問合せでの述語の指定
モニタリングでメトリック・データを問い合せるための述語を指定します。
通常はアラームとともに使用しますが、カスタム・メトリック・チャートの問合せで述語を使用することもできます。
MQL式の有効な述語演算子については、述語演算子を参照してください。
問合せのトラブルシューティングについては、問合せのトラブルシューティングを参照してください。
例
- 例1: 平均CPU使用率の80%より大きい
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CpuUtilization[1m].mean() > 80
- 例2: 平均CPU使用率が60から80パーセントの間
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CpuUtilization[1m].mean() in (60, 80)
- 例3: エラーの場合は1より大きい
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ServiceConnectorHubErrors[1m].count() > 1
- 例4: 90百分位数CPU使用率が85を超える(可用性ドメインの選択とプールごとのグループ化)
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CpuUtilization[1m]{availabilityDomain = "VeBZ:PHX-AD-1"}.groupBy(poolId).percentile(0.9) > 85
- 例5: 最小CPU使用率が20以上("ol8"または"ol7"のいずれかを選択)
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CpuUtilization[1m]{resourceDisplayName =~ "ol8|ol7"}.min() >= 20
- 例6: 最小CPU使用率が30以上(instance-2023- で始まるインスタンス名の選択)
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CpuUtilization[1m]{resourceDisplayName =~ "instance-2023-*"}.min() >= 30
- 例7: 「Absence of CPU Utilization Metrics for Specified Resource、 set to 20 hours for absence detection period」
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CpuUtilization[1m]{resourceId = "<resource_identifier>"}.groupBy(resourceId).absent(20)
この項では、「メトリック・エクスプローラ」ページでの問合せで述語を指定する方法について説明します。このページでは、述語は拡張モード(MQL)でのみ使用できます。アラーム問合せの編集については、基本アラームの作成を参照してください。
メトリック・データを問い合せるには、oci monitoring Metric-data summary-metrics-dataコマンドおよび必須パラメータを使用します。
--query-text
パラメータを使用して、述語(MQL式の一部)を指定します。oci monitoring metric-data summarize-metrics-data --query-text <mql_expression> [...]
CLIコマンドのパラメータおよび値の完全なリストは、モニタリングのコマンドライン・リファレンスを参照してください。
SummarizeMetricsData操作を実行して、メトリック・データを問い合せます。
query
属性を使用して、述語(MQL式の一部)を指定します。たとえば、SummarizeMetricsDataDetailsを参照してください。