共有フィルタ
アプリケーションで使用できるフィルタ基準には次の3つのタイプがあります。
これらは、目的のコンタクトが返されるように、任意に組み合せて使用できます。個々のコンタクトではなくキャンペーンをフィルタするには、アカウント・フィルタを作成します。
フィールド・フィルタ
フィールド・フィルタは、コンタクト・レコードの1つ以上の指定されたフィールドに含まれる値に基づきます。たとえば、フィルタによって、所在地が特定の郡市区(Detroit)で、売上が指定された範囲(1千万-1億ドル)にある会社に勤務し、かつジョブ・タイトルがVP、CIO、CMOのいずれかであるコンタクトを探すことができます。
フィールド・フィルタを使用して、様々な機能を実行し、セグメントやプログラムに結果を追加できます。たとえば、次のようにコンタクトをフィルタできます。
- 地理的: 郡市区、都道府県、国、リージョン(NA、LA、EMEA、APACなど)、郵便番号または市外局番で。
- コンタクトのジョブ・タイトルまたはロールで: 特定のタイトルやロールを含めるか、除外します。
- IPアドレス、Eメール・アドレスまたはドメインで: 競合相手の抑制リストを作成したり、自社のドメインからコンタクトを除外したり、個人のEメール・アドレス(user@example.comなど)を除外することができます。また、場合によっては、ドメインの国識別子(たとえば、.deはドイツ、.ruはロシア)で特定の国のドメインを指定することもできます。
- 会社情報で: 会社名、DUNS番号、経過期間、規模、従業員数、売上または産業。
- エージェントまたは営業担当で: 営業テリトリを定義して、カスタマイズされたセグメントおよびコンタクト・リストを作成します。
- 製品への関心やすでに導入済または使用されている製品で。
- (たとえば、登録グループやニュースレターへの)登録、または追加Eメールやその他のコミュニケーションの受信に対する同意ステータスで。
- タイミングで: コンタクト・レコードがいつ作成または最終更新されたかに基づいて。
- パートナ・ステータスで: コンタクトがパートナであるか、パートナの提携先であるか。
- リード・スコアまたはリード評価で: Eloquaのコンタクト情報にリード評価基準を適用することによって生成されます。
- 空白をチェックすることで: たとえば、プロファイル・データで情報が欠落しているコンタクトのコンタクト・リストを作成するために。
- これらの基準の組合せで。
アクティビティベースのフィルタ
重要:
アクティビティベースのフィルタによって、マーケティング販促資料とマーケティング・チャネルに関して、コンタクトが実行したアクティビティが取得されます。たとえば、コンタクトが、過去3か月に3通以上のEメールを送信され、2通をオープンし、1通からクリックスルー済である、などです。設定する基準は、見込み客の一般的なプロファイルに基づくことができます。
非アクティブベースのフィルタ
非アクティブベースのフィルタによって、マーケティング販促資料やマーケティング・チャネルに対してコンタクトが実行しなかったことが主に取得されます。たとえば、コンタクトが、過去3か月に3通以上のEメールを送信されたものの、Eメールをオープンせず、かつ、Webサイトにアクセスしなかった、などです。このタイプの情報は、コンタクトをその後のリード促進アクティビティのターゲットとするために使用できます。