計算スクリプトの作成

Essbase計算スクリプトでは、ブロック・ストレージ・キューブの計算方法が指定されます。それにより、アウトラインで定義されているキューブ計算はオーバーライドされます。たとえば、キューブのサブセットを計算することや、メンバー間でデータ値をコピーすることができます。

Essbase Webインタフェースのスクリプト・エディタを使用して、計算スクリプトを作成します。

計算スクリプトは、集約ストレージ・アプリケーションには適用されません。

  1. 「アプリケーション」ページでアプリケーションを開き、データベース(キューブ)を開きます。
  2. 「スクリプト」をクリックし、次に「計算スクリプト」をクリックします。
  3. 「作成」をクリックし、新しい計算スクリプトを作成します。
  4. 新しいスクリプトの名前を入力します。
  5. 計算スクリプトでメンバー名が必要な場合、「メンバー・ツリー」にドリルして追加するメンバーを見つけます。
  6. ディメンション名またはメンバー名をダブルクリックして、それらをスクリプトに挿入します。
  7. 計算スクリプトで関数名が必要な場合、「関数名」メニューを使用して、計算関数を検索してスクリプトに追加します。

    各関数の説明を読むには、メニューにある「関数の説明」を参照します。

  8. スクリプトを保存する前に「検証」をクリックします。

    スクリプトの検証では、スクリプト構文が確認されます。たとえば、スペルが正しくない関数名や行末のセミコロンの欠落が特定されます。検証では、ディメンション名およびメンバー名も確認されます。

  9. 検証エラーを修正します。
  10. 「保存」をクリックします。
  1. アプリケーション・ページで、アプリケーションを展開します。
  2. キューブ名の右にある「アクション」メニューから、インスペクタを起動します。
  3. 「スクリプト」タブ、「計算スクリプト」タブの順に選択します。
  4. 「追加」 「追加」アイコンのイメージ。 をクリックして、新しい計算スクリプトを作成します。
  5. 「スクリプト名」フィールドに名前を入力します。
  6. 計算スクリプトでメンバー名が必要な場合、「メンバー・ツリー」にドリルして追加するメンバーを見つけます。

    ディメンション名またはメンバー名を右クリックして、それらをスクリプトに挿入します。

  7. 計算スクリプトで関数名が必要な場合、「関数名」メニューを使用して、計算関数を検索してスクリプトに追加します。

    各関数の説明を読むには、メニューにある「関数の説明」を参照します。

  8. スクリプトを保存する前に「検証」をクリックします。

    スクリプトの検証では、スクリプト構文が確認されます。たとえば、スペルが正しくない関数名や行末のセミコロンの欠落が特定されます。検証では、ディメンション名およびメンバー名も確認されます。

  9. 検証エラーを修正します。
  10. 「保存」をクリックします。

計算スクリプト・ロジックについて学習するには、ブロック・ストレージ・データベース用の計算スクリプトの作成を参照してください。

計算関数およびコマンドについて学習するには、計算関数および計算コマンドを参照してください。