Oracle Sales Cloud統合アプリケーションでキャンペーン・インポートを作成およびスケジュールできます。
Oracle Sales Cloud統合アプリケーションでは15分ごとにインポートが実行されます。インポートの実行頻度がきわめて高いため、インポートがスケジュールされた後は、インポート・スケジュールは表示されません。スケジュール外のインポートを実行する必要がある場合は、オンデマンドで実行できます。インポートは、接続関連またはデータ関連の問題など、様々な理由で失敗する可能性があります。問題によってはインポート全体が失敗する場合もあります。インポート・エラーが発生したことを知らせるEメール通知を設定できます。キャンペーン処理が有効になると、異なる接続を使用しているキャンペーン・インポートは自動的に無効になります。
重要: ご使用のアカウントで有効になっている場合は、Oracle Sales Cloudからインポートするキャンペーンおよびキャンペーン・メンバー・オブジェクトを選択できます。この機能は現在、Controlled Availability (CA)プログラムの下でリリースされています。この機能へのアクセスを要求するには、My Oracle Support
前提条件
キャンペーン・インポートを作成する手順は、次のとおりです。
注意: 「フェッチ」ボタンはOracle Sales CloudバージョンR12以上でのみ使用できます。それより古いバージョンのOracle Sales Cloudでは、マップするフィールドが自動的にロードされます。
フィルタの詳細は、Oracle Sales Cloud REST API Guideを参照してください。
フィルタ構文 | 摘要 |
---|---|
FirstName=<value> 例: FirstName='Thomas' | レコードの名を基準にフィルタします。 |
LastName=<value> 例: LastName='Lambert' | レコードの姓を基準にフィルタします。 |
Title=<value> 例: Title='Marketer' | レコードのタイトルを基準にフィルタします。 |
PartyStatus!=<value> 例: PartyStatus!='A' | レコードのパーティ・ステータスがアクティブでないことを基準にフィルタします。"A"という値は、ステータスがアクティブでないことを意味します。 |
LastName LIKE <value>% 例: LastName LIKE 'Thomas%' | ワイルドカード演算子を使用した値と比較して、レコードの姓を基準にフィルタします。 |
PrimaryContactEmailAddress LIKE %@% 例: PrimaryContactEmailAddress LIKE '%@%' | ワイルドカード演算子を使用した値と比較して、レコードのEメール・アドレスを基準にフィルタします。 |
LastName LIKE <value>%;FirstName=<value> 例: LastName LIKE 'Lambert%';FirstName='Thomas' | レコードの名と姓を基準にフィルタします。 |
インポートを変更するには、インポートのメニューをクリックします。インポートを編集、有効化(インポートをスケジュールするため)および無効化したり、インポートのレポート・データを表示できます。インポートが無効になっている場合、削除できます。
インポートをスケジュールすると、15分ごとに自動的に実行されます。「今すぐ実行」オプションを使用して、インポートをオンデマンドで実行することもできます。「今すぐ実行」を日時フィルタとともに使用する場合、現在の日時が事前移入されます。必要に応じて、日時を過去の時間に変更できます。日付を選択しない場合、一致するすべてのレコードがOracle Sales Cloudから取得され、Oracle Eloquaにインポートされます。特定の日付を選択すると、フィールド・マッピングが変更された場合に欠落しているレコードをリカバリし、部分インポートを実行できます。
注意: 「最終インポート」の日付は、最後に成功したインポートを示します。
「無効化」をクリックすると、インポートが一時的に停止されます。インポートが現在実行中で、Oracle Eloquaへの同期がまだ開始されていない場合(Sales Cloudからの取得または重複除去ステップである場合)、インポートは取り消され、無効になります。Oracle Eloquaへのインポートが開始されている場合は、インポートが終了した後、無効になります。インポートを有効にするには、「有効化」をクリックします。
無効なインポートは、そのステータスを示すためにグレー表示になります。インポートのリストに示される複数のインジケータは、インポートのステータスの概要をすばやく把握するために役立ちます。
Oracle Sales Cloudのドキュメント: Marketing campaigns