カスタム・モデル詳細

Document Understandingカスタム・モデルには、参照できるメタデータおよびメトリック情報があります。

Model Metadataの概要

次のメタデータは、ドキュメント理解のカスタム・モデルに提供されています。

カスタム・モデルMetadata
属性 詳細
Label

カスタム・モデルのユーザー定義ラベルのリスト。ドキュメント分類の場合、これらはドキュメント・クラスの名前です。キー値抽出の場合、これらはカスタム・フィールドの名前です。

たとえば、ランディング表ドキュメントのカスタム・キー値抽出モデルでは、ラベルはCarrierNameShipmentIDRecipientおよびTrailerNoです。

compartmentId コンパートメント識別子。
definedTags このリソースに対して定義されているタグ。各キーは事前定義され、ネームスペースにスコープ指定されます。次に例を示します。
{"foo-namespace": {"bar-key": "value"}}
説明 (オプション)モデルの説明。
displayName モデルのわかりやすい名前で、変更できます。
freeformTags 事前定義された名前、タイプまたはスコープなしで適用される単純なキーと値のペア。相互互換性のみを目的として存在する。次に例を示します。
{"bar-key": "value"}
ID 作成後に変更できない一意の識別子。
lifecycleDetails 現在の状態を説明するメッセージ。研修が失敗した場合に、実用的な情報を提供できます。
lifecycleState

モデルの現在の状態。

  • CREATING
  • UPDATING
  • ACTIVE
  • DELETING
  • DELETED
  • FAILED
modelType

これはドキュメント・モデルのタイプです。

使用可能な値は次のとおりです:

  • DOCUMENT_CLASSIFICATION
  • KEY_VALUE_EXTRACTION
projectId モデルを含むプロジェクトのOCID
systemTags システム・タグ・キーの使用。これらの事前定義済キーは、ネームスペースにスコープ指定されます。次に例を示します。
{"orcl-cloud": {"free-tier-retained": "true"}}
timeCreated モデルが作成されたとき、RFC3339日時文字列として。
timeUpdated モデルが更新されたとき、RFC3339日時文字列として。

モデル・メトリック概要

Document Understandingのカスタム・モデルには、次のメトリックが用意されています。

モデル・メトリック
属性 詳細
精度 取得されたインスタンス間の関連するインスタンスの割合。
精度 予測全体の正しい予測の割合。
再現率 取得された関連インスタンスの割合。
しきい値 メトリックのクラス予測を行う決定しきい値。
ドキュメントの合計 トレーニングおよびテストに使用されるドキュメントの合計数。
ドキュメントのテスト テストに使用され、トレーニングに使用されなかったデータセットからのドキュメントの数。
トレーニング期間 モデルがトレーニングされた時間の長さ(時間)。