フリー・テキスト検索

検索は、索引付きフィールドの値と検索語を照合しようとします。これは、リソースの場合、Searchが、共通属性(リソース・タイプ属性を除く)からリソース・タイプ固有の属性まで、索引付けされたすべてのリソース属性の値を評価することを意味します。サービスの場合は、すべてのページ表示名およびサービス・グループが含まれます。ドキュメントの場合は、トピックのタイトルと目次が含まれます。(検索では、トピックの説明、トピックのカテゴリ、キーワード・メタデータの問合せは行われません。)

フリー・テキスト検索に入力されたテキストと一致する結果を提供するため、検索は、指定したテキストに=演算子(等号)を適用して、すべての索引付きフィールドを問い合せます。拡張問合せに精通していれば、この効果がmatching句の使用と同じであるとわかります。たとえば、「net」という語のフリー・テキスト検索では、すべてのリソース・タイプ、サービス・ページおよびドキュメントに対して、索引付きフィールドの文字列「net」を問い合せます。この文字列が、索引付きフィールドのどこかで値の一部または全体として表示される場合、検索では、見つかったアイテムが一致結果とみなされます。検索では完全一致は必要ありませんが、完全一致によって結果のランキングが向上します。

フリー・テキスト検索にデリミタ文字(たとえば、ハイフン)が含まれていると、デリミタによって、検索でデリミタの両側のテキストが独立した検索語として処理されるようになります。たとえば、「2020-04」のフリー・テキスト検索では、文字列「2020」と文字列「04」が検索されます。潜在的な結果にどちらかの文字列が含まれていると一致になります。

フリー・テキスト検索は、指定されたテキストの個々の語を照合します。検索では、引用符で囲んだり、特定の順序で語を並べたりしても、特定の文字の組合せが照合されることはありません。同様に、検索語の近接性は関係ありません。ただし、フリー・テキスト検索に複数の検索語が使用されている場合、検索語との複数の一致を含む結果は検索結果でのランキングが上がります。

検索は、潜在的な結果それぞれが、指定された1つ以上の検索語とどれくらい近いかを評価します。また、検索では、検索語との完全な一致が結果にどれくらい含まれるかも考慮します。近似一致または複数の一致語のどちらでも、結果のランクが上がります。一致による結果のランキングは、必ずしも結果リストでのその順序とは関係ありません。

サービスまたはドキュメントを検索する場合、完全一致は部分一致よりも結果のランクが上です。ランクが高いサービスまたはドキュメントの結果は、一致の観点から低いランキングで結果の前にリストされます。リソースを検索する場合、結果が表示される順序は、コンソールを使用するかどうか、および結果の検索に使用するモードによって異なります。コンソールでは、基本検索モードで、リソースが作成された時間に従って結果が一覧表示されます。新しいリソースは、古いリソースよりもリスト内の高い位置を占めます。拡張問合せモードでは、結果はsorted by句で指定された順序でリストされます。この句を削除すると、最適な一致に従って結果がリストされます。