ブロック・ボリュームの作成

ブロック・ボリューム・サービスにブロック・ボリュームを作成します。

ブロック・ボリュームはデタッチ可能なブロック・ストレージ・デバイスで、これを使用してインスタンスのストレージ容量を動的に拡張できます。詳細は、ブロック・ボリュームの概要を参照してください。
    1. ナビゲーション・メニューを開き、「ストレージ」をクリックします。「ブロック・ストレージ」で、「ブロック・ボリューム」をクリックします

    2. 「ブロック・ボリュームの作成」をクリックします。

    3. 「ブロック・ボリュームの作成」で、次の値を指定します:

      • 名前: ボリュームのわかりやすい名前を入力します。機密情報の入力は避けてください。
        • コンパートメントに作成: 現在のコンパートメントと異なる場合、ボリュームを作成するコンパートメントを選択します。
      • 可用性ドメイン: ボリュームをアタッチするインスタンスと同じ可用性ドメインを選択します。
      • ボリューム・サイズおよびパフォーマンス: 「デフォルト」または「カスタム」を選択します。「カスタム」を選択した場合、次の値を入力します
        • ボリューム・サイズ: ボリュームのサイズを50 GBから32 TBまで入力します。この範囲内で1 GBずつ増える値を選択できます。デフォルト・サイズは1024 GBです。サービス制限を超えるサイズを選択した場合、引上げをリクエストするように求められることがあります。サービス制限を参照してください。
        • ボリューム・ターゲット・パフォーマンス: オプションで、要件に適したパフォーマンス・レベルを選択できます。ボリューム・パフォーマンス・オプションの詳細は、ブロック・ボリューム・パフォーマンスを参照してください。デフォルト・オプションは、「バランス」です。
      • バックアップ・ポリシー: オプションで、要件に適したバックアップ・ポリシーを選択します。ポリシーベースのバックアップを参照してください。
      • リージョン間レプリケーション: オプションで、ボリュームの非同期リージョン間レプリケーションを有効にします。ボリュームのレプリケートを参照してください。
      • 暗号化:オプションで、独自のVault暗号化キーを使用して、このボリューム内のデータを暗号化します。「顧客管理キーを使用した暗号化」を選択し、使用するマスター暗号化キーを含むボールト・コンパートメントおよびボールトを選択します。次に、マスター暗号化鍵コンパートメントとマスター暗号化鍵を選択します。

        重要

        ブロック・ボリューム・サービスでは、Rivest-Shamir-Adleman (RSA)アルゴリズムを使用して暗号化されるキーを使用したボリュームの暗号化はサポートされていません。独自のキーを使用する場合は、Advanced Encryption Standard (AES)アルゴリズムを使用して暗号化されたキーを使用する必要があります。この制限は、ブロック・ボリュームおよびブート・ボリュームに適用されます。
    4. 「タグ付けオプションの表示」をクリックして、ボリュームにタグを追加します。リソースを作成する権限がある場合、そのリソースにフリーフォーム・タグを適用する権限もあります。定義済のタグを適用するには、タグ・ネームスペースを使用する権限が必要です。タグ付けの詳細は、リソース・タグを参照してください。タグを適用するかどうかがわからない場合は、このオプションをスキップするか、管理者に問い合せてください。タグは後から適用できます。

    5. 「ブロック・ボリュームの作成」をクリックします。

      ブロック・ボリュームの詳細ページが開き、ボリュームが「プロビジョニング中」状態になります。状態が「使用可能」に変わったら、ボリュームをインスタンスにアタッチする準備が整います。詳細は、インスタンスへのブロック・ボリュームのアタッチを参照してください。

  • oci bv volume createコマンドおよび必須パラメータを使用して、ブロック・ボリュームを作成します:

    oci bv volume create [OPTIONS]

    CLIコマンドのフラグおよび変数オプションの完全なリストは、コマンドライン・リファレンスを参照してください。

  • CreateVolume操作を実行して、ブロック・ボリュームを作成します。