公開済タスクの実行スケジュール

タスクを手動で実行するか、スケジュールおよびタスク・スケジュールを使用して、データ統合でのタスクの実行を自動化します。

タスクを実行する前に、タスクをアプリケーションに公開するか、タスクをスケジュールする必要があります。タスク公開を参照してください。

公開済タスクを特定のスケジュールで自動実行するには、次の処理を実行する必要があります:

  • スケジュールの作成: スケジュールでは、タスクを実行する日時と頻度を定義します。1つのスケジュールを任意のタイプの複数のタスクに対して使用できます。
  • タスクにタスク・スケジュールを作成: タスク・スケジュールとは、特定のタスクに対する自動実行構成のことです。タスクを自動実行するようにスケジュールするには、タスク・スケジュールを作成し、そのタスク・スケジュールを既存のスケジュールに関連付けます。

スケジュールおよびタスク・スケジュールを使用して、公開済のタスクを特定の日時および特定の頻度間隔で自動実行できます。スケジュールは複数のタスク・スケジュールに関連付けることができますが、タスク・スケジュールは1つの既存のスケジュールにのみ関連付ける必要があります。

デフォルトでは、データ統合では、特定の時点でのタスクの同時またはパラレル・タスク実行が可能です。タスク・スケジュールによる同時タスク実行を禁止するには、タスク・スケジュールの作成時に「同時実行の無効化」チェック・ボックスを選択します。チェック・ボックスを選択すると、以前にトリガーされたスケジュール済タスク実行がまだ実行中の場合、タスク・スケジュールによるタスクのスケジュール済実行はスキップされます。

次のページでは、実行するタスクをスケジュールするための管理タスクについて説明します。

ノート

データ統合は、オープン・ソース・ジョブ・スケジューラのMISFIRE_INSTRUCTION_SMART_POLICYに従います。たとえば、スケジュールが午前3時に実行ジョブをトリガーするように設定されているとします。ただし、トリガー時にはシステムを使用できません。たとえば午前5時にシステムがバックアップされると、ジョブはスケジューラによってミスファイア状況が検出された直後に実行されます。