ローカル・スクリプトを実行するステップの構成

インスタンスに存在するスクリプトを実行するようにユーザー定義ステップを構成できます。スクリプト・タイプおよびフォーマットは、スクリプト・タイプおよびフォーマットのすべての制限に従う必要があります。

スクリプト・タイプおよびフォーマットの制限のリストは、制限事項および考慮事項を参照してください。

ノート

スタンバイ・リージョンに移動した後、移動可能なコンピュート・インスタンスでユーザー定義のローカル・スクリプト・ステップを実行する場合:
  1. プライマリ・コンピュート・インスタンスでスクリプトが実行されるように、ユーザー定義グループおよびステップを構成します。
  2. DR計画を編集し、グループを並べ替えて、このユーザー定義グループおよびステップを、移動可能なコンピュート・インスタンスがスタンバイ・リージョンで起動されるグループの後のDR計画内の場所に移動します。
ゼロ以外のコードで終了するスクリプトは失敗したとみなされ、結果としてユーザー定義ステップの実行は失敗します。
  1. インスタンスが現在存在するリージョンを選択します。
    ノート

    インスタンスのリージョンを選択する場合は、選択したリージョンにインスタンスが現在存在することを確認する必要があります。インスタンスが別のリージョンに再配置された後にステップが実行された場合でも、選択したリージョンはインスタンスの現在のリージョンと一致する必要があります。
  2. 「ローカル・スクリプトの実行」のオプションを選択します。
  3. ターゲット・インスタンスを選択します。これは、スクリプトが存在し、実行されるインスタンスです。
    ノート

    ターゲット・インスタンスがプライベート・サブネットにある場合は、必ずNAT Gatewayを設定してください。詳細は、NAT Gatewayの設定を参照してください。
  4. 実行用のスクリプト・パラメータを指定します。これは、実行に必要なすべてのパラメータを含むスクリプトのフルパスである必要があります。たとえば:
    /home/opc/scripts/myscript.sh arg1 arg2 arg3
  5. オプションで、「実行ユーザー」を指定して、デフォルトのユーザーID ocarunとは異なるユーザーIDを使用してスクリプトを実行します。たとえば、opcユーザーとしてスクリプトを実行するには、「実行ユーザー」opcを指定します。
    ノート

    「ユーザーとして実行」オプションは、Windowsインスタンスではサポートされていません。ただし、Linuxインスタンスでは「ユーザーとして実行」オプションがサポートされています。
  6. 「ステップの追加」をクリックして、ユーザー定義グループおよびステップの追加を終了します。