メトリックベースの自動スケーリング構成の作成

メトリックベースの自動スケーリング構成を作成するには、次のステップを参照してください。

    1. ナビゲーション・メニューを開き、「コンピュート」を選択します。「コンピュート」で、「自動スケーリング構成」を選択します。
    2. 「自動スケーリング構成の作成」を選択します。
    3. 「基本的な詳細の追加」ページで、次を行います:

      1. 自動スケーリング構成の名前を入力します。機密情報を入力しないでください。
      2. 自動スケーリング構成を作成するコンパートメントを選択します。
      3. 自動スケーリング構成を適用する「インスタンス・プール」を選択します。
      4. タグ・オプションの表示: リソースの作成権限がある場合、そのリソースにフリーフォーム・タグを適用する権限もあります。定義済タグを適用するには、タグ・ネームスペースを使用する許可が必要です。タグ付けの詳細は、リソース・タグを参照してください。タグを適用するかどうかがわからない場合は、このオプションをスキップするか、管理者に問い合せてください。タグは後から適用できます。
      5. 「次へ」を選択します。
    4. 「自動スケーリング・ポリシーの構成」ページで、「メトリックベースの自動スケーリング」を選択します。その後、次を行います:

      1. 自動スケーリング・ポリシーの名前を入力します。機密情報を入力しないでください。
      2. 「クールダウン(秒)」ボックスに、スケーリング・イベント間に待機する最小時間を入力します。クールダウン期間によって、再スケーリングの前にシステムが安定化する時間が生じます。最小値(デフォルト)は300秒です。
      3. インスタンス・プール内のインスタンス数の増減をトリガーする「パフォーマンス・メトリック」を選択します。
      4. 「スケールアウト・ルール」領域で、プール・サイズを増やすためにパフォーマンス・メトリックが到達する必要のあるしきい値を指定します。「スケールアウト演算子」および「しきい値パーセンテージ」を選択します。次に、プールに追加するインスタンスの数を入力します。

        たとえば、CPU使用率が90%を超えると、プールに10個のインスタンスを追加します。

      5. 「スケールイン・ルール」領域で、プール・サイズを減らすためにパフォーマンス・メトリックが到達する必要のあるしきい値を指定します。「スケールイン演算子」および「しきい値パーセンテージ」を選択します。次に、プールから削除するインスタンスの数を入力します。

        たとえば、CPU使用率が20%を下回ると、プールから5個のインスタンスを削除します。

      6. 「スケーリング制限」領域で、インスタンス・プール内のインスタンス数を指定します:

        • インスタンスの最小数: プールで減らすことができるインスタンスの最小数。
        • インスタンスの最大数: プールで増やすことができるインスタンスの最大数。

          重要

          プロビジョニングできるインスタンスの数も、テナンシのサービス制限によって限定されています。
        • インスタンスの初期数: 自動スケーリングが有効化された直後にインスタンス・プール内で起動されるインスタンスの数。自動スケーリングでパフォーマンス・メトリックが取得された後、インスタンス数は、この初期数から設定済のスケーリング制限に基づいた数に自動的に調整されます。

      7. 「次へ」を選択します。
    5. 自動スケーリング構成を確認し、「作成」をクリックします。

      自動スケーリングが実行されます。クールダウン期間が開始するのは、インスタンス・プールの状態が「スケーリング中」から「実行中」に変わったときです。

  • 自動スケーリング構成を作成するには、autoscaling configuration createコマンドと必要なパラメータを使用します。

    oci autoscaling configuration create --from-json <file://path/to/file.json>

    <file://path/to/file.json>は、インスタンスの詳細を定義するJSONファイルへのパスです。JSONファイルの例を生成する方法の詳細は、JSONの拡張オプションを参照してください。

    コンピュート・サービスのCLIコマンドのフラグおよび変数オプションの完全なリストは、コンピュート用のコマンドライン・リファレンスを参照してください。

  • APIの使用およびリクエストの署名の詳細は、REST APIのドキュメントおよびセキュリティ資格証明を参照してください。SDKの詳細は、SDKおよびCLIを参照してください。

    このAPI操作を使用して、自動スケーリング構成を作成します。