スタンバイ・データベースの無効化
Autonomous Data Guardを無効にするステップについて説明します。
Autonomous Data Guardを無効にすると、スタンバイ・データベースが終了します。後でAutonomous Data Guardを有効にすると、新しいスタンバイ・データベースが作成されます。
Autonomous Data Guardを無効にするには、ローカル・スタンバイ・データベースを個別に無効にするか、クロスリージョン・スタンバイ・データベースを終了します。ローカル・スタンバイとリモート・スタンバイの両方がある場合は、まず一方を無効にしてからもう一方を無効にします。複数のスタンバイ・データベースを無効にする順序は重要ではなく、ローカルが先でもリモートが先でも構いません。
ローカル・スタンバイ・データベースの無効化
ローカル・スタンバイ・データベースを無効にするステップについて説明します。
必要に応じて、次の前提条件ステップを実行します:
-
Oracle Cloudの横にある
をクリックして、Oracle Cloud Infrastructureコンソールを開きます。
- Oracle Cloud Infrastructureの左側のナビゲーション・メニューで「Oracle Database」をクリックし、ワークロードに応じて「Autonomous Data Warehouse」、「Autonomous JSON Database」または「Autonomous Transaction Processing」のいずれかをクリックします。
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「Autonomous Database」ページで、「表示名」列の下のリンクからAutonomous Databaseを選択します。
ローカル・スタンバイ・データベースを無効にするには、次のようにします:
- 「Autonomous Data Guardの無効化」ダイアログで、ローカル・スタンバイ・データベースを選択します。
ローカル・スタンバイを無効にした後の結果は2つ考えられます:
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リモート・スタンバイ・データベースがない場合、ローカル・スタンバイ・データベースを無効にすると、スタンバイ・データベースが終了し、Autonomous Data Guardが無効になります。詳細は、Autonomous Data Guardが無効になっていることの確認を参照してください。
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クロスリージョン・スタンバイ・データベースがある場合、ローカル・スタンバイ・データベースを無効にすると、ローカル・スタンバイ・データベースは終了しますが、Autonomous Data Guardは無効になりません。この場合、Autonomous Data Guardを無効にするには、クロスリージョン・スタンバイ・データベースを終了する必要があります。詳細は、クロスリージョン(リモート)スタンバイ・データベースの終了を参照してください。
クロスリージョン(リモート)スタンバイ・データベースの終了
クロスリージョン・スタンバイ・データベースを終了するステップについて説明します。
必要に応じて、次の前提条件ステップを実行します:
-
Oracle Cloudの横にある
をクリックして、Oracle Cloud Infrastructureコンソールを開きます。
- Oracle Cloud Infrastructureの左側のナビゲーション・メニューで「Oracle Database」をクリックし、ワークロードに応じて「Autonomous Data Warehouse」、「Autonomous JSON Database」または「Autonomous Transaction Processing」のいずれかをクリックします。
-
「Autonomous Database」ページで、「表示名」列の下のリンクからAutonomous Databaseを選択します。
クロスリージョン(リモート)スタンバイ・データベースを終了するには:
- リモートのAutonomous Databaseインスタンスで、「詳細」ページの「他のアクション」ドロップダウン・リストから「終了」を選択します。
例:
リモート・スタンバイ・データベースを終了した後の結果は2つ考えられます:
-
ローカル・スタンバイ・データベースがない場合、クロスリージョン・スタンバイ・データベースを終了すると、Autonomous Data Guardが無効になります。詳細は、Autonomous Data Guardが無効になっていることの確認を参照してください。
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ローカル・スタンバイ・データベースがある場合、クロスリージョン・スタンバイ・データベースを終了すると、リモート・データベースは終了しますが、Autonomous Data Guardは無効になりません。この場合、Autonomous Data Guardを無効にするには、ローカル・スタンバイ・データベースを無効にする必要があります。詳細は、ローカル・スタンバイ・データベースの無効化を参照してください。
Autonomous Data Guardにクロスリージョン・スタンバイが含まれる場合、無効化には次のような制限があります:
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リモート・リージョンのスタンバイ・データベースをプライマリ・データベースから無効にすることはできません。プライマリで「無効化」をクリックし、リモート・スタンバイ・データベースを選択すると、クロスリージョン・スタンバイ・データベースはリモート・リージョンから終了する必要があることを示すメッセージが表示されます。このメッセージには、リモート・スタンバイ・インスタンスへのアクセスに使用できるリンクが含まれています。
例:
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リモート・リージョンのスタンバイがプライマリ・ロールで実行されている場合、リモート・リージョンのデータベースの無効化は許可されません。したがって、スイッチオーバーまたはフェイルオーバー後に、プライマリ・ロールのデータベースがリモート・リージョンにある場合、「無効化」はアクティブではありません。プライマリ・リージョン・データベースがスタンバイ・ロールの場合は、スタンバイ・データベースを終了する前にまずスイッチオーバーする必要があります。
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Autonomous Data Guardがクロスリージョン・スタンバイ・データベースで有効になっている場合、プライマリ・ロールのデータベースを終了する前に、リモート・リージョンでクロスリージョン・スタンバイを終了する必要があります。プライマリを終了しようとすると、次のメッセージが表示されます:
この場合、クロスリージョン(リモート)スタンバイを終了した後、プライマリ・リージョンでデータベースを終了できます。
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プライマリ・ロールのデータベースがリモート・リージョンで実行されている場合、このデータベースは終了できません。スイッチオーバーまたはフェイルオーバー操作は永続的ではありません。この場合、Autonomous Data Guardを無効にするには、次のステップを実行します:
- スイッチオーバーを実行して、プライマリ・ロールのデータベースがプライマリ・リージョンで実行されるようにします。
- スイッチオーバー後、リモート・リージョンでスタンバイ・データベースを終了します。詳細は、クロスリージョン(リモート)スタンバイ・データベースの終了を参照してください。
- ローカル・スタンバイ・データベースがある場合は、ローカル・スタンバイ・データベースを無効にします。詳細は、ローカル・スタンバイ・データベースの無効化を参照してください。
Autonomous Data Guardが無効になったら、データベースを終了します。詳細は、Autonomous Databaseインスタンスの終了を参照してください。
