Autonomous Databaseのバックアップ
Autonomous Databasesは継続的かつ自動的にバックアップされるため、選択したバックアップ保持期間内の使用可能なタイムスタンプにデータベースをリストアまたはクローニングできます。
「自動バックアップ」、「手動バックアップ(スタンドアロン・バックアップ)」および「長期バックアップ」オプションを使用してAutonomous Databaseをバックアップする方法について学習します。
自動バックアップ
Oracleでは、データベースにOracle管理の自動バックアップを使用することをお薦めします。
- Amazon S3 (デフォルト)
- オブジェクト・ストレージ
自動バックアップ・オプションを使用するには、Autonomous Databaseの作成時に、前述のいずれかの選択肢を選択する必要があります。
Amazon S3
- OCIコンソールから、Autonomous Container Databaseに移動します。
- Autonomous Container Databaseの作成中に、「バックアップの保存先」リストから「Amazon S3」を選択し、7日から95日の間のバックアップ保存期間を入力します。
Oracle Database@AWSサービスは、管理バックアップの暗号化されたコピーをOCI Object Storageに保持し、追加のサービス・レジリエンシ・レイヤーを提供します。
- データベースのプロビジョニング後に保持期間を変更できます。
オブジェクト・ストレージ
- OCIコンソールから、Autonomous Container Databaseに移動します。
- Autonomous Container Databaseの作成中に、「バックアップの保存先」リストから「オブジェクト・ストレージ」を選択します。
- バックアップ保持期間を7日から95日の間に入力します。データベースのプロビジョニング後に保持期間を変更できます。
OCIコンソールからの自動バックアップ
- OCIコンソールから、「Autonomous Container Database」に移動して、「バックアップ」タブを選択できます。
- 「バックアップ」タブから、「状態」、「タイプ」、「保持期間」、「バックアップ開始」および「バックアップ終了」などのバックアップの詳細を表示できます。
手動バックアップ(スタンドアロン・バックアップ)
OCIコンソールから手動バックアップを作成する方法について学習します。
スタンドアロン・バックアップは、「Autonomous Container Databaseの作成」ステップで選択した自動バックアップ保存先と同じバックアップ保存先に格納されるOracle Databaseバックアップです。
- OCIコンソールから、使用している「Autonomous Database」を選択します。
- 「バックアップ」タブを選択し、「手動バックアップの作成」ボタンを選択します。
- 「手動バックアップの作成」ページで、次のサブステップを完了します:
- バックアップの名前を入力します。
- 作成ステップを完了するには、「作成」ボタンを選択します。
- Autonomous Database内の「バックアップ」タブに戻り、バックアップの状態を表示します。バックアップが作成されると、状態が「作成中」から「アクティブ」に変わります。
長期バックアップ
OCIコンソールで長期バックアップを作成する方法について学習します。
長期バックアップは、「Autonomous Container Databaseの作成」ステップで選択した同じバックアップ保存先に格納されているOracle Databaseバックアップです。
長期バックアップは、Oracleによって自動的に取得および保守されます。長期バックアップの保存期間の範囲は、3か月から10年です。
- OCIコンソールから、使用している「Autonomous Database」を選択します。
- 「バックアップ」タブを選択し、「長期バックアップの作成」ボタンを選択します。
- 「長期バックアップの作成」ページで、次のサブステップを完了します:
- バックアップの名前を入力します。
- 「保存期間」を選択します。
- 「作成」ボタンを選択します。
- Autonomous Database内の「バックアップ」タブに戻って、バックアップの「状態」を表示します。バックアップが作成されると、状態が「作成中」から「アクティブ」に変わります。