キューブ・デザイナは、レイアウトおよび構文の厳密な要件を満たすようにアプリケーション・ワークブックを設計、作成および変更するために役立ちます。
キューブ・デザイナの基本コンポーネントは、キューブ・デザイナ・リボンおよびデザイナ・パネルです。キューブ・デザイナ・リボンについておよびデザイナ・パネルについてを参照してください。
キューブ・デザイナ・リボンについて
キューブ・デザイナ・リボン上のオプションを使用すると、データのロード、式の編集、ジョブの表示など、いくつかのキューブ管理タスクを実行できます。
キューブ・デザイナ・リボンのオプション
また、このダイアログ・ボックスではカタログ・ツールバーを使用でき、ここから、アップロード、ダウンロード、切取り、コピー、貼付け、削除、名前変更、新規フォルダの作成など、カタログ内で多数のファイル操作を実行できます。
サーバー名: 現在定義されている接続の場所が表示されます。「サーバー名」をクリックしてログインすると(そのように求められた場合)、サーバー名およびクライアントとサーバーのバージョンが表示されます。
デザイナ・パネルについて
デザイナ・パネルでは、アプリケーション・ワークブック内のワークシートの読取りと書込みを手動で行います。デザイナ・パネルの下部にあるシートからボタンを使用すると、アプリケーション・ワークブック全体のデータが読み取られ、そのデータがパネルに移入されます。シートへボタンを使用すると、デザイナ・パネルからのデータでアプリケーション・ワークブック全体が更新されます。「リセット」ボタンを使用すると、デザイナ・パネルからデータがクリアされます。
パネルの使用方法として一般的なのは、シートからを使用して、あるアプリケーション・ワークブックからパネルに情報を移入し、新しい空のワークブックを開いてから、シートへを使用して1つ目のアプリケーション・ワークブックのクローンを作成することです。
デザイナ・パネルでアプリケーション・ワークブックを設計および編集できます。その5つの各タブは、アプリケーション・ワークブック内の5タイプのワークシートのいずれかに対応しています。アプリケーション・ワークブックの使用によるキューブの設計と作成を参照してください。
パネルを開くには、キューブ・デザイナ・リボンで「デザイナ・パネル」 をクリックします。
「キューブ・デザイナ」をクリックして「Smart View」パネルが表示されたら、切替え をクリックして、ドロップダウン・メニューから「キューブ・デザイナ」を選択します。
デザイナ・パネルには、次のタブがあります。
キューブ: アプリケーション・ワークブック内のEssbase.Cubeワークシートを設計および変更できます。
キューブ・デザイナでのEssbase.Cubeワークシートの操作に関する項を参照してください。
設定: アプリケーション・ワークブック内のCube.Settingsワークシートを設計および変更できます。
関連項目:
ディメンション: アプリケーション・ワークブック内のDim.dimnameワークシートを設計および変更できます。
キューブ・デザイナでのディメンション・ワークシートの操作を参照してください。
データ: アプリケーション・ワークブック内のData.filenameワークシートを設計および変更できます。
「キューブ・デザイナでのデータ・ワークシートの操作」を参照してください。
計算: アプリケーション・ワークブック内のCalc.scriptnameワークシートを設計および変更できます。
キューブ・デザイナでの計算ワークシートの操作を参照してください。