フォームの形式設定

その後、「形式」 タブを使用して、ラベルの位置および配置を設定します。フィールドを選択して、一般的なフィールド・プロパティおよびフィールド検証を構成します。

ラベル形式

ラベル形式オプションを使用して、フィールドとの相対的なラベルの位置(上、左、右)およびキャンバスとの相対的なラベルの配置(左、右)を変更します。これらのオプションは、フォーム上のすべてのフィールド・ラベルに適用されます。これらは、フォーム・フィールドが選択されていない場合に使用可能です。

一般プロパティ

一般プロパティを使用して、各フォーム・フィールドを構成します。使用可能なオプションは、選択したフィールド・タイプに応じて異なります。

  • ラベル: フィールドの横または上に表示される名前。
  • 指示: ユーザーがフィールドに入力する際に役立つオプションの指示。フィールドの下に小さいテキストで表示されます。
  • HTML名: アプリケーションがフォーム要素を認識する名前。「HTML名」フィールドには最大50文字まで指定できます。
  • データ型: フィールドに何を入力できるのか、どのように書式設定されるのかを決定します。「テキスト」、「大きいテキスト」、「数値」または「日付」から選択できます。「テキスト」フィールドは最大100文字ですが、「大きいテキスト」フィールドは最大1000文字まで指定できます。
  • フィールド選択: 「単一ピックリスト」および「複数ピックリスト」フィールド・タイプで使用可能です。表示されるピックリストを選択します。
  • フィールド・データの事前入力: コンタクトについてすでに収集されている情報をフィールドに事前移入するために使用されるデフォルト値を選択します。
    • 静的値: 各提出者についてデフォルトで使用される値を入力します。提出者は、この値を変更できます。

      ヒント: 複数のランディング・ページで異なる静的値を使用する場合は、ランディング・ページごとに別個のフォームを作成する必要があります。

    • フィールド・マージ: 既存のフィールド・マージを使用して、コンタクト・レコードに存在するデータを現在選択されているフォーム・フィールドに事前移入します。名前でフィールド・マージを検索します。このオプションは、すべてのフィールド・タイプには使用できません。

      例: 1つのフォームでコンタクトからリージョン情報が提供されると、すべてのフォームでそれと同じフォーム・フィールドにその情報を自動的に入力できます。

「提出」ボタンが選択されている場合、次のオプションが使用可能です。

  • 標準の提出ボタンを使用: デフォルトの提出ボタンをフォームに含める場合に選択します。

  • ラベル: 提出ボタンに表示されるテキストを入力します。
  • カスタム・イメージの使用: 提出ボタンにカスタム・イメージを使用する場合に選択します
  • 配置: ドロップダウンをクリックして提出ボタンの配置を設定します。オプションには、デフォルト、左、右および中央があります。

フィールド検証

検証オプションは、個々のフィールドを必須としてマークし、訪問者によって入力された情報が特定の書式になっていることを確認するために使用されます。オプションは、選択したフィールド・タイプに応じて異なります。

  • このフィールドは必須です: フィールド・ラベルの横に赤いアスタリスク*が表示され、必須フィールドであることが示されます。このフィールドに記入せずにフォームを提出したユーザーに表示するエラー・メッセージをカスタマイズできます。このメッセージは汎用(「すべての必須フィールドを記入してください」など)またはフィールドに固有(「勤務先電話フィールドを記入してください」など)にできます。また、検証失敗ページを設定しない場合は、フォームのプログレッシブ・プロファイル・フィールドを必須として簡単にマークできます。
  • 有効なEメール・アドレスが必要です: このフィールドにEメール・アドレスの値が指定される予定のある場合にのみ使用します。この検証では、従来のEメール・アドレス形式@を確認します。提出された値が標準的なEメール・アドレス形式でない場合に表示するエラー・メッセージをカスタマイズできます。
  • 有効な文字数が必要です: データ書式の一貫性を確保するために、テキスト・フィールドの最小および最大文字数を指定して強制します。これは、電話番号や口座番号など、特定の長さに準拠したデータを要求する際に使用するテキスト・フィールドに便利です。このオプションを有効にすると、指定した文字数範囲外の値を入力したフォーム提出者には、「エラー・メッセージ」ボックスに入力したメッセージが表示されます。デフォルトのエラー・メッセージは、「フィールド値の長さが無効です」です。

    重要: このオプションを無効にするか、35文字を超える最大文字数を設定した場合、フィッシング攻撃の可能性があるため、設定の変更を確認するよう求められます。この警告プロンプトが表示された場合、「はい」をクリックして設定の変更を保持するか、「いいえ」をクリックして、デフォルトで強制される0から35の文字数範囲に戻し、セキュリティ・リスクを軽減します。これは、非表示のテキスト・フィールドや非表示のキャンペーンIDフィールドを含め、すべての単一行テキスト・フィールドに適用されます。

  • 数値範囲内の値が必要です: 数値データの値を検証して、特定の値範囲内であることを確認します。次を選択した後、最小値と最大値を指定します。「数値範囲内の値が必要です」。その後、このフィールドに入力された値が指定の制限内でない場合に表示するエラー・メッセージを入力します。このオプションは、「データ型」「数値」に設定されている場合にのみ表示されます。
  • 有効な日付書式が必要です: このフィールドに入力された値が有効な日付書式でない場合に表示するエラー・メッセージをカスタマイズします。このオプションは、「データ型」「日付」に設定されている場合にのみ表示されます。
  • どんなURLも含めないでください: URLが存在する場合、フォーム・フィールドのデータがコンタクト・レコードに保存されないようにします。フォームでのURLの提出をユーザーに許可すると、セキュリティ上のリスクになる可能性があります。デフォルトでは、テキスト・フィールドおよび大きいテキスト・フィールド(単一行テキスト、段落テキスト、大きいテキスト、非表示フィールドおよびテキストであるコンタクト・フィールドなど)からURLを提出することは許可されていません。ただし、それらのフィールドからのURLを許可するように、このセキュリティ機能を上書きできます。また、フィールドにURLが存在するフォームをコンタクトが提出しようとした場合に表示するエラー・メッセージをカスタマイズすることもできます。

    重要: Oracle Eloquaでは、URL検出基準として標準のURL書式が使用されます。Oracleからこの基準の更新が発行された場合、既存のフォームに加えて、新しく作成されたフォームにも自動的に適用されます。

  • どんなHTMLも含めないでください: HTMLが存在する場合、フォーム・フィールドのデータがコンタクト・レコードに保存されないようにします。フォームでのHTMLの提出をユーザーに許可すると、セキュリティ上のリスクになります。デフォルトでは、テキスト・フィールドおよび大きいテキスト・フィールド(単一行テキスト、段落テキスト、大きいテキスト、非表示フィールドおよびテキストであるコンタクト・フィールドなど)からURLを提出することは許可されていません。ただし、それらのフィールドからのHTMLを許可するように、このセキュリティ機能を上書きできます。また、フィールドにHTMLが存在するフォームをコンタクトが提出しようとした場合に表示するエラー・メッセージをカスタマイズすることもできます。

    注意: 「設定」 タブで「検証失敗ページ」を指定することもできます。これは、フォームにデータが正しく入力されていない場合のフォーム提出者のリダイレクト先として作成するランディング・ページです。

ヒント: データ型の不一致によるフォーム処理ステップの構成誤りが原因と考えられるエラーについて、警告が表示されます。たとえば、フォーム処理ステップがEメール・アドレスに依存しているが、Eメール・アドレス・フィールドがフォームで検証されていない場合、エラー通知が表示されます。フォームをアクティブ化する前に、警告を確認して解決することをお薦めします。

フィールド・プロパティ

各フィールドの幅を100%、75%または50%のいずれかに個別にカスタマイズします。このオプションは、すべてのフィールド・タイプに使用できます。

関連項目

フォーム

フォームの作成