Webクローラを使用したサイト・マップの作成
Webクローラは、サイト・マップを作成するためのOracle Eloquaツールです。サイト・マップは、管理可能なスケジュールに基づいて自動的に更新されます。ただし、Webクローラを使用して、まだ訪問されていないページのサイト・マップを作成できます。サイト・マップを作成した後、ページ・タグを使用してページにタグ付けできます。次にOracle Eloquaがサイトをクロールするとき、最後のクロール以降に訪問されたページのみがサイト・マップに追加されます。ページが訪問されなかった場合、サイト・マップから削除されます。
注意: Webクローラは、更新頻度に関係なく、常に東部標準時の01:00 (GMT - 05:00)にクロールします。
前提作業:
- ドメイン・ホワイトリストに、クロールするドメインを追加します。
Webクローラにドメインを追加する手順は、次のとおりです。
- 「アセット」 > 「Webサイト設定」にナビゲートし、「トラッキング」をクリックします。
- 「Webクローラ設定」をクリックします。
「Webクローラ」ページが表示されます。
- 「Webクローラ・オプション」を選択し、「新規ドメインの追加」をクリックします。
- クロールする完全修飾ドメインを入力します(
https://www.example.com
)。問合せ文字列を含むページを含めるには、チェック・ボックスを選択します。注意: ドメイン・ホワイトリストにはドメインURLを含める必要があり、そのようにしないと、Oracle Eloquaによってエラーが返されます。
- 「保存」をクリックし、設定を続行します。
- 「URL」フィールドに開始ページの完全修飾URLを入力し、「追加」をクリックします。ページを削除するには、リスト内のページをダブルクリックします。
クローラは、追加した各ページからクロールを開始します。Oracle Eloquaによって同じページが複数回クロールされた場合、そのページはサイト・マップに1回のみ追加されます。
- 「保存してクローズ」をクリックします。
終了後:
Oracle Eloquaでは、スケジュールに従い、東部標準時の01:00 (GMT - 05:00)に開始ページをクロールします。Webクローラは「サイト・マップの更新」領域を使用して即時実行できます。クロールが終了した後、「ページ・リストの表示」オプションを使用して、クロールされたすべてのページを参照したり、サイト・マップを参照することができます。
重要: 大規模なドメインについては、「ページ・リストの表示」を選択したとき、ページ・リストの作成にかかる時間が長くなります。
トラブルシューティング
一般的な問題を解決するために、次の方法を試してください。
- ドメインを追加できない場合:
- 追加するドメインがドメイン・ホワイトリストにあることを確認します。
- 追加するドメインにページ名が含まれていないことを確認します。たとえば、ドメイン・フィールドに
https://www.example.com/index.htm
を入力しないでください。かわりに、開始ページとして完全修飾ページURLを使用できます。 - ドメインの完全修飾URLを使用しており、
http
またはhttps
が正確に指定されていることを確認します。
- 開始ページを追加できない場合:
- ドメインおよび開始ページの完全修飾URLを使用していることを確認します。
- 開始ページが追加したドメインのサブページであることを確認します。
- 開始ページが200または302のステータス・コードを返し、MIMEタイプが
text/html
であることを確認します。Webクローラはこれらのページのみをクロールします。
- ページがサイト・マップに表示されない場合は、サイト・マップのトラブルシューティング情報を確認してください。