Oracle Database@Azureのコンプライアンス情報
Oracle Database@Azureのコンプライアンス認定およびサービス管理の責任についてご紹介します。
OracleとMicrosoft間の共有責任
Oracle Database@Azureは、顧客のAzure環境でOracle Databaseワークロードを実行するOracle Cloud Infrastructureデータベース・サービスです。Oracle Database@Azureは、顧客のAzure環境を通じて複数のOracle Cloud Databaseサービスを提供し、お客様はAzureでデータベース・メトリック、監査ログ、イベント、ロギング・データおよびテレメトリをネイティブに監視できます。このサービスは、Oracleのクラウド・インフラストラクチャ運用チームが管理するインフラストラクチャ上で実行され、Oracle Cloud Infrastructureへの接続を介してソフトウェアのパッチ適用、インフラストラクチャの更新およびその他の操作を実行します。サービスでは、お客様がOracle Cloud Infrastructureテナンシを所有している必要がありますが、ほとんどのサービス・アクティビティはAzure環境で行われます。
Oracle Database@Azureのすべてのインフラストラクチャは、Azureの物理データ・センターにコロケーションされ、Azure環境内で管理されるネットワーキングにAzure Virtual Networkを使用します。Oracle Database@Azureのフェデレーテッド・アイデンティティおよびアクセス管理は、Microsoft Entra IDによって提供されます。
Oracle Database@Azureのコンプライアンス認証
2024年7月現在、Oracle Database@Azureに対して次のコンプライアンス認定が完了しています。
- PCI DSS (Payment Card Industryデータ・セキュリティ標準)
- SOC 1、2、3 (システムおよび組織管理)
- C5 (Cloud Computing Compliance Controlsカタログ)
- ISO 9001、20000-1、27001、27017、27018、27701
- HIPPA(Health Insurance Portability and Accountability Act)
- CSA STAR認証(Cloud Security Allianceのセキュリティ、信頼、保証、リスク登録)
- HDS (HébergeurdeDonnéesdeSanté)
- DESC(ドバイ電子セキュリティセンターCSPセキュリティ標準)
- EU CoCレベル2 (欧州連合行動規範)
- FISC(金融情報システムセンター)
コンプライアンス認定の詳細は、Microsoftサービス信頼ポータルおよびOracleコンプライアンスWebサイトを参照してください。Oracle Database@Azureのコンプライアンスについてさらに質問がある場合は、アカウント・チームに連絡するか、Oracle Database@Azureに対するOracleおよびMicrosoftのサポートを通じて情報を取得します。