ファイルの接続およびデータソースの作成

Essbaseサーバー・ファイル・カタログのソース・データ・ファイルでグローバルまたはローカル接続およびデータソースを定義します。

  1. ソース・データ・ファイルをEssbaseのファイル・カタログにアップロードします。

  2. このタスク・フロー用にサンプル・ソース・データ・ファイルが必要な場合は、ファイル・カタログの「ギャラリ」セクションからUserDetails.csvを使用できます。これは、関連する国、コスト・センター、通貨、マネージャ、会社、ビジネス・ユニットおよびオフィスを含む22名のユーザーのリポジトリです。

  3. Essbase Webインタフェースで、「ソース」「接続」の順にクリックします。

    または、グローバルではなくアプリケーション・レベルで接続およびデータソースを定義するには、ソース・ページではなくアプリケーション・ページで開始します。アプリケーション名をクリックし、次に「ソース」をクリックします。このトピックで使用される例は、Sampleで定義されたアプリケーション・レベルの接続です。

  4. 「接続の作成」をクリックし、接続タイプとして「ファイル」を選択します。

  5. 接続の名前を入力します(例: UserDetails)。

  6. ソース・データ・ファイルのカタログの場所を参照します。

  7. オプションの説明を入力します(例: CSV file of user details)

  8. 「テスト」をクリックして接続を検証し、成功した場合は「作成」をクリックします。


    Essbaseサーバー・カタログのファイルに対する接続を作成するための「接続の作成」ダイアログ。名前: UserDetails、カタログ・ファイルへのパス: /gallery/Technical/Filters/UserDetails.csv、説明: CSV file of user details

  9. 接続が正常に作成され、接続のリストに表示されることを確認します。

    次に、ファイル接続のデータソースを作成します。

  10. 「データソース」「データソースの作成」の順にクリックします。

  11. 「接続」ドロップダウン・ボックスから、作成した接続の名前を選択します(例: UserDetails)。

  12. データソースの名前および説明(オプション)を入力します。

  13. Essbaseでは、ヘッダー行がある場合やカンマ区切りの場合など、ソース・データに関する詳細が検出されて入力されます。「次」をクリックします。


    Essbaseサーバーのファイルに対するデータソースを作成するための「データソースの作成」ダイアログの「一般」ステップ。接続: SAMPLE.UserDetails、名前: userDetails_DS、説明: User details repository。CSVにヘッダー・レコードが含まれることがEssbaseで検出されたため、「ヘッダー行」が選択されています。ファイルがカンマ区切りであることがEssbaseで検出されたため、「デリミタ」は「カンマ」です

  14. 表を問い合せるSQL文が適切であった場合は、問合せ列が移入されます。数値列を「倍精度」に変更して、「次」をクリックします。


    「データソースの作成」ダイアログの「列」ステップ。列名とタイプがリストされています。必要に応じて、タイプを「文字列」からより適切なデータ型に変更できます。

  15. プレビューが正しい場合は、「作成」をクリックしてデータソースの作成を完了します。