キャンペーン・キャンバスの要素の構成: 決定
キャンペーンに決定要素を追加するときは、コンタクトがどの程度資料に関心を持っているかに基づいて、コンタクトに対するキャンペーン内容をカスタマイズします。すべての決定に「はい」パスと「いいえ」パスがあります。決定の基準を満たす場合、コンタクトは「はい」パスを進みます。決定の基準を満たさない場合、コンタクトは「いいえ」パスを進みます。
次に、キャンペーン・キャンバスで使用可能な各決定要素のリストを示します。
Eメールのクリック状況
選択したEメールのリンクをコンタクトがクリックスルーしたかどうかに応じて、コンタクトをルーティングします。
「Eメールのクリック状況」要素を構成する手順は、次のとおりです。
- 「ステップ名」フィールドに新しい名前を入力します。
- ドロップダウン・リストからEメールを選択するか、「フォルダ」 をクリックしてEメールを参照します。
- 次を選択して評価詳細を設定します。
-
Eメール内のリンクがクリックされた最小回数。数値ドロップダウン・リストから選択します。
- クリックされた期間(過去...以内)。ボックスに数値を入力し、時間、日、週または月を選択します。
-
「評価期間」(この基準を評価する期間)。ボックスに数値を入力し、時間、日、週または月を指定します。
- 評価期間を0に設定した場合、Oracle Eloquaによってコンタクトはすぐに評価されます。
- 24時間以下の評価期間を設定した場合、Oracle Eloquaによって評価は10分ごとに再試行されます。
- 1日を超える評価期間を設定した場合、Oracle Eloquaによって評価は30分ごとに再試行されます。
- 1週間を超える評価期間を設定した場合、Oracle Eloquaによって評価は1時間ごとに再試行されます。
コンタクト・フィールドの比較
選択したコンタクト・フィールドの値(または値がないこと)に基づいて、コンタクトを評価およびルーティングします。
「コンタクト・フィールドの比較」要素を構成する手順は、次のとおりです。
- 「ステップ名」フィールドに新しい名前を入力します。
-
「次のコンタクトを評価」セクションで、各フィールドの値を選択します。
- フィールドの選択: ドロップダウン・リストからフィールドを選択するか、フィールドに名前を入力して選択を絞り込みます。
- 演算子の選択: 比較の演算子を選択します。この値によって、指定したフィールドに基づいてコンタクトをルーティングする方法がOracle Eloquaに指示されます。演算子は、選択したフィールド・タイプに応じて異なります。たとえば、フィールド・タイプとして「作成日」を選択した場合は、演算子として「次より前」を選択して、指定の日付より前に作成されたコンタクト・プロファイルを検索できます。選択したフィールドが「ジョブ・ロール」の場合は、演算子を「次を含む」にすると、コンタクトのジョブ・タイトルでキーワードを検索できます。
- 値の入力: 値を入力するか、ドロップダウンから値を選択します。この情報は、指定したコンタクト・フィールド内で比較するポイントです。
-
「評価期間」(この基準を評価する期間)を設定します。ボックスに数値を入力し、時間、日、週または月を指定します。
- 評価期間を0に設定した場合、Oracle Eloquaによってコンタクトはすぐに評価されます。
- 24時間以下の評価期間を設定した場合、Oracle Eloquaによって評価は10分ごとに再試行されます。
- 1日を超える評価期間を設定した場合、Oracle Eloquaによって評価は30分ごとに再試行されます。
- 1週間を超える評価期間を設定した場合、Oracle Eloquaによって評価は1時間ごとに再試行されます。
例: 次のイメージでは、「都道府県」フィールドが評価され、指定した値(この例ではOntario)と情報が完全一致するコンタクトが検索されます。このフィールドがOntarioであるコンタクトは「はい」パスに沿ってルーティングされ、その他のすべてのコンタクトは「いいえ」パスに沿ってルーティングされます(存在する場合)。
カスタム・オブジェクト・フィールドの比較
コンタクトのリンクされたカスタム・オブジェクト・フィールドに挿入された値に基づいて、コンタクトを評価およびルーティングします。
例: 「Salary」というカスタム・フィールドをピックリストとして設定し、コンタクトに対して選択した値に基づいて、セグメントからそのコンタクトを追加(または除外)する場合があります。
「カスタム・オブジェクト・フィールドの比較」要素を構成する手順は、次のとおりです。
- 「ステップ名」フィールドに新しい名前を入力します。
- 「次のコンタクトを評価」セクションで、各フィールドの値を選択します。
- カスタム・オブジェクト・セットの選択: ドロップダウン・リストからカスタム・オブジェクト・セットを選択します。
- フィールドの選択: 比較(フィルタリング)目的で使用するデータを含むフィールドを選択します。
演算子の選択: この値によって、コンタクトをルーティングする方法がOracle Eloquaに指示されます。演算子は、選択したフィールド・タイプに応じて異なります。
値の入力: 値を入力するか、ドロップダウンから値を選択します。この情報は、指定したコンタクト・フィールド内で比較するポイントです。
-
「評価期間」(この基準を評価する期間)を設定します。ボックスに数値を入力し、時間、日、週または月を指定します。
- 評価期間を0に設定した場合、Oracle Eloquaによってコンタクトはすぐに評価されます。
- 24時間以下の評価期間を設定した場合、Oracle Eloquaによって評価は10分ごとに再試行されます。
- 1日を超える評価期間を設定した場合、Oracle Eloquaによって評価は30分ごとに再試行されます。
- 1週間を超える評価期間を設定した場合、Oracle Eloquaによって評価は1時間ごとに再試行されます。
共有リストのメンバー状況
選択したコンタクト・リストに存在するかどうかに応じて、コンタクトを評価およびルーティングします。
「共有リストのメンバー状況」要素を構成する手順は、次のとおりです。
- 「ステップ名」フィールドに新しい名前を入力します。
- ドロップダウン・リストからコンタクト・リストを選択するか、「フォルダ」 をクリックしてリストを参照します。
-
「評価期間」(この基準を評価する期間)を設定します。ボックスに数値を入力し、時間、日、週または月を指定します。
- 評価期間を0に設定した場合、Oracle Eloquaによってコンタクトはすぐに評価されます。
- 24時間以下の評価期間を設定した場合、Oracle Eloquaによって評価は10分ごとに再試行されます。
- 1日を超える評価期間を設定した場合、Oracle Eloquaによって評価は30分ごとに再試行されます。
- 1週間を超える評価期間を設定した場合、Oracle Eloquaによって評価は1時間ごとに再試行されます。
共有フィルタのメンバー状況
コンタクトが選択した
「共有フィルタのメンバー状況」要素を構成する手順は、次のとおりです。
- 「ステップ名」フィールドに新しい名前を入力します。
- ドロップダウン・リストから共有フィルタを選択するか、「フォルダ」 をクリックしてリストを参照します。
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「評価期間」(この基準を評価する期間)を設定します。ボックスに数値を入力し、時間、日、週または月を指定します。
- 評価期間を0に設定した場合、Oracle Eloquaによってコンタクトはすぐに評価されます。
- 24時間以下の評価期間を設定した場合、Oracle Eloquaによって評価は10分ごとに再試行されます。
- 1日を超える評価期間を設定した場合、Oracle Eloquaによって評価は30分ごとに再試行されます。
- 1週間を超える評価期間を設定した場合、Oracle Eloquaによって評価は1時間ごとに再試行されます。
Eメールのオープン状況
特定のEメールを、選択した回数以上オープンしたかどうかに応じて、セグメント・メンバーを別々に評価およびルーティングします。
「Eメールのオープン状況」要素を構成する手順は、次のとおりです。
- 「ステップ名」フィールドに新しい名前を入力します。
- リストからEメールを選択するか、「フォルダ」 をクリックしてEメールを参照します。
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次を選択して評価詳細を設定します。
-
Eメールがオープンされた最小回数。数値ドロップダウン・リストから選択します。
- オープンされた期間(過去...以内)。ボックスに数値を入力し、時間、日、週または月を指定します。
-
「評価期間」(この基準を評価する期間)。ボックスに数値を入力し、時間、日、週または月を選択します。
- 評価期間を0に設定した場合、Oracle Eloquaによってコンタクトはすぐに評価されます。
- 24時間以下の評価期間を設定した場合、Oracle Eloquaによって評価は10分ごとに再試行されます。
- 1日を超える評価期間を設定した場合、Oracle Eloquaによって評価は30分ごとに再試行されます。
- 1週間を超える評価期間を設定した場合、Oracle Eloquaによって評価は1時間ごとに再試行されます。
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Eメールの送信状況
特定のEメールを送信されたコンタクトを、送信されていないコンタクトとは別に評価およびルーティングします。
「Eメールの送信状況」要素を構成する手順は、次のとおりです。
- 「ステップ名」フィールドに新しい名前を入力します。
- ドロップダウン・リストからEメールを選択するか、「フォルダ」 をクリックしてEメールを参照します。
-
「評価期間」(この基準を評価する期間)を設定します。ボックスに数値を入力し、時間、日、週または月を指定します。
- 評価期間を0に設定した場合、Oracle Eloquaによってコンタクトはすぐに評価されます。
- 24時間以下の評価期間を設定した場合、Oracle Eloquaによって評価は10分ごとに再試行されます。
- 1日を超える評価期間を設定した場合、Oracle Eloquaによって評価は30分ごとに再試行されます。
- 1週間を超える評価期間を設定した場合、Oracle Eloquaによって評価は1時間ごとに再試行されます。
フォームの提出状況
評価期間中に特定のフォームを任意の回数提出したコンタクトを評価およびルーティングします。
「フォームの提出状況」要素を構成する手順は、次のとおりです。
- 「ステップ名」フィールドに新しい名前を入力します。
- ドロップダウン・リストからフォームを選択するか、「フォルダ」 をクリックしてフォームを参照します。
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別々にルーティングされるように、フォームが提出された期間を選択して評価パラメータを設定します(最近の次の期間内に送信済...)。ボックスに数値を入力し、時間、日、週または月を選択します。
例: 値を1週間に設定すると、Oracle Eloquaでは、過去1週間にフォームを提出しなかったセグメント・メンバーとは別に、過去1週間にフォームを提出したセグメント・メンバーをルーティングします。
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「評価期間」(この基準を評価する期間)を設定します。ボックスに数値を入力し、時間、日、週または月を指定します。
- 評価期間を0に設定した場合、Oracle Eloquaによってコンタクトはすぐに評価されます。
- 24時間以下の評価期間を設定した場合、Oracle Eloquaによって評価は10分ごとに再試行されます。
- 1日を超える評価期間を設定した場合、Oracle Eloquaによって評価は30分ごとに再試行されます。
- 1週間を超える評価期間を設定した場合、Oracle Eloquaによって評価は1時間ごとに再試行されます。
Webサイトの訪問状況
指定した期間中にWebサイトの任意のページを、選択した回数以上表示したコンタクトを評価およびルーティングします。
「Webサイトの訪問状況」要素を構成する手順は、次のとおりです。
- 「ステップ名」フィールドに新しい名前を入力します。
- 次を選択して評価詳細を設定します。
Webサイトが訪問された最小回数。数値ドロップダウン・リストから選択します。
- 訪問された期間(過去...以内)。ボックスに数値を入力し、時間、日、週または月を選択します。
「評価期間」(この基準を評価する期間)。ボックスに数値を入力し、時間、日、週または月を選択します。
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「評価期間」(この基準を評価する期間)。ボックスに数値を入力し、時間、日、週または月を指定します。
- 評価期間を0に設定した場合、Oracle Eloquaによってコンタクトはすぐに評価されます。
- 24時間以下の評価期間を設定した場合、Oracle Eloquaによって評価は10分ごとに再試行されます。
- 1日を超える評価期間を設定した場合、Oracle Eloquaによって評価は30分ごとに再試行されます。
- 1週間を超える評価期間を設定した場合、Oracle Eloquaによって評価は1時間ごとに再試行されます。
日付の比較
特定の日付、特定の日付の前、特定の日付の後、または指定した2つの日付の間の期間で、コンタクトを評価およびルーティングします。
注意: この決定は、コンタクト・フィールドまたはカスタム・オブジェクト・フィールドの任意の日付の影響を受けません。
「日付の比較」要素を構成する手順は、次のとおりです。
- 「ステップ名」フィールドに新しい名前を入力します。
- ドロップダウン・リストから演算子を選択します。選択肢は、次より前、次より後、次以前、次以降、「日付」および「次の間」です。演算子を逆にするには、チェック・ボックスの選択解除を選択します。
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日時を指定します。演算子として「次の間」を選択した場合は、2つの日付を指定する必要があります。2つの日付の間の期間は、最短で5分です。
- ドロップダウン・ボックスからタイム・ゾーンを選択します。
クラウド決定
Oracle Eloqua AppCloudアプリケーションによってOracle Eloquaの機能が拡張され、Oracle Eloquaを外部システムと統合できます。これらのアプリケーションは外部システムに依存し、アプリケーションが停止しているか応答しない場合でもキャンペーンが進行するように追加の構成が必要です。Oracle Eloquaでは、アプリケーションが停止しているか応答しない場合はアプリケーションをキャンバスに追加できません。これによって、破損したり非アクティブ化されたサービスを使用するキャンペーンが作成されるのを防ぎます。
注意: キャンペーンでAppCloudアプリケーションの使用を開始する前に、管理者がそれらのアプリケーションをカタログに追加してインストールする必要があります。
「クラウド決定」要素を構成する手順は、次のとおりです。
- クラウド決定ステップ内でコンタクトがスタックするのを防ぐには、「クラウド・アプリケーションからエラーのあるコンタクトを自動的にルーティング」の横にあるチェック・ボックスを選択します。
- 「編集」 をクリックして、クラウド決定を構成します。新しいタブに構成画面がオープンします。
- 構成の完了後、「保存」をクリックしてタブをクローズします。
注意: キャンペーンのAppCloudアプリケーションを完全に構成するまで、キャンペーンをアクティブ化できません。