APM Dotnetエージェントを使用したAPMブラウザ・エージェント・注入の有効化

前提条件

  • APMドメインの作成時に生成されるパブリック・データキーを取得する必要があります。

    パブリック・データ・キーを取得するには、次を実行します:

    1. ナビゲーション・メニューを開き、「監視および管理」をクリックします。「Application Performance Monitoring」で、「管理」をクリックします。

      「管理」ページで、目的のコンパートメントとAPMドメインを選択します。

    2. データ・キーをリストするには、「リソース」の下の「データ・キー」をクリックします。

      データ・キーが存在しない場合、「データ・キーの生成」をクリックし、「パブリック・データ・キー」を選択します。

    3. タイプが「パブリック」のデータ・キーの横にある「コピー」をクリックして、値を取得します。この値は後ほど使用されます。

    詳細は、データ・アップロード・エンドポイントおよびデータ・キーの取得を参照してください。

APMブラウザ・エージェント・注入の有効化

デフォルトでは、APMブラウザ・エージェント・インジェクションは無効です。

この機能を有効にするには、APM Dotnetエージェントのデプロイ中に次の環境変数を追加する必要があります。

OTEL_BA_ENABLED=true
OTEL_BA_PUBLIC_KEY=<public data key>

環境変数が Windowsレジストリに追加されている場合は、対応する WindowsサービスまたはIISを再起動する必要があります。

<public data key>値は、APMドメインの作成時に生成されます。詳細は、データ・アップロード・エンドポイントおよびデータ・キーの取得を参照してください。これは、APM Dotnetエージェントで使用されるブラウザ・エージェントのインストール・キーです。たとえば: IMWJ5UN2C

.NET Frameworkの追加ステップ

.NETフレームワークでブラウザ・エージェント・インジェクションを有効にするには、applicationHost.configファイルにHTTPModuleを追加する必要があります。

ファイルC:\Windows\System32\inetsrv\config\applicationHost.configを開き、次のようにHTTPModuleを追加します。
<location path="" overrideMode="Allow">
  <system.webServer>
    <modules>
       <add name="OracleApmHttpModule" type="OracleApmNetAgentEx.BrowserAgent.Netfx.OracleAPMIisModule,  OracleApmNetAgentEx,
Version=1.0.0.0, Culture=neutral,  PublicKeyToken=ba1a243c3b2207e1" preCondition="managedHandler" />
    </modules>
  </system.webServer>
</location>