機能を正常に有効化した後、次のフォームが新規列集計金額オーバーライドで更新され、親エンティティの加重平均レート(WAR)集計金額が表示されます:
FXレート - NIBTオーバーライドWAR
次の例では、集計金額オーバーライド列に親エンティティのWAR集計金額が表示されます。USD金額オーバーライド・データ(6000)が、集計された基本エンティティから表示されています。また、平均オーバーライド・レートの計算に使用される金額は0.3です。このレートがNIBT勘定科目の換算に使用されます。
同じロジックが次の経費オーバーライド・フォームにも適用されます。
FXレート - 経費オーバーライド - WAR
次の例では、集計金額オーバーライド列に親エンティティのWAR集計金額が表示されます。USD金額オーバーライド・データ(5000)が、集計された基本エンティティから表示されています。ただし、親レベルにUSD金額(10,000)をオーバーライドするオプションがあり、この金額が優先とみなされ、平均オーバーライド・レート(0.5)が計算されます。このレートがNIBTを除くすべての費用勘定科目の換算に使用されます。
Note:
前述の2つのフォームをカスタマイズしないようにしてください(「構成」 -> 「アクション」 -> 「変更されたアーティファクトの確認」に移動するとクロスチェックできます)。そうしないと、「機能の有効化」オプションで新規列によるフォームの更新が行われなくなります。「加重平均通貨、連結と勘定科目の組合せ」有効交差も、集計された金額オーバーライド・メンバーを親エンティティに対して有効にするように更新されます。
Note:
経費オーバーライドWARレートが存在する場合、貸借対照表勘定科目は経費オーバーライドWARレートを使用します。