ユーザー定義の計画グループおよびステップの追加

フルスタックDRが組み込みのグループとステップを含む初期DR計画を作成したあと、ユーザー定義のグループとステップを障害回復(DR)計画に追加できます。

ノート

ユーザー定義ステップは、Oracle Cloud Agentの「実行コマンド」機能を使用して、プライマリまたはスタンバイDR保護グループに存在するインスタンスでのみ実行できます。Oracle Functionsを使用してユーザー定義ステップを実行することもできます。
ノート

フェイルオーバー・プランの場合、ステップにファンクションを追加するときは、必ずスタンバイ・リージョンからファンクションを選択してください。
新しいユーザー定義グループおよびステップを計画に追加することも、新しいステップを既存のユーザー定義グループに追加することもできます。
  1. DR保護グループの「リソース」ページに移動します。
  2. 「リソース」パネルの「計画」リンクをクリックして、DR保護グループのDR計画をリストします。
  3. グループおよびステップを追加する計画の名前をクリックします。
    計画グループの順次リストを含む計画の詳細が表示されます。
  4. 「グループの追加」ボタンをクリックしてステップを含む新しいユーザー定義グループを追加するか、既存のユーザー定義グループの3つのドットの「アクション」メニューをクリックし、「ステップの追加」を選択してユーザー定義グループにステップを追加します。
  5. 新しいグループの名前を指定します(新しいグループを追加する場合)。
  6. 「後に追加」または「前に追加」をクリックして、特定のグループの前または後にグループを追加します。
    ノート

    「組込み事前チェック」グループの後に必ずグループを追加してください。「組込み事前チェック」グループの前にステップを追加しようとすると、プランは失敗します。
  7. グループのリストから「グループ」を選択します。
  8. 新しいステップの名前を指定します。
  9. 「ステップの有効化」を選択してステップの実行を有効にします。このボックスの選択を解除すると、DR計画実行ではこのステップがスキップされます。
  10. 新しいステップに対して次のエラー・モードのいずれかを選択します:
    1. エラー時に停止 – ステップ実行が失敗した場合にDR計画実行を停止することを示します。
    2. エラー時も続行 – ステップ実行が失敗した場合でもDR計画実行を続行することを示します。
  11. ステップのタイムアウト値を指定します。これは、ステップがタイムアウトしたとみなされるまでにステップ実行に許可される合計期間です。
  12. このステップが実行されるインスタンスを含むリージョンを選択します。これは、オブジェクト・ストアまたはローカル・スクリプトがインスタンスで実行されるステップにのみ適用されます。このリージョンは、ステップが実行されるリージョンではなく、インスタンスが現在存在するリージョンである必要があります。
    次の各項では、ユーザー定義ステップを構成して、ユーザーが指定したスクリプトまたはファンクションを実行するための3つの選択肢について説明します:
    • オブジェクト・ストレージ・スクリプトの実行
    • ローカル・スクリプトの実行
    • ファンクションの呼出し