「Eメール分析」ダッシュボード

「Eメール分析」ダッシュボードには、指定した時間枠内に送信されたEメールのパフォーマンスの包括的な概要が表示されます。Eメールのパフォーマンスを容易に比較できるように、このダッシュボードではEメール・オープン、クリックスルー、フォーム提出などのメトリックを使用しています。

デフォルトでは、このダッシュボードには過去2週間以内に送信されたEメールの情報が表示され、ダッシュボード上の情報はEメール・グループ別にグループ化されます。

次のリンクをクリックすると、このダッシュボードの詳細を参照できます。

必要な知識

  • このダッシュボードを表示するときには、Eメールがいつ送信されたかに基づいて時間枠を指定します。ダッシュボードに含まれているパフォーマンス・メトリックはその同じ時間枠に制限されません。メトリックは、Eメールの送信のために発生したアクティビティを反映しています。たとえば、先月送信したEメールのパフォーマンスをチャートにするとします。コンタクトが昨日Eメールをオープンし、リンクをたどった場合、先月のダッシュボードには昨日からのコンタクトのアクティビティが含まれます。
  • 特に断りのないかぎり、転送されたメッセージはこのダッシュボードのメトリックとしてカウントされます。たとえば、コンタクトがEメールを転送し、受信者がリンクをクリックした場合、受信者のクリックスルーはこのダッシュボードのクリックスルー・メトリックとしてカウントされます。
  • インサイトでダッシュボード・レポートにアクセスするには、 をクリックします。これらのダッシュボード・レポートは、インサイトの共有フォルダ/ダッシュボード・レポート/Eメール分析概要にあります。

ダッシュボード・フィルタ

ダッシュボードの「フィルタ結果」セクションを使用すると、ダッシュボードに表示される時間枠およびEメール・グループを変更できます。

  • 日付範囲: Eメールが送信された時間枠です。
  • Eメール・グループ: Eメールが関連付けられているEメール・グループです。

ダッシュボード・メトリック

このダッシュボードは、次のメトリックを取得します。

メトリック 摘要
合計送信 送信されたEメールの合計数。
バウンスバック・レート バウンスバック(ハードおよびソフト)の合計数を送信済Eメールの合計数で除算した値。(合計バウンスバック/合計送信)
クリックスルー クリックスルーの合計。これには、同じ受信者による複数のクリックが含まれます。システム処理リンクはトラッキングされません。
一意のオープン・レート Eメール内の追跡リンクがクリックされた回数です。(一意のオープン数/配信総数)

一意のオープン数は、Eメールを1回以上オープンした受信者(元の受信者またはEメール転送)の数です。同じ受信者がEメールをオープンしたすべての回数がカウントされるわけではありません。

Oracle Eloquaでは、受信者がEメールに含まれるトラッキング・ピクセル・イメージをロードしたか、Eメール内のリンクをクリックした場合に、Eメールがオープンされたとしてカウントします。Eメールのオープンの計算方法の詳細を参照してください。
クリックツーオープン・レート 元の受信者による一意のクリックスルーを元の受信者による一意のオープン数で除算した値。このメトリックの計算では、転送の可能性は無視されます。(クリックされた送信/オープンされた送信)
クリックされた送信: 元の受信者による最初のクリックスルー。このメトリックでは、転送の可能性は無視されます。
オープンされた送信: 送信されたEメールの最初のオープンの数。このメトリックでは、転送の可能性は無視されます。
フォーム提出 送信されたEメールに帰属させることができるフォーム提出の合計。
フォーム変換レート 送信されたEメールに帰属させることができるフォーム提出の合計数を配信済Eメールの合計数で除算した値。(Eメールからのフォーム提出合計 / 配信済合計)

ダッシュボード上のチャートについて

Eメール・グループ別Eメール送信

このチャートは、指定した期間内に送信されたEメールの数を測定したものです。Eメール送信は、Eメール・グループ別に分類されます。

Eメール別全体パフォーマンス

このチャートは、クリックツーオープン・レート(縦軸)と一意のオープン・レート(横軸)に基づいて、グループ内のEメールの相対パフォーマンスを比較したものです。各バブルは個別のEメール・アセットを表し、そのサイズはEメール送信件数に比例します。

Eメール・アクティビティ・タイムライン

このチャートには、Eメールの送信後に発生したすべてのEメール・アクティビティが表示されます。チャートの最上部にあるドロップダウン・リストを使用すると、アクティビティ・タイプ(Eメール・オープン、Eメールのクリックスルーまたはフォーム提出)別にフィルタできます。

ダッシュボードに指定した時間枠に関係なくすべてのEメール・アクティビティがチャートに反映されるため、チャートの最上部にあるボタンを使用して日別、月別、四半期別または年別のアクティビティを表示できます。

Eメール・アクティビティ要約

このチャートには、バウンスバック・レート、一意のオープン・レート、クリックツーオープン・レート、フォーム変換レートなど、ダッシュボードに含まれる個々のEメールに関する詳細がリストされます。Eメール名をクリックすると、そのEメールの詳細なダッシュボードを表示できます。表示される内容の詳細は、「個別Eメール・パフォーマンス」ダッシュボードを参照してください。「レポート詳細」をクリックして、インサイトの「Eメール・アクティビティ要約」レポートにナビゲートします。

関連項目

ダッシュボードへのアクセス

「デバイス・メトリック別Eメール・オープン」ダッシュボード

「個別Eメール・パフォーマンス」ダッシュボード