承認ユニットのステータスの変更

承認ユニットのステータスは、確認者が別の確認者にデータを転送するたびに変更されます。承認ユニットのステータスは、確認者が別の確認者にデータを転送するために実行するアクションに基づいて割り当てられます。

注:

親の承認ユニットのステータスを変更する場合、子が除外されているかまたはすでに承認されている場合を除き、変更する承認ユニットのすべての子も変更されます。

サービス管理者、パワー・ユーザー、および所有者または管理者として割り当てられているユーザーは承認アクションを実行できます。また、サービス管理者は、移動パス内に含まれているかどうかにかかわらず、すべての承認アクションを実行できます。

承認ユニットのステータスを変更するには:

  1. ホーム・ページで、「承認」をクリックします。
  2. 承認ユニットを選択します。
  3. 「アクション」で、アクションを選択します。
    • 作成: 選択されたすべての承認ユニット(すべての子孫を含む)の所有権を、階層でその承認ユニットに定義された最初の所有者に変更します。

    • 開始: 承認プロセスを開始します。このアクションは「ツリー・ビュー」で使用可能です。

    • 上位へ移動: 確認のため、承認ユニットを別のユーザーに渡します。このアクションでは、初めて承認ユニットの所有権が割り当てられ、次回からは承認ユニットの所有権がある確認者から別の確認者へと転送されます。「上位へ移動」により、現在の所有者による暗黙のサインオフが行われ、承認ユニットのステータスが「レビュー中」に変更されます。

    • 除外: 承認プロセスから承認ユニットを除外します。このアクションは「ツリー・ビュー」で使用可能です。

    • 拒否: 承認ユニットが前の所有者による追加作業を必要とすることを示します。「拒否」では、通常、前の所有者による別の繰返しの作成が必要となります。デフォルトでは、「拒否」によって承認ユニットの所有権が直前の所有者に戻りますが、次の所有者を選択できます。「拒否」により、ステータスは「未サインオフ」に変更されます。

    • 承認: 承認ユニットを承認し、そのステータスを「承認済」に変更します。

    • 所有権の取得: 承認ユニットおよび選択した親ユニットの下位ユニットの所有者になります。現在のユーザー、および階層の現在の承認ユニット所有者より上位のユーザーが使用可能です。

    • 委任: 移動パスに含まれているかどうかに関係なくユーザーに所有権を渡します。委任されたユーザーは、承認ユニットを移動、却下、サインオフまたは作成できます。委任されたユーザーは作業終了後に「上位へ移動」を選択して、委任を選択したユーザーにプロセス単位を戻すことができます。また、「却下」を選択して、プロセス単位を移動パスの前のユーザーに戻すこともできます。このアクションは、「レビュー中」、「サインオフ」または「未サインオフ」ステータスのエンティティでのみ許可されます。委任により、プロセス単位のステータスは「レビュー中」に変更されます。

    • サインオフ: 承認ユニットをサインオフします。「サインオフ」では承認ユニットの所有権は転送されませんが、状態が「サインオフ済」に変更されます。

    • 再度開く: 承認済の承認ユニットを再度開きます。

  4. 「ステータスの変更」ボタンをクリックします。
  5. 「所有者」で、ユーザーを移動パス内のユーザー・リストから選択するか、「自動」を選択し、ユニットをパス内の次の確認者に自動的に渡します。