ジョブの管理およびモニター

ジョブがスケジュールされて作成されると、「レポート」機能を使用して、ジョブを管理し、ジョブに対して実行した各ステップを監視できます。

ジョブの管理

「ジョブ」ページで、作成したジョブの横にある「アクション」アイコンをクリックし、次のアクションを実行します。



  • 削除: 「削除」を選択して、ジョブを削除します。
  • ジョブの実行: ジョブを実行するには、「ジョブの実行」を選択します。これにより、以前にロードした表が削除され、データ・ロードが再実行されて、同じデータを持つ新しい表が作成され、表AIアシスト・レシピが再実行されて、プロシージャが再度実行されます。
  • ジョブの有効化: 「ジョブの有効化」を選択して、実行するジョブのスケジューリングを有効にします。

    スケジューラを使用してジョブを実行するかどうかを確認する確認メッセージが表示されます。

  • ジョブの無効化: 実行するジョブのスケジューリングを無効にするには、「ジョブの無効化」を選択します。

レポート・ジョブ

ジョブの作成後、レポート機能を使用して、そのステータスおよび実行履歴をモニターできます。

各ステップの横にある「レポート」を選択して、その実行ステータスに関する詳細を表示します。

次のパラメータとその値をレポート表に表示できます。

表3-10レポートのパラメータとその説明

レポート・パラメータ 説明
LOG_DATE

このフィールドは、特定のジョブがシステムにログインした日時を参照します。

これは、ISO-8601形式で格納されます。
YYYY-MM-DDTHH:MM:SSZ
ACTION
このフィールドは、ジョブ実行に関連する特定のアクションまたは状態を参照します。値は次のとおりです。
  • RUN JOB: 事前定義されたスケジュールに関係なく、ジョブを即時に実行することを指します。
  • START JOB: ジョブをスケジュールに従って実行できるように有効化することを指します。デフォルトでは、ジョブは無効状態で作成され、「ジョブの有効化」アイコンを使用して有効にする必要があります。

    有効にすると、スケジューラは、次にスケジュールされた時間に、またはイベントによってトリガーされたときに、ジョブを自動的に開始します。

  • FINISHED JOB: 実行が完了した後のジョブの状態を示します。
STEP TYPE これにより、ジョブ機能で追加したステップが表示されます。データ・ロード、スマート表またはプロシージャです。
STEP NUMBER このフィールドには、ステップ番号が表示されます。
ROWS LOADED このフィールドは、表に正常に挿入された、またはジョブの実行中に処理されたデータ行の数を参照します。
ROWS REJECTED このフィールドには、データ・エラー、制約違反、SQLエラー、挿入または更新の失敗などの様々な理由により、ジョブ実行中に正常にロードまたは処理されなかったデータ・レコードが表示されます。
ERROR MESSAGE このフィールドには、ジョブの実行中に発生した問題に関する詳細情報が表示されます。これらのメッセージは、ジョブが失敗したり、警告付きで完了する原因となった可能性のある問題のトラブルシューティングおよび解決に不可欠です。
DETAILS このフィールドには、各ジョブの実行の包括的な概要が表示されます。