WebEx参加状況または登録状況に基づくコンタクトのルーティング

Oracle EloquaのWebEx統合を使用すると、コンタクトがWebExイベントまたは会議に登録したかどうか、あるいは参加したかどうかに基づいて、複数ステップ・キャンペーンまたはプログラムからコンタクトをルーティングできます。

重要: WebEx内でイベントを作成するときに、「Delete from My Meetings when Complete」オプションを選択しないでください。選択した場合、WebEx APIエラーが発生する可能性があり、EloquaのWebExアプリケーションが必要なイベント・データにアクセスできなくなります。

WebExイベント/会議への参加状況または登録状況に基づいてコンタクトをルーティングする手順は、次のとおりです。

  1. 既存のキャンペーンまたはプログラムをオープンするか、新規に作成します。

  2. 「決定」セクションにある該当するWebEx要素をキャンバス上にドラッグします。
    • WebEx Event Registered?: イベントへの登録状況に基づいてコンタクトをルーティングします。
    • WebEx Meeting Registered?: 会議への登録状況に基づいてコンタクトをルーティングします。
    • WebEx Event Attended?: イベントへの参加状況に基づいてコンタクトをルーティングします。
    • WebEx Meeting Attended?: 会議への参加状況に基づいてコンタクトをルーティングします。
  3. 要素をダブルクリックして構成画面をオープンします。オープンしたウィンドウでは、次のことができます。
    • ステップの名前をよりわかりやすいものに変更します。
    • 要素を構成します。
    • エラーの原因となったコンタクトを別のステップにルーティングするよう指定します(詳細は、「キャンペーン・キャンバスの要素」を参照してください)。
  4. 「編集」アイコンをクリックして、決定を構成します。構成画面は、登録と参加のいずれのサービスを構成するかに応じて若干異なります。

    登録:

    1. Select User: このサービスのWebExユーザーを選択します。適切な権限を持つ管理者は、アプリケーションを再構成することによってWebExユーザーを追加および変更できます。
    2. Select Event: イベント・キーまたは会議キーを入力します。これを調べるには、スケジュールされた会議およびイベントをWebExで検索してください。
    3. Find Eventをクリックして、有効なIDを入力したかどうかを確認します。

    参加:

    1. Select User: このサービスのWebExユーザーを選択します。適切な権限を持つ管理者は、アプリケーションを再構成することによってWebExユーザーを追加および変更できます。
    2. イベント・キーまたは会議キーを入力します。これを調べるには、スケジュールされた会議およびイベントをWebExで検索してください。
    3. Select Event: 「Find Event」をクリックして、有効なIDを入力したかどうかを確認します。次の構成画面に進みます。
    4. 「Attendance Duration」を設定します。コンタクトが会議またはイベントに参加したとみなすために必要な参加期間を分数で指定します。

      しきい値に満たないコンタクトを除外するには、「Only accept contacts if they have attended for the specified duration or longer」を選択します。

      : 60分間のイベントにわずか2分しか参加していない人を次のキャンペーン・ステップで参加者とみなすのは望ましくありません。

    注意: WebExで参加状況データが使用可能になるまでに48-72時間かかります。コンタクトを72時間保留にするために、参加したかどうかの決定の前に待機ステップを配置してください。

  5. 「保存」をクリックします。
  6. 構成をテストします。

コンタクトが決定ステップに入ると、EloquaによってWebExが呼び出され、コンタクトが基準を満たしているかどうか判断されて、適切なキャンペーン・パスにルーティングされます。

関連項目

WebExアプリケーション

Oracle Eloqua AppCloudアプリケーション