処理統計の概要

アップロード統計は、ヘッドエンド・システムから送信されるIMDや設備イベントのアップロードに関する統計です。

アップロード統計は、Oracle Utilities Smart Grid Gatewayの活動として定義されます。

アップロード統計活動の種類は、3種類あります。

ペイロード統計: 1つ以上の初期測定または設備イベントを含む特定のペイロード(ファイル)に関連する統計を含みます。ペイロード統計活動には、次の情報が含まれます。

  • ペイロードに関する基本情報(ヘッドエンド・システム、ファイル名およびステータス)
  • ミドルウェア統計(ファイルに関する詳細情報、処理された初期測定または設備イベントの合計数、初期測定エラーまたは設備イベント・エラーの数、処理時間の合計など)
  • 初期測定統計(処理された初期測定数など)
  • 設備イベント統計(処理された設備イベント数など)

ペイロード・エラー通知: 1つ以上の初期測定または設備イベントを含む個々のペイロード(ファイル)で発生したエラーの処理に関する詳細が含まれます。「ペイロード・エラー通知」活動は、「ペイロード統計」活動に関連しています。

ペイロード要約: 1つ以上の初期測定または設備イベントを含む個々のペイロード(ファイル)の処理要約統計を含みます。ペイロード要約活動は「ペイロード統計」活動に関連し、ペイロード処理の完了時に、関連するペイロード統計を更新するために使用されます。

アップロード統計活動は、ペイロード・ファイルの処理時に、次のように作成されます。

  • ペイロード処理の開始時に、処理を記録する「ペイロード統計」活動が作成されます。
  • 処理中にエラーが発生すると、「ペイロード・エラー通知」活動が作成されます。
  • ペイロード処理が完了すると、「ペイロード要約」活動が作成され、ペイロードの処理に関する詳細(処理の開始/終了時間、処理時間の合計、処理された初期測定または設備イベントの数、(ある場合は)初期測定エラーまたは設備イベント・エラーの数など)で「ペイロード統計」活動が更新されます。