マッピング属性

「属性マッピング」ステップは、既存のターゲット・データ・エンティティを使用するデータ・ローダー・タスクでのみ使用できます。

データ・ローダー・タスクに既存のターゲット・データ・エンティティを指定すると、デフォルトでは、データ統合が属性名を使用して、ソース・エンティティとターゲット・エンティティの間で属性を自動的にマップします。

ソース・エンティティ属性をターゲット・エンティティ属性にマップするために、さらにマッピングを追加できます。属性のマッピングは、単一エンティティ・ロード・タイプと複数エンティティ・ロード・タイプのどちらかが構成されているデータ・ローダー・タスクでサポートされます。

データ・エンティティ属性とそのマッピングを表示するには:

  1. 「データ・ローダー・タスクの作成」ページで、「属性マッピング」ステップに移動します。

    データ・ローダー・タスクが複数エンティティ・ロード・タイプに対して構成されている場合は、エンティティのリストが表示されるまで待機する必要があります。

  2. 単一データ・エンティティ・ロード・タイプの場合:

    ソース・エンティティ表がターゲット・エンティティ表の横に表示されます。

    各エンティティの属性の合計数、マップ済属性の数、およびマッピングなしの属性の数が、表の上にある色分けされた数値アイコンに表示されます。

    オプション説明
    属性をフィルタ処理するメニュー

    両方の表で、すべての属性がデフォルトで表示されます。「名前」列ヘッダーの上にあるメニューに、「すべて」と表示されています。

    メニューを使用して、属性のリストをフィルタ処理します。「マップ済属性」または「未マップ属性」のみを表示するように選択できます。

    表の「マッピング」列のアイコンは、属性マッピングのタイプを示します。たとえば、「自動」または「手動」です。マッピングの上にカーソルを合せると、マップされた属性名が表示されます。

    名前による検索

    検索フィールドに属性名の一部を入力して、リストをすばやくフィルタ処理します。たとえば、nameと入力して、属性FIRST_NAMEおよびLAST_NAMEを表示できます。

    リストの折りたたみ/展開のアイコン

    「マッピング」列ヘッダーの上にある3つのドット・アイコンを使用して、リストの折りたたみと展開を行うことができます。

    名前によるマップ

    デフォルトでは、「名前によるマップ」マッピングがすでに追加されているため、このオプションは有効になっていません。データ統合によって、デフォルトのマッピング(ソース・エンティティ属性を属性名でターゲット・エンティティ属性にマップする)が自動的に追加されます。

    このオプションは、「名前によるマップ」マッピングが削除されると有効になります。

    パターンの追加

    このオプションを使用し、手動で、またはパターンを使用して、マッピングを追加します。

    以下を参照してください。

    マッピングの表示(1)

    このオプションを使用して、データ・ローダー・タスクに追加されたすべてのマッピングを表示します。カッコの数はマッピングの数を示します。

    マッピングの表示と削除を参照してください。

  3. 複数データ・エンティティ・ロード・タイプの場合:

    ターゲット・データ・エンティティにマップされているソース・データ・エンティティを示す表が表示されます。2つのエンティティ間でマップされた属性の数も表示されます。

    「マップされた属性数」n1/n2のように表示されます。n1は、ソース・エンティティのマップ済属性の数、n2はソース属性の総数です。たとえば、5/10は、ソース・エンティティに総数で10個の属性があり、5つの属性がターゲットの属性にマップされていることを意味します。

    オプション説明
    ターゲット・データ・エンティティの名前またはパターンでフィルタ

    フィールドに名前またはパターンを入力し、[Enter]を押してデータ・エンティティ・リストをフィルタ処理します。*などの特殊文字を使用して、名前の一部またはパターンを入力できます。たとえば、c*と入力すると、文字Cで始まるエンティティ名(CUSTOMER_AやCUSTOMERSなど)のみが表示されます。

    名前によるマップ

    デフォルトでは、「名前によるマップ」マッピングがすでに追加されているため、このオプションは有効になっていません。データ統合によって、デフォルトのマッピング(ソース・エンティティ属性を属性名でターゲット・エンティティ属性にマップする)が自動的に追加されます。

    このオプションは、「名前によるマップ」マッピングが削除されると有効になります。

    マッピングの追加

    このオプションを使用し、手動で、またはパターンを使用して、マッピングを追加します。

    以下を参照してください。

    マッピングの表示(1)

    このオプションを使用して、データ・ローダー・タスクに追加されたすべてのマッピングを表示します。カッコの数はマッピングの数を示します。

    マッピングの表示と削除を参照してください。

マッピングの表示と削除

デフォルトでは、データ統合は、属性名を照合して、ソース・エンティティ属性をターゲット・エンティティ属性に自動的にマップします。デフォルトのマッピングは、「名前によるマップ」タイプの「すべての属性」です。

デフォルト・マッピングと、ソース・エンティティ属性をターゲット・エンティティ属性にマップするために追加した他のマッピングを表示できます。

  1. 「データ・ローダー・タスクの作成」ページで、「属性マッピング」ステップに移動します。

    データ・ローダー・タスクが複数エンティティ・ロード・タイプに対して構成されている場合は、エンティティのリストが表示されるまで待機する必要があります。

  2. 「マッピングの表示(n)」を選択します。

    カッコの数はマッピングの数を示します。例: 「マッピングの表示(1)」

    「マッピング」パネルでのマッピングのタイプ:

    タイプマッピング
    名前によるマップ

    すべての属性

    データ統合によって、すべての属性を属性名でマップするデフォルト・マッピングが自動的に追加されます。

    パターンによるマップ

    例:

    *_NAME to $1_NAMEでは、ソース属性LAST_NAMEがターゲット属性TGT_LAST_NAMEにマップされたり、ソース属性FISRT_NAMEがターゲット属性TGT_FIRST_NAMEにマップされたりする可能性があります。

    マニュアル

    例:

    CITY to CITY_NAMEでは、ソース属性CITYがターゲット属性CITY_NAMEにマップされます。

  3. マッピングを削除するには、次の2つの方法のどちらかを使用できます:
    • マッピングのチェック・ボックスを選択し、「削除」を選択します。

    • マッピングのアクション・メニューを選択し、「削除」を選択します。

属性の手動マッピング

ターゲット属性にソース属性をドラッグして、属性マッピングを手動で作成します。

  1. 「データ・ローダー・タスクの作成」ページで、「属性マッピング」ステップに移動します。

    データ・ローダー・タスクが複数エンティティ・ロード・タイプに対して構成されている場合は、エンティティのリストが表示されるまで待機する必要があります。

  2. 単一データ・エンティティ・ロード・タイプの場合:

    デフォルトでは、すべての属性がソース・エンティティ表およびターゲット・エンティティ表に表示されます。「名前」列ヘッダーの上にあるメニューに、「すべて」と表示されています。マップされていない属性の「マッピング」列にはアイコンがありません。

    1. 各表で、メニューから「未マップ属性」を選択します。
    2. 手動マッピングを作成するには、ソース属性をターゲット属性にドラッグします。

      「手動」アイコンが「マッピング」列に追加されます。

  3. 複数データ・エンティティ・ロード・タイプの場合:

    データ・エンティティ表の「マップされた属性数」列には、マップされているソース属性の数が表示されます。たとえば、5/10は、ソース・エンティティに総数で10個の属性があり、5つの属性がターゲットの属性にすでにマップされていることを意味します。

    1. ソース・データ・エンティティの横にあるチェック・ボックスを選択し、「マッピングの追加」を選択します。

      「マッピングの追加」ページが表示され、選択したソース・エンティティの属性が1つの表に表示され、マップされるターゲット・エンティティの属性が別の表に表示されます。デフォルトでは、すべての属性がソース・エンティティとターゲット・エンティティの両方に表示されます。「名前」列ヘッダーの上にあるメニューに、「すべて」と表示されています。

      両方の表の「マッピング」列のアイコンは、属性マッピングのタイプを示します。たとえば、「自動」または「手動」です。マッピングの上にカーソルを合せると、マップされた属性名が表示されます。まだマップされていない属性の「マッピング」列にはアイコンがありません。

    2. 各表で、メニューから「未マップ属性」を選択します。
    3. 手動マッピングを作成するには、ソース属性をターゲット属性にドラッグします。

      「手動」アイコンが「マッピング」列に追加されます。

    4. ターゲット属性表の上にあるメニューを使用して、別のソース・エンティティを選択し、さらに手動マッピングを作成できます。
    5. 手動マッピングの作成が終了したら、「パターン・マッピングの保存」を選択します。
パターンによるマッピングの追加(単一エンティティ・ロード)
  1. 「データ・ローダー・タスクの作成」ページで、「属性マッピング」ステップに移動します。

    デフォルトでは、すべての属性がソース・エンティティ表およびターゲット・エンティティ表に表示されます。「名前」列ヘッダーの上にあるメニューに、「すべて」と表示されています。

  2. 「パターンの追加」を選択します。
  3. 表示される「パターンによるマップ」パネルで、ソース属性をターゲット属性にマップするためのソース・パターンおよびターゲット・パターンを定義します。パターンの照合では大文字と小文字が区別されます。

    パターンによるマップを参照してください。

  4. 「マッピングのプレビュー」を選択して、識別されたソース属性とターゲット属性がマップしようとする属性であることを確認します。
  5. 必要に応じて、ソース・パターンおよびターゲット・パターンを変更し、「マッピングのプレビュー」を再度選択します。
  6. 終了したら、「マップ」を選択します。
パターンによるマッピングの追加(複数エンティティ・ロード)
  1. 「データ・ローダー・タスクの作成」ページで、「属性マッピング」ステップに移動します。

    データ・ローダー・タスクが複数エンティティ・ロード・タイプに対して構成されている場合は、エンティティのリストが表示されるまで待機する必要があります。

  2. ソース・データ・エンティティの横にあるチェック・ボックスを選択し、「マッピングの追加」を選択します。

    「マッピングの追加」ページが表示され、選択したソース・エンティティの属性が1つの表に表示され、マップされるターゲット・エンティティの属性が別の表に表示されます。デフォルトでは、すべての属性がソース・エンティティとターゲット・エンティティの両方に表示されます。「名前」列ヘッダーの上にあるメニューに、「すべて」と表示されています。マップされていない属性の「マッピング」列にはアイコンがありません。

  3. 各表で、メニューから「未マップ属性」を選択すると、マップされていない属性のみを表示できます。
  4. 「パターンの追加」を選択します。
  5. 表示される「パターンによるマップ」パネルで、ソース属性をターゲット属性にマップするためのソース・パターンおよびターゲット・パターンを定義します。パターンの照合では大文字と小文字が区別されます。

    パターンによるマップを参照してください。

  6. 「マッピングのプレビュー」を選択して、識別されたソース属性とターゲット属性がマップしようとする属性であることを確認します。
  7. 必要に応じて、ソース・パターンおよびターゲット・パターンを変更し、「マッピングのプレビュー」を再度選択します。
  8. 終了したら、「マップ」を選択します。
  9. 「マッピングの追加」ページで、ターゲット属性表の上の「すべて表示」を選択するか、メニューを使用して別のソース・エンティティを選択します。次に、「パターンの追加」を選択し、ステップ5からステップ8の説明に従ってマッピングをさらに作成します。
  10. マッピングの作成が終了したら、「パターン・マッピングの保存」を選択します。