Oracle Databaseにアクセスするための接続およびデータソースの作成

EssbaseおよびOracle Databaseの間の接続およびデータソースを定義します。

必要に応じて、ここのかわりに次のサブトピックのいずれかを使用してください:

  1. Essbase Webインタフェースサービス管理者またはアプリケーション・マネージャとしてログインします。
  2. 「ソース」「接続」の順にクリックします。

    グローバルではなくアプリケーション・レベルで接続およびデータソースを定義するには、ソース・ページではなくアプリケーション・ページで開始します。アプリケーション名をクリックし、次に「ソース」をクリックします。

  3. 「接続の作成」をクリックし、接続タイプとして「Oracle Database」を選択します。
  4. 「接続の作成」をクリックして、「Oracle Database」を選択します。
  5. 接続名、ホスト、ポート番号、ユーザー名およびパスワードを入力します。ユーザー名を入力する際は、ロールを含まないOracle Databaseユーザー名を入力します。「SID」(サーバーID)または「サービス」を選択し、サーバーの詳細を入力します。

    Oracle Databaseに対する接続を作成するための「接続の作成」ダイアログ。名前: Oracle Database。ホスト: myserver.example.com。ポート: 1521。ユーザー: essbase。パスワード: (不明瞭化)。「サービス」が選択され、値はorclpdb.example.comです。説明: Oracle PDB connection

  6. 「テスト」をクリックして接続を検証し、成功した場合は「作成」をクリックします。
  7. 接続が正常に作成され、接続のリストに表示されることを確認します。
    次に、Oracle Database接続のデータソースを作成します。
  8. 「データソース」「データソースの作成」の順にクリックします。
  9. 「接続」ドロップダウン・ボックスから、作成した接続の名前(Sample.Oracle Databaseなど)を選択します。アプリケーション・レベルの接続には、接頭辞としてappName.connectionNameの形式でアプリケーション名が付加されます。
  10. データソースの名前を指定します(例: OracleDB_DS)。
  11. オプションでデータソースの説明を入力します(例: SAMPLE_BASIC_TABLE on Oracle Database)。
  12. 「問合せ」フィールドに、このデータソースで使用可能にするOracle Databaseデータを選択する適切なSQL問合せを指定します。

    Oracle Databaseに対するデータソースを作成するための「データソースの作成」ダイアログの「一般」ステップ。接続: Sample.Oracle Database、名前: OracleDB_DS、説明: SB_DATA table on Oracle Database、問合せ: select * from SB_DATA

  13. 「次」をクリックします。Oracle Database領域を問い合せるSQL文が適切であった場合は、データ・ソースのプレビューに最大10個のデータ・レコードが表示されます。

    Oracle Databaseに対するデータソースを作成するための「データソースの作成」ダイアログの「列」ステップ。インデックス1: 名前: DIMENSION_PRODUCT、タイプ: 文字列。その他の名前でさらに複数の列が順番にリストされており、いくつかは「タイプ」が「文字列」で、いくつかは「タイプ」が「倍精度」です。

  14. 数値列を「倍精度」に変更して、「次」をクリックします。
  15. ソース固有の追加パラメータを変更して(該当する場合)、「次」をクリックします。パラメータの使用の詳細は、「データソースのパラメータの実装」を参照してください。
  16. プレビュー・パネルを確認します。Oracle Databaseからデータの列をフェッチするSQL問合せの結果を確認する必要があります。

    Oracle Databaseに対するデータソースを作成するための「データソースの作成」ダイアログの「プレビュー」ステップ。Oracle Databaseのプレビュー・データが表示されており、列名の下に値があります。

  17. プレビューが正しい場合は、「作成」をクリックしてデータソースの作成を完了します。