別のユーザーとしてのキャンペーンの実行
概要
ユーザーがキャンペーンをアクティブ化するたびに、そのキャンペーンは、そのユーザーに割り当てられているコンタクト・セキュリティ・ラベルを自動的に継承します。キャンペーンのコンタクトのセキュリティ・ラベルが、そのキャンペーンをアクティブ化したユーザーのラベルと異なる場合、そのコンタクトはアクティブ化時にキャンペーンから削除されます。これにより、ラベルベースのアクセス制御が強制され、いずれのユーザーもセキュリティ・ラベルが異なるコンタクトに直接影響を与えないことが確実になります。
管理者は、コンタクトをキャンペーンから誤って削除しないように、他のユーザーとして実行オプションを使用して、別のユーザーとしてキャンペーンをアクティブ化できます。
例: Janeには、「Illinois」および「New York」の両方のセキュリティ・ラベルが割り当てられています。少なくともこれらのラベルのいずれかが適用されている様々なコンタクトを使用してキャンペーンを設定する必要があります。Janeのキャンペーンがアクティブ化された後のある時点で、あるチームメイトが、そのキャンペーンにいくつかの変更を加えるタスクを与えられました。チームメイトには「Illinois」セキュリティ・ラベルは割り当てられていますが、「New York」ラベルは割り当てられていません。自分自身でキャンペーンをアクティブ化すると、「New York」ラベルを持つすべてのコンタクトは自動的に削除されます。
かわりに、Johnはキャンペーンを再アクティブ化するよう管理者に要求しました。管理者はキャンペーンをレビューし、アクティブ化し、「他のユーザーとして実行」オプションを選択し、キャンペーンをJaneとして実行します。
別のユーザーとしてキャンペーンを実行する手順は、次のとおりです。
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「オーケストレーション」
にナビゲートして、「キャンペーン」をクリックします。
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既存のキャンペーンをオープンします。キャンペーンを検索するには、左側のメニューで次のいずれかをクリックします。
- すべてのファイル: 使用できる全ファイルのリストが表示されます(他のユーザーが作成したファイルも含まれます)。
- 自分で作成: 自分で作成したファイルのリストが表示されます。
- 最近アクセスした項目: 最近自分がオープンしたファイルのリストが表示されます。
- 最近変更した項目: 最近編集したファイルのリストが表示されます(他のユーザーが変更したファイルも含まれます)。
または、「検索」フィールドに任意のファイルの名前を入力します。
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編集するキャンペーンを検索し、次のいずれかの方法でオープンします。
- ファイルをダブルクリックします。
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ファイルを右クリックして「オープン」を選択します。
- キャンペーンがアクティブな場合は「非アクティブ化」をクリックします。
- 必要に応じてプログラムを編集し、「保存」をクリックします。
- 「アクティブ化」をクリックします。
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「他のユーザーとして実行」オプションを選択し、隣接するドロップダウン・リストからユーザーを選択します。デフォルトでは、このキャンペーンを直前に作成、編集またはアクティブ化したユーザーが選択されています。
重要: このプロンプトが表示されない場合は、必要な処理権限が自分のセキュリティ・グループに付与されていません。
- 「アクティブ化」をクリックします。
キャンペーンは選択されたユーザーとして実行されます。
ヒント: キャンペーン監査を使用して、前にキャンペーンをアクティブ化したユーザーを確認します。