スパム登録解除レポート
概要
スパム登録解除レポートには、組織のEメールをスパムとしてマークしたコンタクトのリストが表示されます。コンタクトは、Eメール・クライアントを使用してこれを実行できます。コンタクトがEメールをスパムとしてレポートした場合、この情報はISPによって記録され、設定されているフィードバック・ループを通じてOracle Eloquaに提供されます。Oracle Eloquaは、フィードバック・ループを通じて苦情をレポートしたすべてのコンタクトを自動的に登録解除します。
- フォルダの場所: カタログ/共有フォルダ/Eメール
- サブジェクト領域: Eメール・スパム登録解除
- このレポートによって回答できる質問: 選択した時間枠でスパム・プロセスを通じて登録解除したEメール・アドレスはどれですか。
- 関連レポート:
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必要な知識
- すべてのISPが、ユーザーのスパム苦情をOracle Eloquaにレポートするわけではありません。たとえば、Gmailはスパム苦情データを提供しません。Outlook.com、Yahoo!、AOLなどは、フィードバック・ループを使用してこのデータを提供します。
- スパム苦情レートを日次ベースで測定し、7日ごとに確認し、ローリング・ウィンドウを30日にすることをお薦めします。Oracle Deliverability Operationsチームは、スパム苦情レートを0.2%未満に抑えることをお薦めします。
- ユーザーの行動および配信到達性が、メールボックス・プロバイダ間でどのように異なるかを理解できるように、ISPごとにスパム苦情レートを測定します。
- 次の場合に苦情を受ける可能性があります。
- 古いまたは非アクティブなコンタクトが多数存在する場合。
- コンタクトに通知しないでパートナ・リストのコンタクトにEメールを送信する場合。
- 貸出リストまたは購入リストを使用する場合。
送信者評価に影響する可能性がある、望ましくない苦情を避けるために、Oracle Marketing Cloudのベスト・プラクティスに従うことをお薦めします。このナレッジ・ベースの記事には、いくつかの苦情削減戦略が示されています。
このナレッジ・ベースの記事には、古いまたは非アクティブなコンタクトが多数存在することによる苦情を解決する方法が示されています。
- 同じコンタクトからの複数の登録解除に気づくことがあります。コンタクトが登録をまとめて解除した可能性があります。一般的なシナリオは、コンタクトが受信ボックスを長期間確認していなかったため、組織からのEメールが多数表示されたというものです。そこで、すべてのEメールを選択してスパムとしてマークした可能性があります。これにより、スパム登録解除日列の各エントリに同じ日時が表示されることになります。詳細は、このナレッジ・ベースの記事を参照してください。
レポート・プロンプト
プロンプト | 摘要 |
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スパム登録解除日 | この日付範囲内にEメールをスパムとしてマークしたコンタクトを表示します。 |
レポート属性
属性 | 摘要 | ドリル先 |
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スパム登録解除Eメールの件名 | スパムとしてマークされたEメールの件名。 | - |
スパム登録解除Eメール・アドレス | Eメール受信者のEメール・アドレス。 | - |
スパム登録解除日 | Eメールがスパムとしてマークされた日付。 | - |
Eメール名 | Eメール・アセットの名前。 | - |