コンピュート・シェイプ

シェイプは、コンピュート・インスタンスに割り当てるOCPU数、メモリー容量およびVNIC数を決定するテンプレートです。Compute Cloud@Customerには、インスタンスのOCPU数およびメモリー量をカスタマイズできる柔軟なシェイプが用意されています。この柔軟性により、パフォーマンスを最適化し、リソースを効率的に使用しながら、ワークロード要件を満たすインスタンスを作成できます。

シェイプ構成は、インスタンスの作成時に選択します。詳細は、インスタンスの作成を参照してください。

注意

Compute Cloud@Customerで提供されているプラットフォーム・イメージのいずれかを使用してインスタンスを作成する場合、VM.PCAStandard.E5のみを選択します。フレックス・シェイプ。

次の表に、OCPUの数と、VM.PCAStandard.E5を使用して構成できるメモリーの量を示します。フレックス・シェイプ。

選択したOCPUの数によって、インスタンスの最大VNICアタッチメントおよびネットワーク帯域幅が決まります。

VM.PCAStandard.E5.Flex
仕様 使用可能な値
シェイプ名 VM.PCAStandard.E5.Flex
OCPU、最小- 最大 1〜96
メモリー、デフォルト OCPU当たり10 GB
メモリー、最小 OCPU当たり1 GB
メモリー、最大 64 GB/OCPU、最大960 GB

VNIC、最大

  • 1 OCPU: 2つのVNIC
  • 2~24 OCPU: 1OCPU当たり1 VNIC
  • 25 - 96: 24個のVNIC
帯域幅、最大
  • 1から24 OCPU: 24.6Gbps
  • 25~40 OCPU:OCPUごとに1Gbps
  • 41から96 OCPU: 40Gbps
シェイプの構成例
選択済OCPU 可能なメモリー範囲(GB) 最大VNIC 最大帯域幅(秒)
4 4 to 256 4 24.6
20 20〜960 20 24.6
30 30〜960 24 30
96 96〜960 24 40