別のキューブにアクセスするための接続およびデータソースの作成

Essbaseの(異なるインスタンス上の) 2つのキューブ間に接続およびデータソースを定義します。

  1. Essbase Webインタフェースサービス管理者またはアプリケーション・マネージャとしてログインします。
  2. 「ソース」「接続」の順にクリックします。

    グローバルではなくアプリケーション・レベルで接続およびデータソースを定義するには、ソース・ページではなくアプリケーション・ページで開始します。アプリケーション名をクリックし、次に「ソース」をクリックします。

  3. 「接続の作成」をクリックし、接続タイプとして「Essbase」を選択します。
  4. 接続名を入力します(例: Essbase2)。
  5. ホストとポートの情報を入力するか、「URLの使用」ボックスを選択します。接続情報は、サービス管理者から提供されます。

    別のEssbaseインスタンスに対する接続を作成するための「接続の作成」ダイアログ。名前: Essbase2。「URLの使用」が選択されています。「URL」はhttps://myserver.example.com:9001/essbase/agentです。「ホスト」と「ポート」は、「URLの使用」が選択されているため空白です。ユーザー: admin。パスワード(不明瞭化)。説明: Connection to Essbase instance 2

    URLを使用する場合、検出URLの形式を使用します。検出URLは、サービス管理者から提供されたURLの最後に/agentを追加したものです。例:

    https://myserver.example.com:9001/essbase/agent
  6. 「テスト」をクリックして接続を検証し、成功した場合は「作成」をクリックします。
  7. 接続が正常に作成され、接続のリストに表示されることを確認します。
    次に、Essbase接続のデータソースを作成します。
  8. 「データソース」「データソースの作成」の順にクリックします。
  9. 「接続」ドロップダウン・ボックスから、作成した接続の名前を選択します。
  10. データソースの名前および説明(オプション)を入力します。
  11. このデータソースで使用されるアプリケーションおよびデータベースを選択します。
  12. このデータソースで使用可能にするキューブ・データを選択する有効なMDX問合せを指定します。

    別のEssbaseインスタンスに対する接続を作成するための「接続の作成」ダイアログの「一般」ステップ。接続: Essbase2、名前: Essbase2_DS、説明: Essbase instance 2 datasource、アプリケーション: Sample、データベース: Basic、MDX問合せ: Select {Market} on columns, {Product} on rows from Sample.basic

  13. 「次」をクリックします。リモート・キューブを問い合せるMDX構文が適切であった場合は、問合せ列に移入されます。
  14. 数値列を「倍精度」に変更して、「次」をクリックします。

    別のEssbaseインスタンスに対するデータソースを作成するための「データソースの作成」ダイアログの「列」ステップ。インデックス1: 名前: Product、タイプ: 文字列。インデックス2: 名前: Market、タイプ: 文字列

  15. ソース固有の追加パラメータを変更して(該当する場合)、「次」をクリックします。
  16. プレビュー・パネルを確認します。他のキューブからデータの列をフェッチするMDX問合せの結果を確認する必要があります。

    別のEssbaseインスタンスに対するデータソースを作成するための「データソースの作成」ダイアログの「プレビュー」ステップ。Essbaseのプレビュー・データが表示されています。

  17. プレビューが正しい場合は、「作成」をクリックしてデータソースの作成を完了します。