ストリームの作成

ストリーミング・サービスでストリームを構成および作成します。

ストリームにメッセージを公開するか、ストリームからメッセージを消費する前に、まずストリームを作成する必要があります。ストリームを作成する場合は、パーティション化およびセキュリティ戦略を考慮してください。ストリームを作成および管理するための要件を確認するには、ストリーミングの開始を参照してください。

    1. 「ストリーム」リスト・ページで、「ストリーム・プールの作成」を選択します。リスト・ページの検索に関するヘルプが必要な場合は、ストリームのリストを参照してください。
    2. ストリームを作成するためのオプションを入力します。
      • ストリーム名: ストリームの名前を入力します。この名前は、コンパートメント内で一意である必要はありませんが、ストリーム・プールに対しては一意である必要があります。ストリーム名は変更できません。機密情報の入力は避けてください。
      • コンパートメント: ストリームを作成するコンパートメントを選択します。
      • ストリーム・プール: ストリームを格納するストリーム・プールを選択します。

        コンパートメントに既存のストリーム・プールがある場合は、それを選択できます。

        コンパートメントにストリーム・プールが存在しない場合は、「新規ストリーム・プールの作成」を選択し、ストリーム・プールを構成します。手順については、ストリーム・プールの作成のステップ5を参照してください。

    3. 「ストリーム設定の定義」に値を指定します:
      • 保持(時間): このストリームでメッセージを保持する時間(24から168)を入力します。デフォルト値は24です。
      • パーティション数: ストリームのパーティション数を入力します。最大数は、テナンシの上限に基づきます。

        パーティション数を調整すると、ストリームの最大「Total Write Rate」および「Total Read Rate」の値が表示されます。

    4. (オプション)ストリームに1つ以上のタグを追加します: 「拡張オプションの表示」を選択して、「タグの追加」セクションを表示します。
      リソースの作成権限がある場合は、フリーフォーム・タグをそのリソースに適用する権限もあります。定義済タグを適用するには、タグ・ネームスペースを使用する権限が必要です。タグ付けの詳細は、リソース・タグを参照してください。タグを適用するかどうかがわからない場合は、このオプションをスキップするか、管理者に問い合せてください。タグは後で適用できます。
    5. 「作成」を選択します。
  • CLIの使用の詳細は、コマンド・ライン・インタフェース(CLI)を参照してください。CLIコマンドで使用できるフラグおよびオプションの完全なリストは、コマンドライン・リファレンスを参照してください。

    ノート

    この項の例では、すべてのパラメータの完全な構文を使用しています(たとえば、--compartment-id)。一部のパラメータでは、-cなど、かわりに使用できる短縮バージョンがあります。コマンドに関連付けられている短縮パラメータのインスタンスについては、CLIのオンライン・ヘルプを参照してください。

    コンパートメントまたはストリーム・プールにストリームを作成できます。--compartment-idパラメータと--stream-pool-idパラメータは同時に指定できません。

    oci streaming admin stream create --name <stream_name> --partitions <number_of_partitions> --compartment-id <compartment_OCID>
    oci streaming admin stream create --name <stream_name> --partitions <number_of_partitions> --stream-pool-id <stream_pool_OCID>

    例:

    oci streaming admin stream create --name MyStream --partitions 5 --compartment-id ocid1.tenancy.oc1..exampleuniqueID
    {
      "data": {
        "compartment-id": "ocid1.tenancy.oc1..exampleuniqueID",
        "defined-tags": {},
        "freeform-tags": {},
        "id": "ocid1.stream.oc1.phx.exampleuniqueID",
        "lifecycle-state": "CREATING",
        "lifecycle-state-details": null,
        "messages-endpoint": "https://cell-1.streaming.us-phoenix-1.oci.oraclecloud.com",
        "name": "MyStream",
        "partitions": 5,
        "retention-in-hours": 24,
        "stream-pool-id": "ocid1.streampool.oc1.phx.exampleuniqueID",
        "time-created": "2020-11-02T19:12:22.385000+00:00"
      },
      "etag": "\"d72d8103-f1ae-442a-822d-10f86cd097c5-25e61a9b-cc08-4fad-9908-40c9636d31d8\""
    }
  • CreateStream API操作を使用してストリームを作成します。

    APIの使用およびリクエストの署名の詳細は、REST APIのドキュメントおよびセキュリティ資格証明を参照してください。SDKの詳細は、SDKおよびCLIを参照してください。

OCI SDKの使用

ストリームを作成するには、StreamAdminClientcreateStream メソッドを使用します。

SDKの詳細な例は、ストリーミングの開発者ガイドを参照してください。

リソース・マネージャおよびTerraformの使用

Terraform構成のoci_streaming_streamリソースを使用して、コンパートメントにストリームを作成します。

例:

resource "oci_streaming_stream" "stream" {
  compartment_id     = var.compartment_ocid
  name               = "<stream_name>"
  partitions         = "<number_of_partitions>"
  retention_in_hours = "<retention_in_hours>"
}
リソース・マネージャおよびTerraformについて

リソース・マネージャは、Oracle Cloud Infrastructure (OCI)リソースをプロビジョニングするプロセスを自動化できるOCIサービスです。Terraformを使用する場合、リソース・マネージャでは、「infrastructure-as-code」モデルを使用してリソースをインストール、構成および管理できます。

Terraform構成は、宣言的な構成ファイルのインフラストラクチャを調整します。この構成により、プロビジョニングしようとしているリソース、変数、およびリソースのプロビジョニングに関する特定の指示が定義されます

リソース・マネージャまたはTerraform CLIをOCI Terraformプロバイダで使用して、ストリームおよびストリーム・プールがTerraform構成ファイルでどのように表されているかを確認できます。

リソース・マネージャで使用する構成の記述の詳細は、リソース・マネージャのTerraform構成およびTerraform構成を参照してください。