メトリックのモニターによるプラガブル・データベースの問題の診断およびトラブルシューティング

データベース管理サービスを有効にして、プラガブル・データベースの問題を診断およびトラブルシューティングするためのメトリックを表示します。

データベース管理について

データベース管理者は、Oracle Cloud Infrastructureデータベース管理サービスを使用して、Oracle Databaseをモニターおよび管理できます。詳細は、データベース管理についてを参照してください。

パフォーマンス・ハブは、パフォーマンスの問題の修正やデータベースのチューニングに活用してパフォーマンスを向上できる診断データのビジュアル表示を提供します。パフォーマンス・ハブの詳細は、パフォーマンス・ハブを参照してください。

コンソールを使用したコンテナ・データベース(CDB)のデータベース管理の有効化

コンテナ・データベース(CDB)のデータベース管理を有効にするには、この手順を使用します。

ノート

データベース管理は、「データベース管理の管理」ページから有効にすることもできます。詳細は、Oracle Cloudデータベースのデータベース管理の有効化を参照してください。
  1. ナビゲーション・メニューを開きます。「Oracle Database」をクリックし、「Oracle Public Cloud上のExadata」をクリックします
  2. コンパートメントを選択します。

    Exadata VMクラスタのリストが表示されます。

  3. Exadata VMクラスタのリストで、データベース管理を有効にするデータベースを含むExadata VMクラスタをクリックします。

    「Exadata VMクラスタの詳細」ページが表示されます。

    「リソース」で、「データベース」がデフォルトで選択されています。

  4. データベースのリストで、データベース管理を有効にするデータベースをクリックします。

    「データベース詳細」ページが表示されます。

  5. 「データベース情報」セクションの「関連付けられたサービス」で、データベース管理のステータスを確認します。

    データベース管理が「無効」と表示されている場合は、次のステップを実行します:

データベース管理の有効化

  1. 「有効化」をクリックします。

    「データベース管理の有効化」ウィンドウが表示されます。

  2. 「データベース情報」セクションで、次の詳細を指定します:
    • データベース・タイプ: 読取り専用。データベースのタイプ。
    • Exadata VMクラスタ: 読取り専用。データベースが存在するコンパートメント。
    • データベース・ホーム: 読取り専用。データベースのデータベース・ホーム。
    • データベース名: 読取り専用。データベースの名前。
    • サービス名: データベースの一意のサービス名。デフォルトの一意の名前が表示されますが、これは必要に応じて変更できます。
    • プロトコル: Oracle Cloudデータベースに接続するには、「TCP」または「TCPS」のいずれかを選択します。デフォルトで「TCP」が選択されています。
      ノート

      • TCPSプロトコルを使用してExadata VMクラスタに対してデータベース管理を有効にした後でOracle Data Guardを有効にした場合、TCPSを再構成する必要があります。Oracle Data Guardを有効にすると、TCPS構成が上書きされるため、Oracle Data Guardを有効にした後、Exadata VMクラスタでTCPSを構成することをお薦めします。
      • 現在、データベース管理では、Oracle Data Guard構成がサポートされていないため、スタンバイ・データベースでデータベース管理機能を使用することはできません。
    • ポート: ポート番号を指定します。

      「プロトコル」フィールドでTCPが選択されている場合は、デフォルトでポート番号1521が表示されます。これは必要に応じて変更できます。1から65535の範囲のポート番号を選択できます。

    • データベース・ウォレット・シークレット: このフィールドは、「プロトコル」フィールドでTCPSが選択されている場合にのみ表示されます。
      1. ドロップダウン・リストからデータベース・ウォレットを含むシークレットを選択します。既存のデータベース・ウォレット・シークレットを使用できない場合は、ドロップダウン・リストから「新規シークレットの作成...」を選択します。

        「データベース・ウォレット・シークレットの作成」パネルが表示され、新しいシークレットを作成できます。

        データベース・ウォレットとボールト・サービスでのシークレットの作成の詳細は、Oracle Cloudデータベース関連の前提条件タスクを参照してください。

      2. データベース・ウォレットを含むシークレットを読み取るためのデータベース管理権限を付与するデータベース管理(dpd)サービス・ポリシーが作成されていない場合は、「システム・ポリシーが必要です...」というメッセージが表示されます。「ポリシーの追加」をクリックすると、サービス・ポリシーを表示したり自動的に作成できます。

        既存のシークレットの使用または新しいシークレットの作成に必要なボールト・サービス権限の詳細は、Oracle Cloudデータベースのデータベース管理を有効にするために必要な権限を参照してください。

  3. 「接続の資格証明の指定」セクションで、次の詳細を指定します:
    • データベース・ユーザー名: データベース・ユーザー名を入力します。
    • データベース・ユーザー・パスワード・シークレット:
      1. ドロップダウン・リストからデータベース・ユーザー・パスワードを含むシークレットを選択します。シークレットが存在するコンパートメントが表示されているコンパートメントと異なる場合は、「コンパートメントの変更」をクリックし、別のコンパートメントを選択します。データベース・ユーザー・パスワードが指定された既存のシークレットを使用できない場合は、ドロップダウン・リストから「新規シークレットの作成...」を選択します。

        「パスワード・シークレットの作成」パネルが表示され、新しいシークレットを作成できます。

        データベース・モニタリング・ユーザー資格証明の詳細と、データベース・ユーザー・パスワードをシークレットとしてボールト・サービスに保存する方法の詳細は、Oracle Cloudデータベース関連の前提条件タスクを参照してください。

      2. データベース・ウォレットを含むシークレットを読み取るためのデータベース管理権限を付与するデータベース管理(dpd)サービス・ポリシーが作成されていない場合は、「システム・ポリシーが必要です...」というメッセージが表示されます。「ポリシーの追加」をクリックすると、サービス・ポリシーを表示したり自動的に作成できます。

        既存のシークレットの使用または新しいシークレットの作成に必要なボールト・サービス権限の詳細は、Oracle Cloudデータベースのデータベース管理を有効にするために必要な権限を参照してください。

  4. 「プライベート・エンドポイントの情報」セクションで、Oracle CloudデータベースにアクセスできるVCN内でデータベース管理を表したものとして機能するプライベート・エンドポイントを選択します。

    別のコンパートメントからもプライベート・エンドポイントを選択できます。適切なデータベース管理プライベート・エンドポイントが使用可能になっていることを確認する必要があります。

    2つのタイプのデータベース管理プライベート・エンドポイントを次に示します:

    • ベア・メタルおよび仮想マシンDBシステム内の単一インスタンス・データベースのプライベート・エンドポイント。
    • 仮想マシンDBシステム内のOracle RACデータベースのプライベート・エンドポイント。

    データベース管理プライベート・エンドポイントが使用可能でない場合は、作成する必要があります。

    プライベート・エンドポイントの作成方法の詳細は、データベース管理プライベート・エンドポイントの作成を参照してください。

  5. 「管理オプション」セクションで、次のいずれかのオプションを選択します:
    • 完全管理: これには、基本管理機能とともに、フリート管理、拡張パフォーマンス・ハブおよびその他のSKU機能が含まれます。
    • 基本管理: これには、コンテナ・データベースのパフォーマンス・ハブ内の基本的なモニタリング・メトリック、およびASH分析およびSQLモニタリング機能が含まれます。

      管理オプションの詳細は、管理オプションについてを参照してください。

  6. 「データベース管理の有効化」をクリックします。
  7. Oracle Cloudデータベースの「データベース情報」ページにある「作業リクエスト」セクションへのリンクが記載された確認メッセージが表示されます。このリンクをクリックして、作業リクエストの進行状況をモニターします。
  8. 「データベース情報」セクションの「関連付けられたサービス」で、「データベース管理」のステータスが「有効」であるかどうかを確認します。

    「無効化」オプションも表示され、データベース管理を無効にする場合はこれをクリックできます。

データベース管理を有効にする際に問題が発生した場合は、考えられる原因および解決策について、「Oracle Cloudデータベースのデータベース管理を有効化する際に発生する問題」を参照してください。

コンソールを使用したプラガブル・データベース(PDB)のデータベース管理の有効化

プラガブル・データベース(PDB)のデータベース管理を有効にするには、この手順を使用します。

ノート

データベース管理は、「データベース管理の管理」ページから有効にすることもできます。詳細は、Oracle Cloudデータベースのデータベース管理の有効化を参照してください。

前提条件

プラガブル・データベースのデータベース管理を有効にするには、「完全管理」オプションを使用して、関連付けられたデータベースのデータベース管理を有効にします。

  1. ナビゲーション・メニューを開きます。「Oracle Database」をクリックし、「Oracle Public Cloud上のExadata」をクリックします
  2. コンパートメントを選択します。

    Exadata VMクラスタのリストが表示されます。

  3. Exadata VMクラスタのリストで、データベース管理を有効にするプラガブル・データベースを含むExadata VMクラスタをクリックします。

    「Exadata VMクラスタの詳細」ページが表示されます。

    「リソース」で、「データベース」がデフォルトで選択されています。

  4. データベースのリストで、データベース管理を有効にするプラガブル・データベースを含むデータベースをクリックします。

    「データベース詳細」ページが表示されます。

  5. 「リソース」で、「プラガブル・データベース」をクリックします。
  6. プラガブル・データベースのリストで、データベース管理を有効にするプラガブル・データベースをクリックします。

    「プラガブル・データベースの詳細」ページが表示されます。

  7. 「データベース情報」セクションの「関連付けられたサービス」で、データベース管理のステータスを確認します。

    データベース管理が「無効」と表示されている場合は、次のステップを実行します:

データベース管理の有効化

  1. 「有効化」をクリックします。

    「データベース管理の有効化」ウィンドウが表示されます。

  2. 「データベース情報」セクションで、次の詳細を指定します:
    • データベース・タイプ: 読取り専用。データベースのタイプ。
    • Exadata VMクラスタ: 読取り専用。データベースが存在するコンパートメント。
    • データベース・ホーム: 読取り専用。データベースのデータベース・ホーム。
    • プラガブル・データベース名: 読取り専用。データベースの名前。
    • サービス名: データベースの一意のサービス名。デフォルトの一意の名前が表示されますが、これは必要に応じて変更できます。
    • プロトコル: Oracle Cloudデータベースに接続するには、「TCP」または「TCPS」のいずれかを選択します。デフォルトで「TCP」が選択されています。
      ノート

      • TCPSプロトコルを使用してExadata VMクラスタに対してデータベース管理を有効にした後でOracle Data Guardを有効にした場合、TCPSを再構成する必要があります。Oracle Data Guardを有効にすると、TCPS構成が上書きされるため、Oracle Data Guardを有効にした後、Exadata VMクラスタでTCPSを構成することをお薦めします。
      • 現在、データベース管理では、Oracle Data Guard構成がサポートされていないため、スタンバイ・データベースでデータベース管理機能を使用することはできません。
    • ポート: ポート番号を指定します。

      「プロトコル」フィールドでTCPが選択されている場合は、デフォルトでポート番号1521が表示されます。これは必要に応じて変更できます。1から65535の範囲のポート番号を選択できます。

    • データベース・ウォレット・シークレット: このフィールドは、「プロトコル」フィールドでTCPSが選択されている場合にのみ表示されます。
      1. ドロップダウン・リストからデータベース・ウォレットを含むシークレットを選択します。既存のデータベース・ウォレット・シークレットを使用できない場合は、ドロップダウン・リストから「新規シークレットの作成...」を選択します。

        「データベース・ウォレット・シークレットの作成」パネルが表示され、新しいシークレットを作成できます。

        データベース・ウォレットとボールト・サービスでのシークレットの作成の詳細は、Oracle Cloudデータベース関連の前提条件タスクを参照してください。

      2. データベース・ウォレットを含むシークレットを読み取るためのデータベース管理権限を付与するデータベース管理(dpd)サービス・ポリシーが作成されていない場合は、「システム・ポリシーが必要です...」というメッセージが表示されます。「ポリシーの追加」をクリックすると、サービス・ポリシーを表示したり自動的に作成できます。

        既存のシークレットの使用または新しいシークレットの作成に必要なボールト・サービス権限の詳細は、Oracle Cloudデータベースのデータベース管理を有効にするために必要な権限を参照してください。

  3. 「接続の資格証明の指定」セクションで、次の詳細を指定します:
    • データベース・ユーザー名: データベース・ユーザー名を入力します。
    • データベース・ユーザー・パスワード・シークレット:
      1. ドロップダウン・リストからデータベース・ユーザー・パスワードを含むシークレットを選択します。シークレットが存在するコンパートメントが表示されているコンパートメントと異なる場合は、「コンパートメントの変更」をクリックし、別のコンパートメントを選択します。データベース・ユーザー・パスワードが指定された既存のシークレットを使用できない場合は、ドロップダウン・リストから「新規シークレットの作成...」を選択します。

        「パスワード・シークレットの作成」パネルが表示され、新しいシークレットを作成できます。

        データベース・モニタリング・ユーザー資格証明の詳細と、データベース・ユーザー・パスワードをシークレットとしてボールト・サービスに保存する方法の詳細は、Oracle Cloudデータベース関連の前提条件タスクを参照してください。

      2. データベース・ウォレットを含むシークレットを読み取るためのデータベース管理権限を付与するデータベース管理(dpd)サービス・ポリシーが作成されていない場合は、「システム・ポリシーが必要です...」というメッセージが表示されます。「ポリシーの追加」をクリックすると、サービス・ポリシーを表示したり自動的に作成できます。

        既存のシークレットの使用または新しいシークレットの作成に必要なボールト・サービス権限の詳細は、Oracle Cloudデータベースのデータベース管理を有効にするために必要な権限を参照してください。

  4. 「プライベート・エンドポイントの情報」セクションで、Oracle CloudデータベースにアクセスできるVCN内でデータベース管理を表したものとして機能するプライベート・エンドポイントを選択します。

    別のコンパートメントからもプライベート・エンドポイントを選択できます。適切なデータベース管理プライベート・エンドポイントが使用可能になっていることを確認する必要があります。

    2つのタイプのデータベース管理プライベート・エンドポイントを次に示します:

    • ベア・メタルおよび仮想マシンDBシステム内の単一インスタンス・データベースのプライベート・エンドポイント。
    • 仮想マシンDBシステム内のOracle RACデータベースのプライベート・エンドポイント。

    データベース管理プライベート・エンドポイントが使用可能でない場合は、作成する必要があります。

    プライベート・エンドポイントの作成方法の詳細は、データベース管理プライベート・エンドポイントの作成を参照してください。

  5. 「管理オプション」セクションで、次のいずれかのオプションを選択します:
    • 完全管理: これには、基本管理機能とともに、フリート管理、拡張パフォーマンス・ハブおよびその他のSKU機能が含まれます。
    • 基本管理: これには、コンテナ・データベースのパフォーマンス・ハブ内の基本的なモニタリング・メトリック、およびASH分析およびSQLモニタリング機能が含まれます。

      管理オプションの詳細は、管理オプションについてを参照してください。

  6. 「データベース管理の有効化」をクリックします。
  7. Oracle Cloudデータベースの「データベース情報」ページにある「作業リクエスト」セクションへのリンクが記載された確認メッセージが表示されます。このリンクをクリックして、作業リクエストの進行状況をモニターします。
  8. 「データベース情報」セクションの「関連付けられたサービス」で、「データベース管理」のステータスが「有効」であるかどうかを確認します。

    「無効化」オプションも表示され、データベース管理を無効にする場合はこれをクリックできます。

データベース管理を有効にする際に問題が発生した場合は、考えられる原因および解決策について、「Oracle Cloudデータベースのデータベース管理を有効化する際に発生する問題」を参照してください。

コンソールを使用したプラガブル・データベース(PDB)のデータベース管理の編集

プラガブル・データベース(PDB)のデータベース管理構成を編集するには、この手順を使用します。

ノート

データベース管理は、「データベース管理の管理」ページから有効にすることもできます。詳細は、Oracle Cloudデータベースのデータベース管理の有効化を参照してください。

前提条件

プラガブル・データベースのデータベース管理を有効にするには、「完全管理」オプションを使用して、関連付けられたデータベースのデータベース管理を有効にします。

  1. ナビゲーション・メニューを開きます。「Oracle Database」をクリックし、「Oracle Public Cloud上のExadata」をクリックします
  2. コンパートメントを選択します。

    Exadata VMクラスタのリストが表示されます。

  3. Exadata VMクラスタのリストで、データベース管理を編集するプラガブル・データベースを含むExadata VMクラスタをクリックします。

    「Exadata VMクラスタの詳細」ページが表示されます。

    「リソース」で、「データベース」がデフォルトで選択されています。

  4. データベースのリストで、データベース管理を編集するプラガブル・データベースを含むデータベースをクリックします。

    「データベース詳細」ページが表示されます。

  5. 「リソース」で、「プラガブル・データベース」をクリックします。
  6. プラガブル・データベースのリストで、データベース管理を編集するプラガブル・データベースをクリックします。

    「プラガブル・データベースの詳細」ページが表示されます。

  7. 「データベース情報」セクションの「関連付けられたサービス」で、データベース管理のステータスを確認します。

    データベース管理が「有効」と表示されている場合は、次のステップを実行してデータベース管理を編集します:

データベース管理の編集

  1. 「有効化」をクリックします。

    「データベース管理の編集」ウィンドウが表示されます。

  2. 「データベース情報」セクションで、次の詳細を指定します:
    • データベース・タイプ: 読取り専用。データベースのタイプ。
    • Exadata VMクラスタ: 読取り専用。データベースが存在するコンパートメント。
    • データベース・ホーム: 読取り専用。データベースのデータベース・ホーム。
    • プラガブル・データベース名: 読取り専用。データベースの名前。
    • サービス名: データベースの一意のサービス名。デフォルトの一意の名前が表示されますが、これは必要に応じて変更できます。
    • プロトコル: Oracle Cloudデータベースに接続するには、「TCP」または「TCPS」のいずれかを選択します。デフォルトで「TCP」が選択されています。
      ノート

      • TCPSプロトコルを使用してExadata VMクラスタに対してデータベース管理を有効にした後でOracle Data Guardを有効にした場合、TCPSを再構成する必要があります。Oracle Data Guardを有効にすると、TCPS構成が上書きされるため、Oracle Data Guardを有効にした後、Exadata VMクラスタでTCPSを構成することをお薦めします。
      • 現在、データベース管理では、Oracle Data Guard構成がサポートされていないため、スタンバイ・データベースでデータベース管理機能を使用することはできません。
    • ポート: ポート番号を指定します。

      「プロトコル」フィールドでTCPが選択されている場合は、デフォルトでポート番号1521が表示されます。これは必要に応じて変更できます。1から65535の範囲のポート番号を選択できます。

    • データベース・ウォレット・シークレット: このフィールドは、「プロトコル」フィールドでTCPSが選択されている場合にのみ表示されます。
      1. ドロップダウン・リストからデータベース・ウォレットを含むシークレットを選択します。既存のデータベース・ウォレット・シークレットを使用できない場合は、ドロップダウン・リストから「新規シークレットの作成...」を選択します。

        「データベース・ウォレット・シークレットの作成」パネルが表示され、新しいシークレットを作成できます。

        データベース・ウォレットとボールト・サービスでのシークレットの作成の詳細は、Oracle Cloudデータベース関連の前提条件タスクを参照してください。

      2. データベース・ウォレットを含むシークレットを読み取るためのデータベース管理権限を付与するデータベース管理(dpd)サービス・ポリシーが作成されていない場合は、「システム・ポリシーが必要です...」というメッセージが表示されます。「ポリシーの追加」をクリックすると、サービス・ポリシーを表示したり自動的に作成できます。

        既存のシークレットの使用または新しいシークレットの作成に必要なボールト・サービス権限の詳細は、Oracle Cloudデータベースのデータベース管理を有効にするために必要な権限を参照してください。

  3. 「接続の資格証明の指定」セクションで、次の詳細を指定します:
    • データベース・ユーザー名: データベース・ユーザー名を入力します。
    • データベース・ユーザー・パスワード・シークレット:
      1. ドロップダウン・リストからデータベース・ユーザー・パスワードを含むシークレットを選択します。シークレットが存在するコンパートメントが表示されているコンパートメントと異なる場合は、「コンパートメントの変更」をクリックし、別のコンパートメントを選択します。データベース・ユーザー・パスワードが指定された既存のシークレットを使用できない場合は、ドロップダウン・リストから「新規シークレットの作成...」を選択します。

        「パスワード・シークレットの作成」パネルが表示され、新しいシークレットを作成できます。

        データベース・モニタリング・ユーザー資格証明の詳細と、データベース・ユーザー・パスワードをシークレットとしてボールト・サービスに保存する方法の詳細は、Oracle Cloudデータベース関連の前提条件タスクを参照してください。

      2. データベース・ウォレットを含むシークレットを読み取るためのデータベース管理権限を付与するデータベース管理(dpd)サービス・ポリシーが作成されていない場合は、「システム・ポリシーが必要です...」というメッセージが表示されます。「ポリシーの追加」をクリックすると、サービス・ポリシーを表示したり自動的に作成できます。

        既存のシークレットの使用または新しいシークレットの作成に必要なボールト・サービス権限の詳細は、Oracle Cloudデータベースのデータベース管理を有効にするために必要な権限を参照してください。

  4. 「プライベート・エンドポイントの情報」セクションで、Oracle CloudデータベースにアクセスできるVCN内でデータベース管理を表したものとして機能するプライベート・エンドポイントを選択します。

    別のコンパートメントからもプライベート・エンドポイントを選択できます。適切なデータベース管理プライベート・エンドポイントが使用可能になっていることを確認する必要があります。

    2つのタイプのデータベース管理プライベート・エンドポイントを次に示します:

    • ベア・メタルおよび仮想マシンDBシステム内の単一インスタンス・データベースのプライベート・エンドポイント。
    • 仮想マシンDBシステム内のOracle RACデータベースのプライベート・エンドポイント。

    データベース管理プライベート・エンドポイントが使用可能でない場合は、作成する必要があります。

    プライベート・エンドポイントの作成方法の詳細は、データベース管理プライベート・エンドポイントの作成を参照してください。

  5. 「管理オプション」セクションで、次のいずれかのオプションを選択します:
    • 完全管理: これには、基本管理機能とともに、フリート管理、拡張パフォーマンス・ハブおよびその他のSKU機能が含まれます。
    • 基本管理: これには、コンテナ・データベースのパフォーマンス・ハブ内の基本的なモニタリング・メトリック、およびASH分析およびSQLモニタリング機能が含まれます。

      管理オプションの詳細は、管理オプションについてを参照してください。

  6. 「データベース管理の有効化」をクリックします。
  7. Oracle Cloudデータベースの「データベース情報」ページにある「作業リクエスト」セクションへのリンクが記載された確認メッセージが表示されます。このリンクをクリックして、作業リクエストの進行状況をモニターします。
  8. 「データベース情報」セクションの「関連付けられたサービス」で、「データベース管理」のステータスが「有効」であるかどうかを確認します。

    「無効化」オプションも表示され、データベース管理を無効にする場合はこれをクリックできます。

データベース管理を有効にする際に問題が発生した場合は、考えられる原因および解決策について、「Oracle Cloudデータベースのデータベース管理を有効化する際に発生する問題」を参照してください。

コンソールを使用したプラガブル・データベース(PDB)のデータベース管理の無効化

プラガブル・データベース(PDB)のデータベース管理を無効にするには、この手順を使用します。

  1. ナビゲーション・メニューを開きます。「Oracle Database」をクリックし、「Oracle Public Cloud上のExadata」をクリックします
  2. コンパートメントを選択します。

    Exadata VMクラスタのリストが表示されます。

  3. Exadata VMクラスタのリストで、データベース管理を無効にするプラガブル・データベースを含むExadata VMクラスタをクリックします。

    「Exadata VMクラスタの詳細」ページが表示されます。

    「リソース」で、「データベース」がデフォルトで選択されています。

  4. データベースのリストで、データベース管理を無効にするプラガブル・データベースを含むデータベースをクリックします。

    「データベース詳細」ページが表示されます。

  5. 「リソース」で、「プラガブル・データベース」をクリックします。
  6. プラガブル・データベースのリストで、データベース管理を無効にするプラガブル・データベースをクリックします。

    「プラガブル・データベースの詳細」ページが表示されます。

  7. 「データベース情報」セクションの「関連付けられたサービス」で、データベース管理のステータスを確認します。
  8. データベース管理が「有効」と表示されている場合は、次のステップを実行してデータベース管理を無効にします:
    1. 「無効化」をクリックします。
    2. 「データベース情報」ページにある「作業リクエスト」セクションへのリンクが記載された確認メッセージが表示されます。このリンクをクリックして、作業リクエストの進行状況をモニターします。
    3. 「データベース情報」セクションの「関連付けられたサービス」で、「データベース管理」のステータスが「無効」であるかどうかを確認します。

コンソールを使用したコンテナ・データベース(CDB)のパフォーマンス・ハブの表示

コンテナ・データベース(CDB)のパフォーマンス・ハブを表示するには、この手順を使用します。パフォーマンス・レポートを表示するには、まずデータベース管理を有効にする必要があります。

  1. ナビゲーション・メニューを開きます。「Oracle Database」をクリックし、「Oracle Public Cloud上のExadata」をクリックします
  2. コンパートメントを選択します。

    Exadata VMクラスタのリストが表示されます。

  3. Exadata VMクラスタのリストで、パフォーマンス・ハブを表示するデータベースを含むExadata VMクラスタをクリックします。

    「Exadata VMクラスタの詳細」ページが表示されます。

    「リソース」で、「データベース」がデフォルトで選択されています。

  4. データベースのリストで、パフォーマンス・ハブを表示するデータベースをクリックします。

    「データベース詳細」ページが表示されます。

  5. 「パフォーマンス・ハブ」をクリックします。

基本管理では、パフォーマンス・ハブによってASH分析およびSQLモニタリングが提供されます。拡張管理では、さらにADDMワークロードおよびブロックしているセッションが提供されます。

パフォーマンス・ハブを使用すると、管理対象データベースのレポートをダウンロードできます。レポートのダウンロードの詳細は、自動ワークロード・リポジトリ(AWR)レポートアクティブ・セッション履歴(ASH)レポートおよびパフォーマンス・ハブ・レポートを参照してください。

コンソールを使用したプラガブル・データベース(PDB)のパフォーマンス・ハブの表示

プラガブル・データベース(PDB)のパフォーマンス・ハブを表示するには、この手順を使用します。パフォーマンス・レポートを表示するには、まずデータベース管理を有効にする必要があります。

  1. ナビゲーション・メニューを開きます。「Oracle Database」をクリックし、「Oracle Public Cloud上のExadata」をクリックします
  2. コンパートメントを選択します。

    Exadata VMクラスタのリストが表示されます。

  3. Exadata VMクラスタのリストで、パフォーマンス・ハブを表示するプラガブル・データベースを含むExadata VMクラスタをクリックします。

    「Exadata VMクラスタの詳細」ページが表示されます。

    「リソース」で、「データベース」がデフォルトで選択されています。

  4. データベースのリストで、プラガブル・データベースを含むデータベースをクリックします。

    「データベース詳細」ページが表示されます。

  5. 「リソース」で、「プラガブル・データベース」をクリックします。
  6. プラガブル・データベースのリストで、目的のプラガブル・データベースをクリックします。

    「プラガブル・データベースの詳細」ページが表示されます。

  7. 「パフォーマンス・ハブ」をクリックします。

基本管理では、パフォーマンス・ハブによってASH分析およびSQLモニタリングが提供されます。拡張管理では、さらにADDMワークロードおよびブロックしているセッションが提供されます。

パフォーマンス・ハブを使用すると、管理対象データベースのレポートをダウンロードできます。レポートのダウンロードの詳細は、自動ワークロード・リポジトリ(AWR)レポートアクティブ・セッション履歴(ASH)レポートおよびパフォーマンス・ハブ・レポートを参照してください。

APIを使用したデータベース管理サービスの有効化、無効化または更新

APIの使用およびリクエストの署名の詳細は、REST APIおよびセキュリティ資格証明を参照してください。SDKについては、ソフトウェア開発キットとコマンドライン・インタフェースを参照してください。

次のAPI操作を使用して、データベース管理サービスを構成します。

  • Oracle Cloud InfrastructureにあるOracle Databaseのデータベース管理サービスを有効にして、メトリックおよびパフォーマンス・ハブを含むツールにアクセスします: enableDatabaseManagement

  • データベース管理サービスの無効化: disableDatabaseManagement
  • データベース管理構成の更新: updateDatabaseManagement

Oracle Cloudデータベース・メトリック

メトリックを使用して、問題を診断およびトラブルシューティングします。

Oracle Cloudデータベースのメトリックは、CPUおよびストレージ使用率、データベースのログオンおよび接続試行の成功数や失敗数、データベース操作、SQL問合せ、トランザクションなど、有用な定量データを測定するのに役立ちます。

詳細は、Oracle Cloudデータベース・メトリックを参照してください。

コンソールを使用したコンテナ・データベース(CDB)のメトリックの表示

コンテナ・データベース(CDB)のメトリックを表示するには、最初に「完全管理」オプションを使用してデータベース管理を有効にする必要があります。

データベースのデータベース管理を有効にするには、コンソールを使用したデータベースのデータベース管理の有効化を参照してください。

  1. ナビゲーション・メニューを開きます。「Oracle Database」をクリックし、「Oracle Public Cloud上のExadata」をクリックします
  2. コンパートメントを選択します。

    Exadata VMクラスタのリストが表示されます。

  3. Exadata VMクラスタのリストで、メトリックを表示するデータベースを含むExadata VMクラスタをクリックします。

    「Exadata VMクラスタの詳細」ページが表示されます。

    「リソース」で、「データベース」がデフォルトで選択されています。

  4. データベースのリストで、メトリックを表示するデータベースをクリックします。

    「データベース詳細」ページが表示されます。

  5. 「リソース」で、「メトリック」をクリックします。

コンソールを使用したプラガブル・データベース(PDB)のメトリックの表示

プラガブル・データベース(PDB)のメトリックを表示するには、次の前提条件が満たされている必要があります:

  • 「完全管理」オプションを使用して、データベースのデータベース管理を有効にします。
  • プラガブル・データベースのデータベース管理を有効にします。
  1. ナビゲーション・メニューを開きます。「Oracle Database」をクリックし、「Oracle Public Cloud上のExadata」をクリックします
  2. コンパートメントを選択します。

    Exadata VMクラスタのリストが表示されます。

  3. Exadata VMクラスタのリストで、メトリックを表示するプラガブル・データベースを含むExadata VMクラスタをクリックします。

    「Exadata VMクラスタの詳細」ページが表示されます。

    「リソース」で、「データベース」がデフォルトで選択されています。

  4. データベースのリストで、プラガブル・データベースを含むデータベースをクリックします。

    「データベース詳細」ページが表示されます。

  5. 「リソース」で、「プラガブル・データベース」をクリックします。
  6. プラガブル・データベースのリストで、メトリックを表示するプラガブル・データベースをクリックします。

    「プラガブル・データベースの詳細」ページが表示されます。

  7. 「リソース」で、「メトリック」をクリックします。
  8. 「メトリック・ネームスペース」から、メトリックを表示するネームスペースを選択します。
    ノート

    • データベース管理が有効な場合、oracle_oci_databaseネームスペースからのみメトリックを表示できます。
    • データベース管理が無効な場合、メトリックのデータを提供するには、データベース管理を有効にする必要があることを示すバナーが表示されます。

基本管理では、パフォーマンス・ハブによってASH分析およびSQLモニタリングが提供されます。拡張管理では、さらにADDMワークロードおよびブロックしているセッションが提供されます。