NIBTに適用される平均FXレートをオーバーライドすると、必要に応じて連結システムで換算されたNIBTとの突合せを有効にできます。NIBT FXレートは、Consolキューブにのみ入力できます。
NIBTオーバーライド・レートと平均レート* NIBTとの差異は、現在の引当金と、連結および法定有効税率調整の永久差異として分類されます。
NIBTオーバーライドが機能するように、次の両方のカスタム属性を勘定科目ディメンションで定義する必要があります。
- TRCS_NIBT Override Rate Accounts -- ユーザーは、このカスタム属性を使用して、レート勘定科目をTRCS_NIBT Adjusted階層のベースに割り当てることができます。これは、TRCS_NIBT Override Rate Accounts階層の下で作成されたメンバーを自動的に同期する、メンバー主導のカスタム属性です。
そのままの状態で、TRCS_NIBT Override Rate Accountsの下にNIBTオーバーライド・レート勘定科目が1つ作成されます。
- NIBT FXオーバーライド差異勘定科目 -- ユーザーは、このカスタム属性を使用して、FX差異(つまり、NIBTオーバーライド・レートとFX平均レートの差額)を転記する永久差異勘定科目を指定できます。これは、NIBT FXオーバーライド勘定科目カスタム属性が指定されているメンバー(つまり、TRCS_NIBT Adjustedのベース)に指定する必要があります。
これは、TRCS_PERMGSTOTALおよびTRCS_PERMSTTOTAL階層の下で作成されたメンバーを自動的に同期する、階層主導のカスタム属性です。
FXオーバーライド差異は、換算通貨で転記されます。
すべてのレポートおよび選択したデータ・フォームでは、次のように異なる通貨でデータを表示できます。
NIBT FXレートを構成するには:
- ナビゲータで「ディメンション」、「勘定科目」の順に選択します。
- 「TRCS_TaxAccounts」、「TRCS_NIBTLS」、「TRCS_NIBTAdjusted」の順に展開します。これらは事前シード済のメンバーです。

- 「アクション」ツールバーで、「編集」
をクリックし、「メンバーの編集」画面で「属性値」をクリックします。
- NIBT FXオーバーライド勘定科目およびNIBT FXオーバーライド差異勘定科目で、指定したレートで換算が正しく実行されるように、各勘定科目タイプから1つ選択してから、「追加」、「保存」の順にクリックします。
各差異勘定科目は一意である必要があり、そうでない場合は、もう1つの差異勘定科目は上書きされます。たとえば、同じオーバーライド勘定科目を使用できますが、構成で固有の差異勘定科目を選択する必要があります。
注:
差異勘定科目に自動化された税金または調整を転記しないでください。

- ホーム・ページで、「ライブラリ」を選択し、「フォーム」で、「税金管理」を展開して、「NIBT FXレート・オーバーライド」を選択します。
画面にシナリオ、年およびエンティティ(基本または親)が表示され、レート勘定科目(NIBTオーバーライド・レート)と使用可能なすべての入力通貨が表示されます。

- 「エンティティ通貨」に、選択した期間のNIBTオーバーライド・レートを入力し、「保存」をクリックします。
- ホーム・ページで、「税引当(国)」、「パッケージ」、「現在の引当金」の順に選択し、フォームを開きます。
- 「POV」を「エンティティ通貨」に設定して、NIBTの通貨データの値を表示し、「アクション」から、「連結」を選択します。
永久差異(GAAPと法定)または永久差異(法定と税金)で、選択したメンバーを使用して、換算通貨の差異を転記します。「エンティティ通貨」で差異を表示できないため、換算通貨を選択して、結果を表示する必要があります。
- 「編集」で、レポート通貨を選択します。
- 「アクション」で、「換算」を選択します。
NIBTオーバーライド・レートを使用して、値が換算されます。
- 「現在の引当金」レポートで結果を確認します。