ジョブの作成
単一の管理対象データベースまたはデータベース・グループに対して管理操作を実行するSQLジョブを作成できます。
ジョブの作成時に提供される情報は、次のコンポーネントに接続して対話できるようにするためのものです:
- ジョブが実行される単一の管理対象データベースまたはデータベース・グループ。
- 外部データベースの場合、ホストにインストールされ、外部データベースに接続されたOracle Cloud Infrastructure管理エージェントがジョブの実行に使用されます。
ノート
Oracle CloudデータベースおよびAutonomous Databasesの場合、管理エージェントは必要ありません。 - 「問合せ」タイプのジョブのジョブ結果が格納されるOracle Cloud Infrastructureオブジェクト・ストレージ・バケット。
ジョブを作成するには:
新しいジョブは、管理対象データベースまたはデータベース・グループの「定義」タブの「ジョブ」セクションにリストされます。ジョブが実行中の場合、ジョブのステータスは「アクティブ」であり、すでに実行されている場合は「非アクティブ」です。
ジョブのアクション・アイコン()をクリックし、次のタスクを実行できます:
- 詳細の表示: クリックして「ジョブ詳細」ページに移動し、ジョブ、ジョブの実行と実行処理、ジョブが実行される関連付けられた管理対象データベース、およびタグ関連タスクを実行します。詳細は、ジョブの実行および実行処理のモニターを参照してください。
- ジョブのクローニング: ジョブをクローニングする場合にクリックします。
- ジョブの編集: 「アクティブ」状態のスケジュール済繰返しジョブの詳細を編集する場合にクリックします。
- ジョブの移動: 現在のコンパートメントから別のコンパートメントにジョブを移動する場合にクリックします。
- ジョブの削除: ジョブを削除する場合にクリックします。
「実行」タブの「ジョブ」セクションに、関連付けられた実行および実行処理を表示できます。「期間」フィールドで選択した期間のジョブ実行が、ジョブ実行処理のステータスの概要(「成功」、「失敗」および「進行中」)とともに表示されます。実行処理ステータスのリンクをクリックすると、実行処理をステータスでフィルタできます。
dbmgmtJobExecutionsCount
メトリックを使用して、Oracle Cloud Infrastructure Monitoringサービスのジョブ実行ステータスでメトリック問合せを作成し、アラームを作成できます。詳細は、Oracle Databasesのデータベース管理メトリックを参照してください。
失敗したジョブ・アラームの作成に使用できる問合せの例を次に示します:
dbmgmtJobExecutionsCount[1m]{managedDbId = "<OCID of the Oracle Database>", status = "Failed"}.mean()
問合せでは、managedDbId
ディメンションを使用して、問合せでOCIDが指定されている管理対象データベースの失敗したジョブを通知します。同様に、次のディメンションを使用できます。
managedDbGroupId
: データベース・グループ内のすべての管理対象データベースの失敗したジョブについて通知します。jobId
: 特定のジョブが失敗した場合に通知されます。
アラームの作成方法の詳細は、基本アラームの作成を参照してください。