キャンペーン・レポートおよびメトリック

複数ステップ・キャンペーンまたは単純なEメール・キャンペーンを起動した後で、様々なメトリックを使用してキャンペーンのパフォーマンスを測定できます。

キャンペーン・レポートおよびメトリックの詳細を参照してください。

重要: キャンペーン・オペレーショナル・レポートでは、過去3か月のキャンペーン・データについてのみレポートされます。キャンペーンの履歴をさらに遡る必要がある場合は、インサイト・レポートまたはOracle Eloquaダッシュボードを使用します。

キャンペーンからのオペレーショナル・レポートへのアクセス

キャンペーンからレポートに直接アクセスできます。複数のキャンペーンについてレポートするか、キャンペーンのパフォーマンスについて過去3か月を超えてレポートする場合は、インサイト・レポートを使用する必要があります。

レポートにアクセスする手順は、次のとおりです。

  1. 「オーケストレーション」 「オーケストレーション」アイコンのイメージです。 にナビゲートして、「キャンペーン」をクリックします。
  2. レポート対象のキャンペーンをオープンします。
  3. オプションを選択します。
    • キャンペーン・キャンバスから、右側にある 「レポート」アイコンのイメージです。 「オペレーショナル・レポート」をクリックします。
    • 単純なキャンペーンまたはA/Bテスト・キャンペーンから、「処理」ボタンのイメージです を選択して「オペレーショナル・レポート」をクリックします。

ヒント: .csvファイルまたはMicrosoft Excelファイルにキャンペーン・エントリ・レポートおよびキャンペーン終了レポートをダウンロードできます。 キャンペーン内のセグメント・メンバーのレポートを表示およびエクスポートするには、キャンペーンおよびプログラムのセグメント・メンバーの表示を参照してください。

キャンペーン・オペレーショナル・レポートの概要

次の表は、キャンペーンから使用可能なレポートを示しています。

レポート 摘要
キャンペーン監査 キャンペーン監査では、キャンペーンの作成、変更、アクティブ化または非アクティブ化の履歴が示されます。このレポートを使用して、誰がいつ変更を加えたかを確認できます。Oracle Eloquaでキャンペーンを作成するマーケティング担当者の大規模なチームがある場合、監査は透明性および組織の可視性の確保に役立ちます。
キャンペーンEメール統計 Eメール統計レポートには、キャンペーンの一部であるEメールの最近のアクティビティが表示されます。

このレポートでは、Eメール配信の頻度および成功率とパフォーマンス(オープン数やクリックスルー数など)が示されます。

異なる時点で送信される複数のEメールがキャンペーンにある場合、どのEメールが関心を集め、人々の注目を維持しているか、どのEメールが無視され、あるいはコンタクトの登録解除につながっているかに関する情報をレポートで示すことができます。

全般的には、このレポートはキャンペーンが機能していることを確認するためのスポットチェックとして使用します。
キャンペーン・エントリ キャンペーン・エントリ・レポートでは、コンタクトがキャンペーンを入力した方法と時期が示されます。

コンタクトがキャンペーンを入力する主な方法は、セグメントから、他のキャンペーンおよびプログラムから、またはフォーム処理からです。ただし、このレポートでは、カスタム・オブジェクト・セットやクラウド・フィーダの使用など、その他の方法を示すことができます。

このレポートを使用して、キャンペーンが適切に実行されており、意図したソースからコンタクトがキャンペーンを入力していることを確認します。
キャンペーン終了 キャンペーン終了レポートでは、コンタクトがキャンペーンを終了した方法と時期が示されます。

このレポートを使用して、コンタクトがキャンペーンを終了した理由を理解し、キャンペーンが期待どおりに実行されていて、コンタクトが適切なキャンペーン・パスを進んでいることを確認します。

キャンペーン・パフォーマンス・メトリックの理解

次の表は、キャンペーン・パフォーマンスを測定するために使用されるメトリックを示しています。複数ステップ・キャンペーンの場合、これらのメトリックはキャンペーンEメール統計レポートから使用できます。単純なEメール・キャンペーンまたはA/Bテスト・キャンペーンの場合、Eメールが送信されると、これらのメトリックを表示できます。キャンペーン・メトリックの定義の詳細を参照してください。

ヒント: 複数ステップ・キャンペーンの場合、フォーム・パフォーマンス・レートはキャンペーンEメール統計レポートから表示できません。複数ステップ・キャンペーンのフォーム・パフォーマンス情報を表示するには、インサイト・レポートを使用します。

メトリック 摘要
送信済 送信されたEメールの合計数。
配信済合計

配信されたEメールの合計数。(合計送信 - バウンスバック合計)

注意: 受信側ISPがバウンスバックをレポートしないかぎり、送信済Eメールが考慮されます。そのバウンスバック・レポートを送信するISPに遅延が発生する可能性があるため、配信済Eメールの合計は時間の経過に伴って変更される可能性があります。

ハード・バウンス ハード・バウンスバックを返したEメールの合計数。ハード・バウンスは、永久的に配信できなかったEメールです。

ハード・バウンスは、永久的に配信できなかったEメールです。ハード・バウンスの一般的な理由として、Eメール・アドレスまたはドメイン名が無効である場合があります。

詳細は、バウンスについてを参照してください。
ソフト・バウンス

ソフト・バウンスバックを返したEメールの合計数。ソフト・バウンスは、一時的に配信できなかったEメールです。


ソフト・バウンスは、一時的に配信できなかったEメールです。これは、Eメール・アドレスは有効だが受信者の受信ボックスがいっぱいになっていた、メール・サーバーが使用不可になっていた、Eメール・メッセージが大きすぎたなどを意味している可能性があります。これらのバウンスは、後で配信できることもあります。

詳細は、バウンスについてを参照してください。
配信率 配信されたEメールの合計数を送信されたEメールの合計数で除算した値。(配信済合計 / 送信済合計)
オープン合計

Eメール受信者(元の受信者またはEメール転送)によるオープンの合計数。Eメールがオープンされるたびにオープンがカウントされます。

一意のオープン数 Eメールを1回以上オープンした受信者(元の受信者またはEメール転送)の合計数。Eメールをオープンした受信者ごとに1回のオープンがカウントされます。
オープン・レート オープン合計をEメールが配信された合計回数で除算した値。(オープン合計 / 配信済合計)
クリック合計 クリックスルーの合計。これには、同じ受信者による複数のクリックが含まれます。システム処理リンクはトラッキングされません。
一意のクリックスルー

Eメール内の1つ以上のトラッキングされるリンクをクリックした受信者(元の受信者またはEメール転送)の合計数。Eメール内のリンクをクリックした受信者ごとに1回のクリックスルーがカウントされます。

クリックスルー・レート(CTR) クリックスルー合計をEメールが配信された合計回数で除算した値。(クリックスルー合計 / 配信済合計)
登録解除済

(グローバルまたはスパム登録解除から)登録解除したEメール受信者の合計。

変換または提出合計

フォーム提出の合計です。これには、同じコンタクトによる複数の提出も含まれます。

注意: これは、単純なキャンペーンおよびA/Bテスト・キャンペーンでのみ使用できます。複数ステップ・キャンペーンのフォーム・パフォーマンス情報を表示するには、インサイト・レポートを使用します。

キャンペーン変換率

フォームが表示された回数で除算したフォーム提出合計。(合計フォーム提出/フォーム・ビュー合計)

注意: これは、単純なキャンペーンおよびA/Bテスト・キャンペーンでのみ使用できます。

訪問数合計 Eメールに関連付けられたランディング・ページへの訪問数合計。

注意: これは、単純なキャンペーンおよびA/Bテスト・キャンペーンでのみ使用できます。

関連項目

インサイト・メトリック

「Eメール分析概要」レポート

「キャンペーン分析概要」レポート

「キャンペーン分析」ダッシュボード

「Eメール分析」ダッシュボード