Exadata Cloud Infrastructureの準備

OCIとサイト、ネットワークおよびストレージの要件を確認して、Exadata Cloud Infrastructureを準備し、データ・センターにデプロイします。

Oracle Exadata Database Service on Dedicated InfrastructureのOracle Cloud Infrastructure (OCI)要件

Oracle Cloud Infrastructureの使用を開始するための基本的な概念について学習します。

Exadata Cloud Infrastructureは、Oracle Cloud Infrastructure (OCI)コントロール・プレーンによって管理されます。Exadata Cloud InfrastructureリソースはOCIテナンシにデプロイされます。

Exadata Cloud Infrastructureインフラストラクチャをプロビジョニングするには、Oracle Cloud InfrastructureテナンシがOracle Exadata Database Service on Dedicated Infrastructureを使用できるようになっている必要があります。詳細は、このドキュメントの情報を確認してください。

次のタスクは、すべてのOCIデプロイメントで共通です。関連トピックのリンクを参照して、関連するOracle Cloud Infrastructureドキュメントを確認してください。

  • OCIの開始。

    OCIを初めて使用する場合は、OCIスタート・ガイドに従って、開始するための基本的な概念について学習します。

  • テナンシの設定。

    OracleがOCIでテナンシを作成した後、会社の管理者は、いくつかの設定タスクを実行し、クラウド・リソースおよびユーザーの組織計画を確立する必要があります。このトピックの情報は、作業の開始に役立ちます。

  • リージョンの管理

    このトピックでは、リージョン・サブスクリプションの管理の基本について説明します。

  • コンパートメントの管理

    このトピックでは、コンパートメントの作業の基本について説明します。

  • ユーザーの管理

    このトピックでは、ユーザーの作業の基本について説明します。

  • グループの管理

    このトピックでは、グループの作業の基本について説明します。

Exadata Cloud Infrastructureに必要なIAMポリシー

Oracle Exadata Database Service on Dedicated Infrastructureシステムをプロビジョニングするためのアイデンティティ・アクセス管理(IAM)ポリシーを確認します。

ポリシーは、リソースに対して誰がどのタイプのアクセス権を持つかを指定するIAMドキュメントです。これは様々な方法で使用されます:
  • ポリシー言語で記述された個々のステートメント
  • Oracle Cloud ID (OCID)が割り当てられている、単一の名前付きポリシー・ドキュメントに含まれるステートメントのコレクション
  • 組織がリソースへのアクセスを制御するために使用する各ポリシーの全体

コンパートメントは、組織の管理者から権限を付与された特定のグループのみがアクセスできる関連リソースのコレクションです。

Oracle Cloud Infrastructureを使用するには、管理者が記述するポリシーで、コンソールを使用するか、ソフトウェア開発キット(SDK)、コマンドライン・インタフェース(CLI)またはその他のツールでREST APIを使用するかにかかわらず、必要なタイプのアクセス権が付与されている必要があります。アクションを実行しようとして、権限がない、または認可されていないというメッセージが表示された場合は、付与されているアクセスのタイプと作業するコンパートメントをテナンシ管理者に確認してください。

管理者の場合: 「データベース管理者がDBシステムを管理できるようにします」というポリシーにより、指定したグループがデータベースおよび関連データベース・リソースに対してすべてのことを実行できます。

ポリシーを初めて使用する場合は、「ポリシーの開始」および「共通ポリシー」を参照してください。データベースのポリシーの記述を詳細に調査する場合は、「データベース・サービスの詳細」を参照してください。

Exadata Cloud@Customerリソースに固有のポリシーの記述の詳細は、「Exadata Cloud Infrastructureのポリシー詳細」を参照してください。

保護ポリシーの作成

Recovery Serviceでは、保護ポリシーを使用してOracle Cloudでのデータベース・バックアップの保存を制御します。

保護ポリシーは、規制された環境の要件を満たす、保護されたデータベースの自動保存管理を提供します。保護された各データベースは、1つの保護ポリシーに関連付ける必要があります。

保護ポリシーは、リカバリ・サービスによって作成されたバックアップを保持できる最大期間(日数)を決定します。ビジネス要件に基づいて、保護されているデータベースごとに個別のポリシーを割り当てるか、VCN内のすべての保護されているデータベースにまたがって単一のポリシーを使用できます。詳細は、保護ポリシーの構成についてを参照してください。

Oracle Cloud Infrastructure (OCI)コンソールを使用して保護ポリシーを構成および管理するには、保護ポリシーの作成で説明されているステップに従います。