コンテンツ・ライブラリのコンテンツ使用
Oracle Responsysの多くのコンポーネントはコンテンツを使用します。コンテンツ・ライブラリはOracle Responsysのあらゆるエリアに密接に統合されています。
アプリケーション内のコンテンツ選択
Oracle Responsysで最も広く使用されているコンテンツはドキュメントです。このため、Oracle Responsysプラットフォームとコンテンツ・ライブラリの最も一般的な統合ポイントは、ドキュメントのコンテンツ・ピッカーです。
コンテンツ・ピッカーは、次のようなエリアで最も頻繁に使用されます。
- Eメール・キャンペーンのメッセージ選択
- フォーム・キャンペーンのフォーム選択
- ダイナミック・コンテンツのルール解決
- フォーム・ルールの解決
- ソーシャル・キャンペーンのランディング・ページ選択
ドキュメント選択が必要な各エリアで、コンテンツ・ライブラリにアクセスするコンテンツ・ピッカーが提供されています。コンテンツ・ピッカーを使用すれば、コンテンツ・ライブラリ内でアクセスするのと同じように「お気に入り」、「すべてのコンテンツ」、「最近使用」などにアクセスできます。コンテンツ・ピッカー内でクイック・ビューを利用して、選択したコンテンツ・アイテムをより詳しく把握することもできます。
コンテンツ・ピッカーの他に、HTMLのリッチ・テキスト・エディタを使用して(「プレビュー - デザイン - 編集」ツールのエディタを含む)、コンテンツ・ライブラリでイメージを直接選択できます。
イメージとビルトインのパスについて
HTMLドキュメントは通常、コンテンツ・ライブラリ内にあるイメージとその他のドキュメントの、2種類のコンテンツを参照します。
コンテンツ・ライブラリにあるコンテンツのHTMLイメージ・タグには、相対パスまたは絶対パスを使用します。
ビルトイン手法の場合は、必ず絶対パスを使用します。
イメージに相対パスを使用する
HTMLの相対パスは、イメージを使用するドキュメントと同じフォルダか、その子フォルダにイメージがあると見なします。たとえば、ドキュメントがFolderA/FolderBにあると仮定します。
このタグでは、次のlogo.jpgというイメージがドキュメントと同じフォルダにあることを想定しています。<img src="logo.jpg">
このタグでは、次のlogo.jpgというイメージがFolderCと呼ばれるドキュメントの子フォルダにあることを想定しています。<img src="folderc/logo.jpg">
イメージにフル・パスを使用する
すべてのフル・パスは/contentlibrary/で始まる必要があります。たとえば、logo.jpgと呼ばれるイメージを参照先とするドキュメントの場所に関係なく、このイメージのフル・パスは次のようになります。/contentlibrary/foldera/folderb/folderc/logo.jpg
リッチ・テキスト・エディタのイメージ・ピッカーは、常にフル・パスを使用します。
ビルトイン手法のパス
イメージ参照の他にも、特定のOracle Responsysビルトイン関数がドキュメントとパスを使用します。このような場合、/contentlibrary/foldera/folderb/folderc/
のように、常にフル・パスを使用する必要があります。
これにはdocument()ビルトインとforeach()ビルトインも含まれます。