タスク環境の管理

タスク環境では、バッチ・タスクに必要なランタイム構成(使用するコンテナ・イメージ、および各コンテナへのストレージのマウント方法など)を定義します。バッチ・タスク環境を事前に定義することで、タスクが正しいソフトウェア、ユーザー・コンテキストで実行され、NFSファイル・システムなどの共有リソースにアクセスできるようになります。

バッチ・タスク環境を設定すると、次の処理を実行できます。

  • タスクで使用するコンパートメント、イメージ・コンパートメント、Dockerイメージおよび作業ディレクトリを定義します。
  • ユーザーID、グループID、ファイル・システム・グループID、タスク環境変数などのランタイム・プロパティを指定して、ワークロード要件に一致させます。
  • ネットワーク・ファイル・システム(NFS)をアタッチして、バッチ・タスクで入力ファイルを読み取り、結果を中央の場所に書き込みます。
  • 実行を標準化し、再現性のあるスケーラブルなバッチ処理を可能にします。

バッチ・サービスにジョブを発行する前に、少なくとも1つのタスク環境を作成する必要があります。

詳細は、次のバッチ・タスク環境のトピックを参照してください。