DNSゾーン・レコードの変更

DNSゾーンのドメイン情報を含むレコードを変更します。存続時間(TTL)や関連するRDATAなど、ゾーン内のレコードの様々なコンポーネントを変更できます。

たとえば、AまたはAAAAレコードのRDATAにはドメイン名のIPアドレスが含まれ、MXレコードにはドメインのメール・サーバーに関する情報が含まれます。Oracle Cloud Infrastructureでは、すべてのRDATAを最もマシン読取り可能なフォーマットに正規化します。RDATAの返された表示は、初期入力とは異なる場合があります。詳細は、「レコード」を参照してください。
ノート

  • 一部のレコードは保護されており、変更できない情報が含まれています。
  • ゾーンがアクティブでない場合は、レコードを管理できません。
    • ゾーンが更新されている場合は、少し待機して再試行してください。
    • ゾーンの状態が失敗の場合は、ゾーンを削除して再作成します。ゾーン名が一意で、ゾーンの作成に使用したすべてのゾーン・ファイルにエラーがないことを確認してください。

一般的なサービス情報については、DNS Service Overviewを参照してください

    1. ナビゲーション・メニューを開き、「ネットワーク」をクリックします。「DNS管理」で、「ゾーン」をクリックします。
    2. 「リスト・スコープ」で、レコードを更新するゾーンを含むコンパートメントを選択します。
    3. ゾーンの名前をクリックして、その詳細ページを開きます。
      プライベート・ゾーンのレコードを更新する場合は、「プライベート・ゾーン」タブをクリックします。フィルタを使用して、保護されている(システム生成の)ゾーンまたは関連付けられているプライベート・ビュー名でソートできます。
    4. 「リソース」で、「レコード」をクリックします。

      レコードのリストが表示されます。名前、タイプおよびTTLが同じレコードの場合は、「ゾーン・レコード」リストに単一のRRsetとして表示されます。

    5. 「レコード管理」をクリックします。
    6. 「フィルタ」オプションを使用して、レコードの状態またはタイプでフィルタします。
    7. 更新するレコードの「アクション」メニュー(アクション・メニュー)をクリックし、「編集」を選択します。
    8. 「レコードの編集」パネルで変更を行い、「変更の保存」をクリックします。
      レコードが追加されると、RRSet内のレコードを結合するようにステージングされます。レコードの変更は、次のステップで公開されるまで有効になりません。
    9. 「変更の公開」をクリックします。
    10. 「確認」ページで、変更を確認して以前の公開済バージョンと比較し、「変更の公開の確認」をクリックします。
  • 重要

    • ゾーンまたはRRset内のレコードがリクエスト本文に存在しない場合、レコードはゾーンまたはRRsetから削除されます。
    • 指定したレコードが存在しない場合は、作成されます。レコードが存在する場合は、リクエストの本文のレコードを表すために更新されます。
    • ゾーン名がパス・パラメータとして指定され、スコープ問合せパラメータにPRIVATEが使用されている場合は、viewId問合せパラメータが必要です。
    • record rrset updateコマンドと必須パラメータを使用して、RRset内の単一レコードを編集します。

      oci dns record rrset update --domain FQDN_1 --rtype "record_type_1" --zone-name-or-id zone_name or zone_OCID
      --items  '[{"domain":"FQDN_1","rdata":"updated_record_data" ,"rtype":"record_type_1","ttl":"time_to_live_seconds"}]' ... [OPTIONS]
    • ゾーン内の多数のレコードを一括編集するには、record zone updateコマンドと必須パラメータを使用します。

      oci dns record zone update --zone-name-or-id zone_name or zone_OCID --items  
      '[{"domain":"FQDN_1","rdata":"updated_record_data","rtype":"record_type_1","ttl":"time_to_live_seconds"};
      {"domain":"FQDN_2","rdata":"updated_record_data","rtype":"record_type_1","ttl":"time_to_live_seconds"}]' ... [OPTIONS]

    CLIコマンドのフラグおよび変数オプションの完全なリストは、CLIコマンドライン・リファレンスを参照してください。

  • 重要

    • 指定したレコードが存在しない場合は、作成されます。レコードが存在する場合は、リクエストの本文のレコードを表すために更新されます。
    • ゾーン名がパス・パラメータとして指定され、スコープ問合せパラメータにPRIVATEが使用されている場合は、viewId問合せパラメータが必要です。
    • UpdateRrset操作を実行して、ゾーン内のRRset内の単一レコードを編集します。RRsetは、名前、タイプおよびTTL値が同じレコードのグループとして定義されます。

    • UpdateZoneRecords操作を実行して、ゾーン内の多数のレコードを一括編集します。