データベースの作成

ノート

  • このトピックは、ベア・メタルDBシステムにのみ適用されます。仮想マシンDBシステムには、DBシステムのプロビジョニング時に作成される単一のデータベースのみを含めることができます。
  • 仮想マシンDBシステムのデータベース・バックアップは、既存のベア・メタルのDBシステム、新しく作成された仮想マシンまたはベア・メタルDBシステムにのみリストアできます。

ベア・メタルDBシステムを起動すると、そのシステムに初期データベースが作成されます。システムをプロビジョニングした後、コンソールまたはAPIを使用して、いつでも追加のデータベースを作成できます。データベース・エディションは、データベースが作成されるDBシステムのエディションとなり、新しいデータベースがそれぞれ別のデータベース・ホームに作成されます。空のデータベースを作成することも、バックアップを使用してデータベースを再作成することもできます。

バックアップからコンテナ・データベースを作成する場合のオプション

オブジェクト・ストレージに格納されているバックアップをソースとして使用して新しいデータベースを作成する場合、次のバックアップ・ソース・オプションがあります:

  • 日次自動バックアップ。自動バックアップが有効になっており、使用可能なバックアップがある必要があります。自動バックアップからデータベースを作成している場合、すべてのレベル0の週次バックアップ、または最新のレベル0のバックアップの後に作成されたレベル1の増分バックアップを選択できます。自動バックアップの詳細は、Oracle Cloud Infrastructureの管理対象バックアップの機能を参照してください。
  • オンデマンドの完全バックアップ。オンデマンド・バックアップの作成の詳細は、データベースのオンデマンド完全バックアップを作成するにはを参照してください。
  • スタンドアロン・バックアップ。詳細は、スタンドアロン・バックアップを参照してください。
  • 最終アーカイブREDOログ・バックアップ。自動バックアップを有効にしておく必要があります。このバックアップは、最新の日次自動バックアップのデータとアーカイブされたREDOログのデータを組み合せたもので、使用可能な最新のバックアップを表します。最終アーカイブREDOログ・バックアップの時間は、データベースの詳細ページの「最終バックアップ時間」フィールドに表示されます。
  • ポイントインタイム・アウトオブプレース・リストア。タイムスタンプを指定して、指定した時点までのデータを含むデータベースの新しいコピーを作成します。タイムスタンプは、データベースの詳細ページに表示される「最終バックアップ時間」の時刻以前である必要があります。ポイントインタイム・アウトオブプレース・リストアを実行する場合は、次の制限に注意してください:

    • タイムスタンプはデータベースのリカバリ・ウィンドウ内にある必要があります
    • タイムスタンプは、使用可能な自動バックアップのデータベース・インカネーション内で使用可能である必要があります
    • タイムスタンプは、重複する2つのデータベース・インカネーション内にすることはできません
    • 指定したタイムスタンプ以降にデータベースの構造が変更された場合、データベース作成操作は失敗します。構造の変更には、表領域の作成や削除などの操作が含まれます。
    • 別のポイントインタイム・データベース・コピー操作が進行中の場合は、データベース作成操作を開始できません。

オブジェクト・ストレージにバックアップするためのDBシステムの構成の詳細は、Oracle Cloud Infrastructure Object Storageへのコンテナ・データベースのバックアップを参照してください。

必須IAMポリシー

Oracle Cloud Infrastructureを使用するには、管理者によってポリシーでセキュリティ・アクセス権が付与されている必要があります。このアクセス権は、コンソール、あるいはSDK、CLIまたはその他のツールを使用したREST APIのいずれを使用している場合でも必要です。権限がない、または認可されていないというメッセージが表示された場合は、自分がどのタイプのアクセス権を持っているか、およびどのコンパートメントで作業するかを管理者に確認してください。

管理者の場合: データベース管理者によるOracle Cloudデータベース・システムの管理のポリシーにより、指定したグループがデータベースおよび関連データベース・リソースを含むすべてのものを実行できます。

ポリシーを初めて使用する場合は、ポリシーの開始共通ポリシーを参照してください。データベースのポリシーの書込みを詳細に確認する場合は、データベース・サービスの詳細を参照してください。

コンソールの使用

既存のDBシステムに新しいデータベースを作成するには
ノート

  • 作成するデータベースは、ベア・メタルDBシステムの初期データベースと同じエディションになります。
  • 仮想マシンDBシステムは、システム・プロビジョニング後の追加データベースの作成をサポートしていません。
  1. ナビゲーション・メニューを開きます。「Oracle Database」をクリックし、「ベア・メタル、VMおよびExadata」をクリックします。
  2. 「コンパートメント」を選択します。

    DBシステムのリストが表示されます。

  3. DBシステムのリストで、データベースを作成するDBシステムを検索し、その名前をクリックしてそれに関する詳細を表示します。
  4. 「データベースの作成」をクリックします。

  5. 「データベースの作成」ダイアログで、次のように入力します:

    • データベース名: データベースの名前。データベース名はアルファベット文字で始める必要があり、最大8文字の英数字を含めることができます。特殊文字は使用できません。
    • データベース・イメージ: データベースに使用するOracle Databaseのバージョンを決定します。データベース・バージョンはDBシステム上で混在できますが、エディションは混在できません。デフォルトでは、最新のOracle公開データベース・ソフトウェア・イメージが選択されています。

      「データベース・イメージの変更」をクリックして、古いOracle公開イメージまたは事前に作成したカスタム・データベース・ソフトウェア・イメージを使用し、「イメージ・タイプ」を選択します:

      • Oracle提供のデータベース・ソフトウェア・イメージ: これらのイメージには、Oracle Databaseソフトウェアの一般提供バージョンが含まれます。
      • カスタム・データベース・ソフトウェア・イメージ: これらのイメージは、組織によって作成され、ソフトウェアの更新およびパッチのカスタマイズされた構成を含みます。「コンパートメントの選択」および「データベースのバージョンの選択」セレクタを使用して、カスタム・データベース・ソフトウェア・イメージのリストを特定のコンパートメントまたはOracle Databaseソフトウェアのメジャー・リリース・バージョンに制限します。

        重要

        カスタム・データベース・ソフトウェア・イメージは、次の条件を満たすOracle Databaseリリースに基づいている必要があります。

        • リリースは現在、Oracle Cloud Infrastructureでサポートされています
        • このリリースは、使用しているハードウェアモデルでサポートされています。

      ソフトウェア・イメージを選択した後、「選択」をクリックして「データベースの作成」ダイアログに戻ります。

    • PDB名: オプション。バージョン12.1.0.2以降では、プラガブル・データベースの名前を指定できます。PDB名の先頭にはアルファベット文字を使用する必要があり、最大8文字の英数字を使用できます。使用できる特殊文字は、アンダースコア(_)のみです。
    • 管理者資格証明の作成: データベース管理者のSYSユーザーは指定したパスワードで作成されます。

      • ユーザー名: SYS
      • パスワード: このユーザーのパスワードを指定します。パスワードは次の条件を満たす必要があります:

        SYS、SYSTEM、TDE WalletおよびPDB Adminの強力なパスワード。パスワードは9文字から30文字で、少なくとも2つの大文字、2つの小文字、2つの数字および2つの特殊文字を含める必要があります。特殊文字は、_、#または-です。パスワードには、ユーザー名(SYS、SYSTEMなど)を含めることはできません。また、「oracle」という単語も、正順でも逆順でも、大文字小文字の区別に関係なく含めることができません。
      • パスワードの確認: 指定したSYSパスワードを再入力します。
      • TDE Walletパスワードの使用はオプションです。テナンシのvaultに格納されている顧客管理暗号化キーを使用している場合、TDEウォレット・パスワードはDBシステムに適用できません。「データベースの作成」ダイアログの最後に「拡張オプションの表示」を使用して、顧客管理キーを構成します。

        顧客管理キーを使用している場合、または別のTDEウォレット・パスワードを指定する場合は、「TDEウォレットの管理者パスワードを使用」ボックスの選択を解除します。顧客管理キーを使用している場合は、TDEパスワード・フィールドを空白のままにします。TDEウォレット・パスワードを手動で設定するには、「TDEウォレット・パスワードの入力」フィールドにパスワードを入力し、「TDEウォレット・パスワードの確認」フィールドにパスワードを入力して確認します。

    • ワークロード・タイプの選択: アプリケーションに最も適したワークロード・タイプを選択します。

      • オンライン・トランザクション処理(OLTP)は、大量のランダム・データ・アクセスに重点を置き、トランザクション・ワークロード用にデータベースを構成します。
      • 意思決定支援システム(DSS)は、大規模データのスキャン操作に重点を置き、意思決定支援またはデータ・ウェアハウス・ワークロード用にデータベースを構成します。
    • データベース・バックアップの構成: データベースをオブジェクト・ストレージにバックアップする設定を指定します。

      • 自動バックアップ有効化: チェック・ボックスを選択すると、このデータベースの自動増分バックアップが有効になります。セキュリティ・ゾーン・コンパートメントにデータベースを作成する場合は、自動バックアップを有効にする必要があります。
      • バックアップ保持期間: 自動バックアップを有効にする場合、事前設定された保持期間(7日、15日、30日、45日または60日)のいずれかを選択できます。デフォルトの選択は30日です。
      • バックアップ・スケジューリング: 自動バックアップを有効にする場合、2時間のスケジュール・ウィンドウを選択してバックアップ操作の開始時間を制御できます。ウィンドウを指定しない場合、データベースには、(DBシステム・リージョンのタイム・ゾーン内の) 00:00から6:00の6時間のデフォルト・ウィンドウが使用されます。詳細は、バックアップ・スケジューリングを参照してください。
  6. 「拡張オプションの表示」をクリックし、初期データベースの拡張オプションを指定します

    「管理」タブでは、次のオプションを設定できます。

    • 文字セット: データベースの文字セット。デフォルトはAL32UTF8です。
    • 各国語文字セット: データベースの各国語文字セット。デフォルトはAL16UTF16です。

    「タグ」タブで、このリソースにフリーフォーム・タグまたは定義済タグを追加できます。定義済タグにタグ・ネームスペースを使用する権限が必要です。タグを使用したOCIリソースの管理の詳細は、リソース・タグを参照してください。

  7. 「データベースの作成」をクリックします。

データベースの作成が完了すると、ステータスが「プロビジョニング」から「使用可能」に変わります。

バックアップを使用して既存のDBシステムにデータベースを作成するには
ノート

仮想マシンDBシステムは、システム・プロビジョニング後の追加データベースの作成をサポートしていません。バックアップから新規仮想マシンDBシステムを作成するには、バックアップからDBシステムを作成するにはを参照してください

データベース・バックアップから新しいデータベースを作成できます。バックアップ・ソース・オプションの詳細は、バックアップからコンテナ・データベースを作成する場合のオプションを参照してください。

開始する前に、次の点に注意してください:

  • バックアップからデータベースを作成する場合、別のDBシステムおよびコンパートメントを選択できます。ただし、可用性ドメインはソース・データベースがホストされている場所と同じになります。

    ヒント

    GetBackup APIを使用して、バックアップの可用性ドメインに関する情報を取得できます。
  • 指定するDBシステムは、バックアップの取得元と同じタイプのシステムをサポートする必要があります。たとえば、バックアップが単一ノードのデータベースからのものである場合、ターゲットDBシステムは単一ノードのシェイプである必要があります。
  • ターゲットDBシステムのバージョンは、バックアップのバージョン以上である必要があります。
  • データベースの作成に使用されているバックアップがセキュリティ・ゾーン・コンパートメント内にある場合、セキュリティ・ゾーン内にないコンパートメントにデータベースを作成することはできません。データベース・サービス・リソースに影響するポリシーの完全なリストは、セキュリティ・ゾーン・ポリシーのトピックを参照してください。
  1. ナビゲーション・メニューを開きます。「Oracle Database」をクリックし、「ベア・メタル、VMおよびExadata」をクリックします。
  2. コンパートメントを選択します。

    DBシステムのリストが表示されます。

  3. 新しいDBシステムの作成に使用するバックアップまたはスタンドアロン・バックアップに移動します:

    ヒント

    自動バックアップからデータベースを作成している場合、すべてのレベル0の週次バックアップ、または最新のレベル0のバックアップの後に作成されたレベル1の増分バックアップを選択できます。自動バックアップの詳細は、Oracle Cloud Infrastructureの管理対象バックアップの機能を参照してください。
    日次自動バックアップまたはオンデマンドの完全バックアップをソースとして選択するには
    1. データベースが配置されているDBシステムを検索し、システム名をクリックしてその詳細を表示します。
    2. 「データベース」リストから、ソース・データベース名をクリックします。
    3. 「バックアップ」リストで目的のバックアップを見つけます。データベースの詳細ページにバックアップ・リストが表示されない場合は、「リソース」メニューの「バックアップ」をクリックします。
    4. バックアップの「アクション」メニューをクリックし、「データベースの作成」をクリックします。
    5. 「バックアップからのデータベースの作成」ダイアログで、「既存のDBシステムを使用」を選択します。
    6. 「作成」をクリックします。
    最後のアーカイブREDOログの自動バックアップをソースとして選択するには
    1. データベースが配置されているDBシステムを検索し、システム名をクリックしてその詳細を表示します。
    2. 使用するバックアップに関連付けられているデータベースを検索し、その名前をクリックして、それに関する詳細を表示します。
    3. データベースの詳細ページで、「バックアップからのデータベースの作成」をクリックします。
    4. 「バックアップからのデータベースの作成」ダイアログで、次を選択します:

      • 最終バックアップからのデータベースの作成
      • 既存のDBシステムの使用
    5. 「作成」をクリックします。
    ソースのポイントインタイム・コピーのタイムスタンプを指定するには
    1. データベースが配置されているDBシステムを検索し、システム名をクリックしてその詳細を表示します。
    2. 使用するバックアップに関連付けられているデータベースを検索し、その名前をクリックして、それに関する詳細を表示します。
    3. データベースの詳細ページで、「バックアップからのデータベースの作成」をクリックします。
    4. 「Create Database from Backup」ダイアログで、次の手順を実行します。

      1. 「指定されたタイムスタンプからのデータベースの作成」を選択します。
      2. 「タイムスタンプのリストア」フィールドに、タイムスタンプを入力します。リストア・タイムスタンプによって、リストアされるデータベースのバージョンに含められる最新データが決定されます。
      3. 「既存のDBシステムを使用」を選択します。
      4. 「作成」をクリックします。
    スタンドアロン・バックアップをソースとして選択するには
    1. ナビゲーション・メニューを開きます。「Oracle Database」をクリックし、「リソース」の下の「スタンドアロン・バックアップ」をクリックします。
    2. スタンドアロン・バックアップのリストで、データベースの作成に使用するバックアップを検索します。
    3. 対象のバックアップの「アクション」メニューをクリックし、「データベースの作成」をクリックします。
    4. 「バックアップからのデータベースの作成」ダイアログで、「既存のDBシステムを使用」を選択します。
    5. 「作成」をクリックします。
  4. 「バックアップからのデータベースの作成」ダイアログで、次のように入力します:

    • シェイプの選択:選択したバックアップから作成される新しいデータベースが配置されるターゲットDBシステムのシェイプを選択します。
    • DBシステムの選択:選択したバックアップから作成される新しいデータベースが配置されるターゲットDBシステムを選択します。ターゲットDBシステムが現在作業中のコンパートメントとは異なるコンパートメントにある場合は、「コンパートメントの変更」をクリックします。
  5. 「次へ」をクリックして、「データベース情報」画面に進みます。初期データベース用に次の情報を指定します。

    • データベース名: データベースの名前。データベース名はアルファベット文字で始める必要があり、最大8文字の英数字を含めることができます。特殊文字は使用できません。
    • データベースの一意名接尾辞: オプション。データベースの一意名の2番目の部分。完全なデータベースの一意名は、指定したデータベース名にデータベースの一意の名前接尾辞を追加することによって作成されます。
    • データベースの一意の名前:この読取り専用フィールドには、完全なデータベース一意名(DB_UNIQUE_NAME)が表示されます。データベースの一意名は、データベースに対してグローバルに一意の名前になります。Data Guardアソシエーションのプライマリ・データベースとスタンバイ・データベースは、同じデータベース名を共有できますが、データベースの一意名は異なる必要があります。
    • パスワード: SYSおよびSYSTEMユーザー、TDEウォレット(該当する場合)、およびPDB管理ユーザーに使用する強力なパスワードを指定します。パスワードは9文字から30文字で、少なくとも2つの大文字、2つの小文字、2つの数字および2つの特殊文字を含める必要があります。特殊文字は、_、#または-です。パスワードには、ユーザー名(SYS、SYSTEMなど)を含めることはできません。また、「oracle」という単語も、正順でも逆順でも、大文字小文字の区別に関係なく含めることができません。
    • パスワードの確認:指定したデータベース管理パスワードを再入力します。
    • ソース・データベースのTDEウォレットまたはRMANパスワードを入力してください:

      データベースでOracle管理暗号化キーを使用する場合は、バックアップのTDEウォレット・パスワードまたはRMAN暗号化パスワードのいずれか(該当する場合)を入力します。

  6. 「データベースの作成」をクリックします。

APIの使用

APIの使用およびリクエストの署名の詳細は、REST APIおよびセキュリティ資格証明を参照してください。SDKの詳細は、ソフトウェア開発キットとコマンドライン・インタフェースを参照してください。

これらのAPI操作を使用して、ベア・メタルDBシステムにデータベースを作成します。

データベース・ホーム:

データベース:

データベース・サービスのAPIの完全なリストは、データベース・サービスAPIを参照してください。