、「警告」にコメントを入力して、その理由を説明してください。
  15. 「保存」をクリックします。
  16. 「アクション」「ビジネス・ルール」を選択し、次の両方のビジネス・ルールを実行します。
    • Consolidate_CbCR
    • Translate_CbCR