Autonomous Data Warehouseのデータベース・サービス名
データ・ウェアハウス・ワークロード・タイプでAutonomous Databaseインスタンスに接続するために使用可能なサービス名について説明します。
データ・ウェアハウス・ワークロード・タイプのAutonomous Databaseインスタンスへの接続のサービス名の形式は次のとおりです:
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databasename_high
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databasename_medium
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databasename_low
これらのサービスは、コンシューマ・グループLOW
、MEDIUM
およびHIGH
にマップされます。
たとえば、データ・ウェアハウスのワークロード・タイプを使用してAutonomous Databaseを作成し、データベース名としてDB2024
を指定した場合、サービス名は次のとおりです:
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db2024_high
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db2024_medium
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db2024_low
db2024_low
サービスを使用して接続する場合、接続ではLOW
コンシューマ・グループが使用されます。
これらのコンシューマ・グループの基本特性は次のとおりです:
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HIGH: 最も高いリソース、最も低い同時実行性。問合せはパラレルで実行されます。
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MEDIUM: リソースの削減、同時実行性の向上。問合せはパラレルで実行されます。
事前定義されたサービスのいずれかを選択すると、ほとんどのアプリケーションで適切に機能する同時実行性の値が提供されます。デフォルト・サービスのいずれかを選択してもアプリケーションのパフォーマンス・ニーズを満たさない場合は、MEDIUMサービスを使用して同時実行性制限を変更できます。たとえば、単一ユーザー・ベンチマークを実行する場合、最高レベルのパラレル化(DOP)を得るために、MEDIUMサービスの同時実行性制限を1に設定できます。
コンピュート・モデル、ECPUまたはOCPUに応じて、詳細は次を参照してください。
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LOW: 最小リソース、最高の同時実行性。問合せは順次実行されます。
あるサービスを使用してデータベースに接続した後は、接続のコンシューマ・グループを変更してその接続を別のサービスに手動で切り替えないでください。サービスを使用して接続する場合、Autonomous Databaseは、コンシューマ・グループを設定するだけでなく、接続を構成するためにより多くのアクションを実行します。プロシージャ
CS_SESSION
.SWITCH_SERVICE
を使用して、別のサービスに切り替えることができます。
詳細は、SWITCH_SERVICEプロシージャを参照してください。