アプリ・チャネル・リストの標準フィールド

次の表では、アプリ・チャネル・リストのシステム定義のリスト・フィールドについて説明します。

注意: アプリ・チャネル・リストのスキーマは変更できません。そのフィールドはすべてシステム定義のフィールドであり、変更できません。カスタム・フィールドを追加することもできません。追加のモバイル・アプリ・チャネル・データを取得する必要がある場合は、アプリ・チャネルPETを作成できます。詳細は、『Oracle Responsys Mobile App Channel Configuration Guide』(PDF)を参照してください。

フィールド名 フィールド・タイプ 説明

ADMIN_AREA1_

テキスト・フィールド(50文字まで)

州・都道府県やリージョンなど、デバイスの最新の地域分類。この属性を使用して、地域に基づいてキャンペーンのターゲットを設定できます。

重要: この属性をログに記録する場合は必ず、ユーザーから明示的な同意を得てください。

ADMIN_AREA2_

テキスト・フィールド(50文字まで)

郡や地方など、デバイスの最新のサブ地域分類。この属性を使用して、地域に基づいてキャンペーンのターゲットを設定できます。

重要: この属性をログに記録する場合は必ず、ユーザーから明示的な同意を得てください。

ADVERTISER_ID_ テキスト・フィールド(255文字まで)

デバイスの一意のプラットフォーム固有の広告主ID。プラットフォームに応じて、IDFAまたはGoogle AD IDのいずれかです。

注意: Responsysのアプリ・チャネル・リストPETインポートの一致キーとして使用できます。アカウントに、同じアプリ・チャネル・リストを使用する複数のアプリがある場合、これを一致キーとしてアプリ・チャネル・リストPETにインポートすることはお薦めしません。ADVERTISER_ID_はデバイスごとに一意であるため、デバイスに、同じアカウントから複数のアプリがインストールされている場合は競合が発生します。また、デバイス・ユーザーはいつでも広告主IDをリセットして新しいIDを生成できるため、この値が変更されないことは保証されません。

APP_ID_

テキスト・フィールド(100文字まで)

デバイスにインストールされているアプリのアプリID/モバイル・アプリ識別子。

API_KEY_

テキスト・フィールド(25文字まで)

アプリのGUID、プラットフォーム・タイプおよびプラットフォーム識別子。(プラットフォーム固有のAPIキー)

APP_LOCATION_PERMISSION_ 1文字フィールド アプリ・ユーザーがデバイスの位置情報サービスへのアクセスをアプリに付与したかどうかを示します。アプリ・チャネル・リストのプッシュに関する許可関連フィールドの詳細を参照してください。

APP_VERSION_

テキスト・フィールド(20文字まで)

デバイスでのアプリの最新バージョン。

CARRIER_

テキスト・フィールド(30文字まで)

デバイスのモバイル通信事業者。

CHANNEL_DELIVERABILITY_STATUS_

1文字

メッセージをこのデバイスに送信できるかどうかを示します。システムがアプリ・チャネル・リスト・レコードを作成すると(つまり、新規ユーザーが特定のモバイル・デバイスにアプリを初めてインストールすると)、「D」(配信可能)に設定されます。ユーザーがモバイル・アプリをアンインストールした場合など、デバイスに到達できなくなった場合は、「U」(配信不能)に設定されます。アプリ・チャネル・リストのプッシュに関する許可関連フィールドの詳細を参照してください。

CHANNEL_PERMISSION_REASON_ テキスト v2統合プッシュ・アーキテクチャを使用するアカウントの場合は、レコードがアプリ・チャネル・リストに追加されると「PU:MERGE」に設定されます。v1統合プッシュ・アーキテクチャから移行されたアカウントには、この値が「CO:MERGE」に設定されたアプリ・チャネル・リスト・レコードが存在する可能性があります。これは、レコードがコネクト・ジョブによって追加されたことを意味します。

CHANNEL_PERMISSION_STATUS_

テキスト

ユーザーがこのデバイスからプッシュ通知を受け取るようにオプトインしているかどうかを示します。

Androidデバイスのレコードについては、常に「I」(オプトイン)に設定します。iOSデバイスのレコードについては、iOSデバイスのユーザー・プリファレンスを反映するように、「I」(オプトイン)または「O」(オプトアウト)に設定できます。アプリ・チャネル・リストのプッシュに関する許可関連フィールドの詳細を参照してください。

CREATED_DATE_

タイム・スタンプ・フィールド(日時)

Responsysでレコードが作成された日時。

DEVICE_CITY_

テキスト・フィールド(100文字まで)

デバイスの最新の市区町村。この属性を使用して、地域に基づいてキャンペーンのターゲットを設定できます。

重要: この属性をログに記録する場合は必ず、ユーザーから明示的な同意を得てください。

DEVICE_COUNTRY_CODE_

テキスト・フィールド(2文字まで)

デバイスの最新の国コード。この属性を使用して、地域に基づいてキャンペーンのターゲットを設定できます。

重要: この属性をログに記録する場合は必ず、ユーザーから明示的な同意を得てください。

DEVICE_ID_

テキスト・フィールド(255文字まで)

アプリを最初に実行したときにデバイスのOSによって生成されたデバイスID (GUID/UUIDスタイル)。つまり、同じデバイスの異なるアプリには、異なるデバイスIDがあります。このIDは、モバイル・アプリをアンインストールして再インストールすると変わります。Responsysで内部的に使用。

注意: デバイスID + APIキーの組合せは、Responsysのアプリ・チャネル・リストPETインポートの一致キーとして使用できます。

DEVICE_MODEL_

テキスト・フィールド(100文字まで)

デバイスのモデル識別子。

DEVICE_POSTAL_CODE_

テキスト・フィールド(255文字まで)

デバイスの最新の郵便番号。この属性を使用して、地域に基づいてキャンペーンのターゲットを設定できます。

重要: この属性をログに記録する場合は必ず、ユーザーから明示的な同意を得てください。

DEVICE_TOKEN_ テキスト(1024文字まで) GCMおよびAPNSプラットフォームにメッセージを送信するためのプライマリ・ハンドル。
EXT_DEVICE_TRACKING_ID_ テキスト(255文字まで)

デバイスに関する外部分析データなど、他のSDKによって取得されたデータを許可します。

注意: Responsysのアプリ・チャネル・リストPETインポートの一致キーとして使用できます。このIDは、外部システムの一意のデバイスIDを表します。Oracle Responsys Mobile App Platform Cloud Service SDKを使用して、モバイル・アプリ開発者は、最初のデバイス登録時およびその後のデバイス登録更新時に、これをログに記録できます。

INSTALLED_AT_DATE_

タイム・スタンプ・フィールド(日時)

これは、デバイスでモバイル・アプリが最初に実行された日付です。つまり、モバイル・アプリがインストールされたことをResponsysが検出した日付です。

IP_ADDRESS_ テキスト(50文字まで) デバイスのIP。非表示列。

LOCALE_

テキスト(25文字まで)

デバイスのロケール。通常、2文字のISO言語コードと2文字のISO国コードの組合せとして表されます。例: en_US

MANUFACTURER_ テキスト(100文字まで) デバイスのメーカー。

MOBILE_COUNTY_CODE_

テキスト・フィールド(25文字まで)

デバイスのモバイル国コード。使用可能な場合は入力されます。

MODIFIED_DATE_

タイム・スタンプ・フィールド(日時)

Responsysでレコードが最後に更新された日時。

OS_VERSION_

テキスト(25文字まで)

デバイスのオペレーティング・システムのバージョン。

PLATFORM_TYPE_

テキスト・フィールド(10文字まで)

デバイスのプラットフォーム・タイプ。値は次のとおりです。

  • APNS - Apple iOSプラットフォーム
  • SAPNS - Apple iOS開発プラットフォーム
  • GCM - Google Androidプラットフォーム
  • WNS - Windowsプラットフォーム(Responsys v2プッシュ・プラットフォームではサポートされません)
PROFILE_RIID_ 整数 これは、プロファイル・リストへの外部キー参照です。すべてのアプリ・チャネル・リストは、プロファイル・リストに関連付けられています。このフィールドに値がある場合、それはプロファイル・リストの既知の連絡先に対応します。反対に、このフィールドが空白の場合は、ユーザーのプロファイルが不明であることを意味します(つまり、モバイル・アプリのユーザーが、自分のユーザー識別子でモバイル・アプリにサインインしないことを選択しています)。
PUSH_PERM_BADGES_ 1文字フィールド

注意: このフィールドはiOSデバイスにのみ適用されます。

この列は、iOSユーザーがこのiOSデバイスでアプリ・アイコンのバッジ付けをオプトインしたかどうかを示します。iOSデバイスのユーザー・プリファレンスを反映するように、「I」(オプトイン)または「O」(オプトアウト)に設定できます。アプリ・チャネル・リストのプッシュに関する許可関連フィールドの詳細を参照してください。

PUSH_PERM_AUTH_STATUS_ 1文字フィールド

注意: このフィールドはiOSデバイスにのみ適用されます。

iOSアプリがiOS暫定承認を実装している場合、この列はiOSユーザーが暫定承認状態(P)かどうかを示します。iOSアプリが暫定承認でインストールされると、アプリケーションは自動的にプッシュ通知をオプトインし、静かに配信すること、つまり、中断しない通知のみをユーザーと共有することが暫定的に承認され、デバイスのロック画面に、またはバナーとして表示することで、プッシュ通知でユーザーを妨害しません。このようなiOSアプリでは、ユーザーが引き続き暫定的に承認されており、アプリのインストール後にデバイスのプッシュ通知許可を更新していない場合、この列は「P」(暫定的に承認済)に設定されます。この列の目的は、特定のユーザーが暫定的に承認されているかどうかに基づいて、マーケタが決定を下せるようにすることです。このフィールドおよび暫定承認の詳細を参照してください。

REGISTRATION_UPDATED_DT_ タイム・スタンプ・フィールド(日時) システムで内部的に使用。非表示列。

RIID_

整数

アプリ・チャネル・リストの一意のデバイス・レコードに対応するOracle Responsys ID。これは、既知および未知のモバイル・アプリ・ユーザーの追跡に使用される予約フィールドで、すべてのモバイル・アプリ・チャネル・アクティビティ(送信済、開封、コンバージョンなど)に対して記録されるキーです。

注意: RIID_をResponsysのアプリ・チャネル・リストPETインポートの一致キーとして使用できます。

SCREEN_DENSITY_ 数字 画面密度乗数(たとえば、第1世代Apple Retinaディスプレイの場合は2)。

SCREEN_HEIGHT_

整数

デバイスの画面の高さ(ピクセル単位)。

SCREEN_WIDTH_

整数

デバイスの画面の幅(ピクセル単位)。

SDK_VERSION_

テキスト・フィールド(25文字まで)

トラブルシューティングのためにOracle Responsysで使用される、Responsys Mobile App SDKのバージョン。

TIME_ZONE_

テキスト・フィールド(50文字まで)

デバイスのタイム・ゾーン。

UPDATED_AT_DATE_

タイム・スタンプ・フィールド(日時)

これは、モバイル・アプリが最後にResponsysシステムと通信した日付です。ユーザー・インタラクションまたはその他の原因(バックグラウンドでの場所の更新など)による場合があります。

VENDOR_ID_ テキスト(255文字まで) IDFV、またはベンダーの識別子。同じ会社のすべてのアプリで共有されます。非表示列。
USER_IDENTIFIER_ テキスト(50文字まで)

ログインしているユーザーの場合は、モバイル・アプリからのUSER_IDENTIFIER (一致キー)の値が含まれます。ログアウトしたユーザーの場合は、nullが含まれます。モバイル・アプリが、ログイン済ユーザーのメッセージ・センター・メッセージをResponsysから取得するときに使用されます。

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関連項目

アプリ・チャネル・リストの許可フィールド

アプリ・チャネル・リスト・レコードの削除

Oracle Responsys Mobile App Channel Configuration Guide (PDF)