カスタム・オブジェクト・レコードのアップロード
アップロード・ウィザードでアップロード・ファイルを使用してカスタム・オブジェクト・レコードを作成または更新できます。
注意: アップロード・ウィザードでは、データ・カードおよびデータ・カード・セットという従来の用語が使用されています。データ・カードはカスタム・オブジェクト・レコードです。データ・カード・セットはカスタム・オブジェクトです。
前提作業:
複数のカスタム・オブジェクト・レコードをアップロードする手順は、次のとおりです。
- 「オーディエンス」 にナビゲートし、「カスタム・オブジェクト」をクリックします。
- アップロード先のカスタム・オブジェクトをオープンします。
- 「カスタム・オブジェクト」メニューをクリックし、「カスタム・オブジェクト・レコードのアップロード」をクリックします。
- 「アップロード詳細」に必要な情報を入力し、「カスタム・オブジェクト・レコード・データのソース」を選択します。「次」をクリックします。
- ステップ2の「データ・ソースのアップロード」で、ファイルを選択します。ローカル・コンピュータからファイルをアップロードする場合は、次の操作を行います
- 「ファイルの選択」をクリックし、アップロード・ファイルを参照します。「データのアップロードおよびプレビュー」をクリックします。
- 準備ができたら、「次」をクリックします。
SFTPを介したリモート・ファイル転送によってファイルをアップロードする場合は、次の操作を行います- 「ファイル・タイプの選択」ドロップダウン・リストからファイル形式を選択します。
- 「ホスト」、「ファイル・パス」および「ユーザー名」に入力します。
- 認証にパスワードとSSHキーのいずれを使用するのかを選択します。
- 「データのアップロードおよびプレビュー」をクリックします。準備ができたら、「次」をクリックします。
- ステップ3の「フィールド・マッピング」でソース・ファイルのフィールドをOracle Eloquaのフィールドにマップし、「次」をクリックします。
次のものを使用すると、このステップの完了に役立ちます。
- ステップ4の「アップロード処理」で、アップロードされたフィールドがカスタム・オブジェクト・レコード・フィールドにどのように変換されるかを構成し、「次」をクリックします。
次のものを使用すると、このステップの完了に役立ちます。
- Eメール・アドレスがアップロードに存在し、その形式が正しいことを検証するには、「EmailAddressの検証」チェック・ボックスを選択します。適用しない場合は、オプションを選択解除します。
- アップロードしたカスタム・オブジェクト・レコードのステータスを設定するには、アップロードしたデータ・カードのステータス・ドロップダウン・リストからオプションを選択します。カスタム・オブジェクト・レコードのステータスのオプションとして、登録済、「進行中」、保留中があります。これらのステータス・オプションを必要に応じて使用できます。
- 既存のカスタム・オブジェクト・レコードのステータスを更新するには、既存のデータ・カードのステータスの上書きチェック・ボックスを選択します。
- カスタム・オブジェクト・レコードを読取り専用にするには、データ・カード読取り専用チェック・ボックスを選択します。
- 新規のカスタム・オブジェクト・レコードを既存のコンタクト・レコードまたはアカウント・レコードにマップするには、データ・カードのマップ・チェック・ボックスを選択します。次に、「エンティティ・タイプ」、「エンティティ・フィールド」および「ソース・フィールド」オプションを選択する必要があります。「エンティティ・フィールド」のデータと「ソース・フィールド」のデータが一致しない場合、カスタム・オブジェクト・レコードは既存のコンタクトまたはアカウントにリンクされません。
- アップロードのエンティティのタイプを指定し、どのフィールドでそれらを識別するかを指定するには、「エンティティ・タイプ」、「エンティティ・フィールド」および「ソース・フィールド」の各ドロップダウン・リストからオプションを選択します。
- 既存のコンタクトと比較するときに、Oracle Eloquaで大/小文字を区別する照合を実行するには、「大/小文字一致」チェック・ボックスを選択します。たとえば、一部のCRMフィールドでは大/小文字が区別されることがあります。
- カスタム・オブジェクト・レコードをプログラム・ビルダー・プログラム内のステップに送信するには、「プログラム・ステップ」フィールドをクリックします。
-
ステップ5の「要約」でアップロードを完了し、「終了」をクリックします
- アップロードが完了したら通知するEメール・アドレスを入力します。複数のEメール・アドレスを使用している場合には、それぞれをカンマで区切ります。
- これらのアップロード設定を別のアップロードで使用するには、「これらの設定を再使用のために保存」を選択します。それ以外の場合は、これらの設定を使用してアップロードを1回実行を選択します。
カスタム・オブジェクト・レコードが更新されなかった場合
アップロードで問題が発生した場合は、次のことを確認してください。
- SFTPによるファイル転送を使用している場合は、ITチームに連絡して、SFTP IPアドレスが自分のPOD用にホワイトリストに記載されていることを確認します。詳細は、「SSHキーの設定」を参照してください。
- カスタム・オブジェクト・レコードの一意のコードが100文字を超えていた場合は、短縮されたコードが別のカスタム・オブジェクト・レコードと重複した可能性があります。そのために重複がアップロードされていない可能性があります。この場合は、一意のコードを100文字に短縮するか、最初の100文字が一意になるようにします。
- コンタクト・レコードまたはアカウント・レコードとカスタム・オブジェクト・レコードの間のリンクが作成されなかった場合は、ウィザードのステップ4でデータ・カードのマップ・チェック・ボックスを選択します。次に、「エンティティ・タイプ」、「エンティティ・フィールド」および「ソース・フィールド」オプションを選択する必要があります。「エンティティ・フィールド」のデータと「ソース・フィールド」のデータが一致しない場合、カスタム・オブジェクト・レコードは既存のコンタクトまたはアカウントにリンクされません。
- FTPを介したリモート・ファイル・アップロード・オプションを使用した場合は、アップロード・ウィザードが応答を停止することがあります。Oracle Eloqua 10では、FTPを介したリモート・ファイル・オプションはサポートされていません。かわりにSFTPを介したリモート・ファイルを使用する必要があります。
- アップロードで重複が見つかった場合は、1つのカスタム・オブジェクト・レコードにマージされます。
関連項目
カスタム・オブジェクト
SSHキーの設定
データ・インポート優先度