パブリック・クラスタおよびプライベート・クラスタ

Compute Cloud@Customerでは、クラスタを作成する前に、クラスタに必要なネットワーク・アクセスの種類(パブリック・クラスタとプライベート・クラスタのどちらが必要か)を決定します。1つのVCNにパブリック・クラスタとプライベート・クラスタの両方を作成することはできません。

パブリック・クラスタとプライベート・クラスタの主な違いは、Kubernetes APIエンドポイントとワーカー・ロード・バランサのパブリック・サブネットとプライベート・サブネットのどちらを構成するかです。

ノート

ワーカー・ノードおよびコントロール・プレーン・ノードのサブネットは常にプライベートです。

ワーカー・ノードおよびコントロール・プレーン・ノードの場合、VCN内またはVCN外でのみアクセスを許可するルート・ルールを構成できます。このドキュメントでは、これらのルート表にvcn_privateおよびnat_privateという名前を付けます。クラスタがプライベートであるか、クラスタがパブリックであるかに関係なく、ワーカー・ノードおよびコントロール・プレーン・ノードに対してこれらのプライベート・サブネット構成のいずれかを選択できます。

パブリッククラスタ

パブリッククラスタには、次のネットワークリソースが必要です。

プライベート・クラスタ

複数のOKE VCNsを作成する場合、各CIDRは一意である必要があります。CIDRs of different VCNs for private clusters cannot overlap with any other VCN CIDRs or any on-premises CIDR.使用するIPアドレスは、各VCNに排他的である必要があります。

プライベートクラスタには、次のネットワークリソースがあります。