プロファイル拡張表の作成

プロファイル拡張閉じたプロファイル拡張は連絡先の行動、デモグラフィックまたはプロファイル・プリファレンスの特徴を定義する追加属性を保存するために使用する表です。プロファイル拡張には集計データが保存され、これとプロファイル表の受信者は1対1の関係にあります。(PET)は、連絡先の行動、デモグラフィックまたはプロファイル・プリファレンスの特徴を定義する追加属性を保存するための方法です。これを作成しておくと、効率的に問合せやデータ・インポートを実行できるように連絡先情報を整理するのに役立ちます。

ヒント: 19A以降にプロビジョニングされた新しいアカウントについては、システム管理者が、業種に基づいて、アセットの事前定義済セット(プロファイル・リスト、PETおよびサプリメンタル表)をアカウントに自動的に含めるように選択できます。詳細は、事前ロード・データ・アセットを参照してください。

受信者に関する非集計情報(田中一郎は複数の参照を使用している、あるいは複数回購入をしたなど)を保存するサプリメンタル表と異なり、プロファイル拡張には集計データが保存されています。これとメイン表の受信者は1対1の関係にあります。

たとえば、連絡先の購入情報を得たい場合、サプリメンタル表には全購入データが保存されている一方、プロファイル拡張は最近購入アイテム名のみ、または購入データのロールアップ(最終購入日、最終購入額、顧客の生涯購入額など)のみが保存されています。

これにより、サプリメンタル表では不可能なプロファイル拡張のフィルタリングが可能です。フィルタ・デザイナの「表のメンバー」を使用してこのグループを指定してください。

参照、放棄、購入行動の集計データはフィルタ・デザイナのリーセンシ部分で見ることができるようになりました。これらのフィルタはProgramからもアクセスできます。このプロセスの詳細は、「Connectの理解」をご覧ください。

SMSキャンペーンではプロファイル拡張表をターゲティングに使用できますが、パーソナライズ用には使用できません。

モバイル・アプリ・キャンペーンに対して、アプリ・チャネル・リストのPETを作成できます。アプリにユーザーからの通知プリファレンスを収集するプリファレンス・セクションが含まれている場合、Responsys Mobile App SDKでそのプリファレンスを宣言できます。このSDKではこの情報をキャプチャし、それが通常のコネクト・ジョブの一部としてロードされます。通知プリファレンスをアプリ・チャネル・リストのPETにロードするには、アプリの構成時にそのPETを選択します。プリファレンスPETの選択についての詳細は、「モバイル・アプリの構成の管理」をご覧ください。

Webプッシュ・キャンペーンに対して、Webプッシュ・チャネル・リストのPETを作成できます。Webプッシュ・チャネル・リストの詳細は、「Webプッシュ・チャネル・リストの作成」を参照してください。

PETの作成

開始する前に、次のことが必要です。

  • システム上、特定のリストに対しPETは40まで、PETごとに属性は20まで作成できます。1つのフィルタにプロファイル拡張は3つまで使用できます。
  • フィルタ・デザイナは、最大テキスト・フィールド(4000文字以下*)データ・タイプのプロファイル拡張表のフィールドをサポートしていません。フィルタ・デザイナの詳細は、「フィルタのデザイン」をご覧ください。

PET、アプリ・チャネル・リストPETまたはWebプッシュ・チャネル・リストPETを作成するには:

  1. サイド・ナビゲーション・バーの「リスト」アイコン「データ」をクリックし、「プロファイル・リスト」を選択します。(この選択肢が表示されませんか。 トピックを参照してください。)
  2. 「プロファイル拡張」タブを選択します。
  3. 「プロファイル拡張の作成」をクリックします。

    「プロファイル拡張の作成」ダイアログが開きます。

  4. リストにアプリ・チャネル・リストまたはWebプッシュ・チャネル・リストがある場合は、リスト、アプリ・チャネル・リストまたはWebプッシュ・チャネル・リストのいずれのPETを作成するかを選択します。
  5. 2つのオプションのいずれかを使用してPETをアップロードします。
    1. 「ファイルのアップロード」をクリックします。

      「インバウンド・ソース」セクションが開きます。

    2. アップロードするファイルを選択するために、「ファイルの選択」をクリックしてファイルを選択し、ファイル・キャラクタ・セットを選択します。

      注意: ファイルに絵文字が含まれている場合は、「Unicode (UTF-8)」のキャラクタ・セットを選択する必要があります。

    3. 「次へ」をクリックします。

      「ファイルの処理」セクションが開きます。

    4. ファイル仕様をプレビューします。

      注意: ファイルに絵文字が含まれている場合は、ファイルのプレビューで絵文字が正しく表示されない可能性があります。ただし、ファイルが正常にアップロードされると、絵文字はデータ・ビューアに正しく表示されます。

    5. 「次へ」をクリックします。

      「表フィールド」セクションが開きます。

    6. 「入力フィールド」を適切な「データ・タイプ」にマッピングします。

      ヒント: フィールド内容特有のテキスト、数字または整数フィールドを使用することをお薦めします。たとえば、数字フィールド名にはテキスト・フィールドとは異なり数字または整数を使用して、問合せパフォーマンスを向上します。

    7. 「次へ」をクリックします。

      「レコードの処理」セクションが開きます。

    8. ファイルのレコードの処理を構成します。
      • ファイルにアップロードされる日付の形式を選択します。
      • Responsysで新規のレコードを既存のレコードと照合する方法を構成します。
    9. 「次へ」をクリックします。

      「データ・ソースの作成」セクションが開きます。

    10. フォルダを選択し、名前を入力して、失効日を設定します。

      注意: プロファイル拡張表(PET)の作成時に、失効日を設定できるようになりました。表の失効日を設定する場合、別の日付を指定しないかぎり、デフォルトは90日です。デフォルトでは、すべての表が失効しません。

    11. 「次へ」をクリックして終了します。
    1. 「フィールドの指定」をクリックします。

      「表の作成」ダイアログ。

    2. 「フィールド名」を追加して、各フィールドの「データ・タイプ」を選択します。

      ヒント: フィールド内容特有のテキスト、数字または整数フィールドを使用することをお薦めします。例: 数字フィールド名にはテキスト・フィールドとは異なり、数字または整数を使用して、問合せパフォーマンスを向上します。

    3. 必要に応じてフィールドの追加を継続します。表に20以上のフィールドが必要な場合は、「フィールドの追加」リンクをクリックします。
    4. 「次へ」をクリックします。
    5. フォルダを選択し、新しいデータ・ソースをの名前を入力して、失効日を設定します。

      注意: プロファイル拡張表(PET)の作成時に、失効日を設定できるようになりました。表の失効日を設定する場合、別の日付を指定しないかぎり、デフォルトは90日です。デフォルトでは、すべての表が失効しません。

    6. 「作成」をクリックして終了します。

関連項目