アプリ・チャネル・リストの許可フィールド

Oracle Responsysは、様々なモバイル機能の個々のオプトイン・ステータスを追跡し、マーケタがキャンペーンで関連するデバイスのみをターゲットできるようにします。マーケタは、これらの許可フィールドをフィルタの属性として使用して、キャンペーンでフィルタをターゲットできます。アプリ・チャネル・リスト・システム・フィールドのリストを参照してください。

許可関連フィールド

フィールド名 サポートしているオペレーティング・システム 説明 フィールド値

CHANNEL_PERMISSION_STATUS_

iOSとAndroid この列は、ユーザーがデバイスでプッシュ通知を受け取るようにオプトインしたかどうかをマーケタに通知します。
  • I: オプトイン
  • O: オプトアウト

PUSH_PERM_AUTH_STATUS_

注意: この列が入力されるためには、リリース19D SDK以降が必要です。

iOS

iOSアプリがiOS暫定承認を実装している場合、この列はiOSユーザーが暫定承認状態(P)かどうかを示します。iOSアプリが暫定承認でインストールされている場合:

  • アプリケーションは自動的にプッシュ通知をオプトインし、静かに配信すること、つまり、中断しない通知のみをユーザーと共有することが暫定的に承認されます。
  • プッシュ通知は、デバイスのロック画面に、またはバナーとして表示することで、ユーザーを妨害しません。

このようなiOSアプリでは、ユーザーが引き続き暫定的に承認されており、アプリのインストール後にデバイスのプッシュ通知許可を更新していない場合、この列は「P」(暫定的に承認済)に設定されます。この列の目的は、特定のユーザーが暫定的に承認されているかどうかに基づいて、マーケタが決定を下せるようにすることです。

フィルタを使用して暫定承認されているユーザーを識別するには:

  1. プロファイル・データを使用するアプリ・チャネル・リスト・フィルタを開くか作成します。
  2. 「プロファイル属性」セクションの下にPUSH_PERM_AUTH_STATUS_属性をドラッグ・アンド・ドロップします。
  3. 条件に「次に一致」を選択します。

    ヒント: 暫定承認されていないユーザーを識別するには、値「P」に対する「次に一致」のかわりに「次に一致しない」を選択します。さらに、別のPUSH_PERM_AUTH_STATUS_属性をドラッグ・アンド・ドロップして、値「NULL」に対して「次に一致しない」を選択する必要があります。

  4. テキストボックスに「P」と入力します。

  • P: iOSユーザーは暫定承認され、インストール以降にデバイスのプッシュ通知許可を更新していません。ユーザーは中断しない通知を受け取ります。「Apple Developer Documentation」の定義を参照してください。
  • U: iOSユーザーは、アプリからの通知を受け取るかどうかを表明していません。この値は、暫定承認を実装するアプリには適用されません。「Apple Developer Documentation」の定義を参照してください。
  • A: iOSユーザーは、アプリからの通知を受け取ることを表明しています。「Apple Developer Documentation」の定義を参照してください。
  • D: iOSユーザーは、アプリからの通知を受け取らないことを表明しています。「Apple Developer Documentation」の定義を参照してください。
  • NULL/空: ユーザーのPUSH_PERM_AUTH_STATUS_のステータスが不明であることを示します。 

PUSH_PERM_BADGES_

注意: この列が入力されるためには、リリース19D SDK以降が必要です。

iOS この列は、iOSユーザーがこのiOSデバイスでアプリ・アイコンのバッジ付けをオプトインしたかどうかを示します。iOSデバイスのユーザー・プリファレンスを反映するように、「I」(オプトイン)または「O」(オプトアウト)に設定できます。
  • I: オプトイン
  • O: オプトアウト
  • NULL/空: ユーザーのPUSH_PERM_BADGES_のステータスが不明であることを示します。 

APP_LOCATION_PERMISSION_

注意: この列が入力されるためには、リリース19D SDK以降が必要です。

iOSとAndroid

この列は、アプリ・ユーザーがデバイスの位置情報サービスへのアクセスをアプリに付与したかどうかを示します。

重要: AndroidとiOSの両方で、位置情報アクセス許可モデルは頻繁に更新されます。iOSまたはAndroidの位置情報アクセス許可モデルに対する今後の更新には、SDKの更新が必要になります。

iOSの場合:

  • U: ユーザーは、アプリで位置情報サービスを使用するかどうかを表明していません。「Apple Developer Documentation」の定義を参照してください。
  • W: ユーザーは、アプリが位置情報サービスを使用できるのは使用中(つまり、アプリがフォアグラウンドで実行されている場合)のみであることを表明しています。「Apple Developer Documentation」の定義を参照してください。
  • A: ユーザーは、アプリが位置情報サービスを常に使用することを表明しています。「Apple Developer Documentation」の定義を参照してください。
  • N: ユーザーは、アプリが位置情報サービスを使用できないことを表明しています。「Apple Developer Documentation」の定義を参照してください。
  • R: デバイスの制限により、アプリは位置情報サービスを使用できません。「Apple Developer Documentation」の定義を参照してください。
  • NULL/空: ユーザーのAPP_LOCATION_PERMISSION_のステータスが不明であることを示します。 

Androidの場合:

  • W: ユーザーは、アプリが位置情報サービスを使用できるのは使用中(つまり、アプリがフォアグラウンドで実行されている場合)のみであることを表明しています。

    注意: この値はAndroid Q以降にのみ関係があります。

  • A: ユーザーは、アプリが位置情報サービスを常に使用することを表明しています。
  • N: ユーザーは、アプリが位置情報サービスを使用できないことを表明しています。
  • NULL/空: ユーザーのAPP_LOCATION_PERMISSION_のステータスが不明であることを示します。 

関連項目