表形式データからのキューブの作成および更新

このワークフローでは、固有の列ヘッダーを使用するSample_Table.xlsxというサンプルの表形式データのExcelファイルを使用します。キューブへの表形式データの変換を参照してください。

  1. Essbase Webインタフェースで、「ファイル」をクリックします。
  2. 「ファイル」ページで、「ギャラリ」「テクニカル」「表形式」の順に開きます。
  3. Sample_Table.xlsxの横にある「アクション」メニューから、「ダウンロード」をクリックします。
  4. ファイルをローカル・ドライブに保存します。
  5. キューブを作成するには、アプリケーション・ページで、「インポート」をクリックします。
    1. 「インポート」ダイアログ・ボックスで、「ファイル・ブラウザ」をクリックし、Sample_Table.xlsxを参照します。
    2. Sample_Table.xlsxを開きます。
      アプリケーション名とキューブ名は事前に移入されます。アプリケーション名は拡張子を除いたソース・ファイル名に基づいており(この例では、Sample_Table)、キューブ名はワークシート名に基づいています(この例では、Sales)。
      • (オプション)このダイアログ・ボックスで、アプリケーション名およびキューブ名を変更できます。

      • (必須)既存のアプリケーションがインポート対象のアプリケーションと同じ名前である場合は、必ずキューブ名を一意にする必要があります。たとえば、Sample_Tableという名前のアプリケーションにSalesという名前のキューブがすでに存在する場合は、キューブの名前を変更するように求められます。

    3. (オプション)キューブ・タイプと作成するディメンションのタイプを変更します。
      Redwoodインタフェースで、次のことができます:
      • キューブ・タイプを変更します。デフォルトでは、キューブは「ハイブリッド・モード」オプションを持つ「ブロック・ストレージ」に設定されます。ブロック・ストレージ・タイプを維持してハイブリッド・ブロック・ストレージ・オプションを除去するか、「集約ストレージ」を選択できます。
      • 「サンドボックスを使用可能にする」を選択します(該当する場合)。

      • 「変換の表示」をクリックし、「インポート」ダイアログ・ボックスの「変換」ペインで、名前を変更するディメンションの名前を入力します。

      クラシックWebインタフェースで、「詳細オプション」をクリックし、次のことができます:
      • キューブ・タイプを変更します。デフォルトでは、キューブは「ハイブリッドBSO」オプションを持つ「BSO」(ブロック・ストレージ)に設定されます。ブロック・ストレージ・タイプを維持してハイブリッド・ブロック・ストレージ・オプションを除去するか、「ASO」(集約ストレージ)を選択できます。

      • 「サンドボックスを使用可能にする」を選択します(該当する場合)。

      • 「変換の表示」をクリックし、「インポート」ダイアログ・ボックスの「変換」ペインで、名前を変更するディメンションの名前を入力します。

      • ディメンション・タイプを変更します。

    4. 「OK」をクリックします。
      アプリケーションおよびキューブが、アプリケーション・ページにリストされます。
    5. (オプション)キューブ・アウトラインを表示します:
      Redwoodインタフェースで、アプリケーションを開き、キューブを開いてから、「アウトラインの起動」をクリックします。
      クラシックWebインタフェースで、アプリケーションを展開します。キューブ名の右にある「アクション」メニューから、アウトライン・エディタを起動します。
  6. 新しいメンバーまたはExcelファイルからの追加データ(増分ロードとして)を使用して、キューブを更新するには、アプリケーション・ページで、「インポート」をクリックします。

    表形式データには強制指定ヘッダーが必要で、Excelのプロパティには2つのカスタム・プロパティ(データベース名とアプリケーション名)の選択が必要です。そうしない場合は、アプリケーション名としてExcel名が、キューブ名としてシート名が使用されます。

    1. 増分ロードを実行するには、増分データがあるファイルを選択して、アプリケーション内のキューブにロードします。これは、「インポート」ダイアログで指定されています。「インポート」ダイアログ・ボックスで、「ファイル・ブラウザ」をクリックし、追加するファイルを選択して「開く」をクリックします。キューブはアプリケーションにすでに存在するというメッセージが表示されます。
    2. クラシックWebインタフェースで、「詳細オプション」をクリックします。
    3. 「構築オプション」で、キューブの更新オプションを選択するか、デフォルトの「キューブの更新 - すべてのデータの保持」のままにします。「OK」をクリックします。
      キューブおよび対応する表形式データが更新されます。
表形式データから共有メンバーを追加することはできません。